100点を目指しちゃダメ!?いますぐやめるべき勘違いだらけの「マスクメイク」をプロが指摘
2021/07/29
マスクで隠れない目元に気合いを入れすぎたアイメイク、マスクの擦れでも崩れないように厚塗りしすぎたベースメイク…など、メイク下手な方が陥りやすい“勘違いマスクメイク”とは?
ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんからその改善方法を学び、NGメイクから脱出を!
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
メイクは80点くらいでOK
マスクをしていて目元しか見えないから…と、眉毛をがんばりすぎて眉頭を強く描いてしまったり、アイメイクを盛りすぎてしまったり…あまり印象のよいものではありませんよね。さらには、暑くなってきて汗で崩れるのがイヤだからと厚塗りしてしまうのは逆効果。かえって崩れやすくなってしまいます。かといって、見えないからと何もしないのもNG。日焼け止めだけは塗りましょう。
いずれにしても、メイクはがんばりすぎてはダメ!80点くらいでよいので、リラックスすることが大事ですよ。
NGマスクメイク1:気合いの入りすぎた眉毛
気合いの入りすぎた眉毛は怖く見えてしまいます。とくに眉頭は語りがち!相手にしっかりしている印象を与えたいと思うと、どうしても眉頭を強く描きがちです。スクリューブラシできちんとボカしましょう。
また、毛のないところを埋めるように、しっかり塗り潰してしまうとイマドキ感がなくなってしまうので注意!暗すぎない色味のアイブロウマスカラなどを取り入れるとよいですね。毛が立体的になるのでナチュラル、健康的に見えますよ。
NGマスクメイク2:太い&濃すぎのアイライン
アイラインはまぶたの上に太く&濃く入れるのではなく、インラインにブラウンを入れてあげるとキレイです。わざとらしくない、自然なくっきり感をつくることが大事ですよ。
NGマスクメイク3:まつ毛が上がっていない
人が相手の“目”から受ける印象は、まつ毛までがセットです。ほかのアイメイクはせずとも、マスカラだけはしましょう。上まつ毛だけだとボンヤリしてしまうので、上下のまつ毛に塗ってね。
NGマスクメイク4:目の上(上まぶた)だけのアイメイク
目の下(下まぶた)をおろそかにして、目の上(上まぶた)だけメイクするとボンヤリしてしまいます。目尻の下部分1/3にも、上と同じカラーのアイシャドウを入れてあげて。
また、目頭にも明るい色を入れてあげることで、マスクで見えていない目から下も明るいように見せることができますよ。加えて、目の横のCゾーンにハイライターを入れれば、自然な明るさを出すことができます。