【40歳過ぎても太らない人の1週間】「食後の甘い物ルーティン」で血糖値の急上昇を防いで体形キープ
2022/06/23
「水を飲んでも太る」と思うくらい、代謝が落ちてやせにくくなる40代以降。それなのに!体形の変わらない、隣のあの人。実は、おやつも食べているしご飯もちゃんと食べているんです……。一体なぜ太らないのか、そのナゾに迫ります!
<教えてくれた人>
中島愛さん(43歳 鹿児島県)
夫、長女(中2)、次女(小5)、長男(小3)の5人家族。厳しいダイエットをしたことはないが、妊娠、出産期以外はほぼ体重の増減ゼロですっきりした体形をキープ。
甘い物が好きすぎるから、制限したらストレスで太っちゃいます
毎日甘い物を食べながら20年以上体形を維持している中島さん。その秘訣は、なんと甘い物を我慢しないこと!?甘い物の制限はストレスを招き、ドカ食いのもとに。だから、「甘い物は我慢せず、朝食時か血糖値が上がりにくい食後にとるようにしている」そう。さらに、甘い物は家族で分ける、積極的に体を動かすなど太らない工夫を習慣化。また、食事は雑穀ご飯を主食に、野菜ときのこ多めのあっさりした料理にするのもポイントです。
毎日、甘い物を食べてこの体形
160.8cm 48kg
体脂肪率約23.8%
甘い物フリークの43歳中島さんが太らない理由
1 食後の甘い物ルーティンで血糖値の急上昇を防ぐ
夕食後ひと呼吸おいたら、1日を締めくくる楽しい甘い物タイム。食事のあとなら血糖値の急上昇が抑えられます。
2 家族でカロリーを分け合う
職場で甘い物をいただくことが多い中島さん。その場で食べたい衝動はグッとこらえ、持ち帰って家族とシェア。「みんなで食べれば食べすぎません!」。
3 THE糖質の塊は朝食べて1日で消費しきる
「朝に食べた分は日中に消費できるので、朝は好き放題食べてます。ケーキとミルクティー、グラノーラを一度にとっちゃうのも朝ならアリ(笑)」。
4 食材MIXでやせ力アップ
例えばスムージーを作るとき、果物や牛乳は数種類ずつ使用します。単体で作るよりいろんな栄養がとれる上、少量でも満足感が高いのも嬉しい。
全て牛乳で作らず、一部を低脂肪乳にすることでカロリーをダウン。
5 甘い誘惑に隙を見せないために家事をする
ぼんやりしながら、つい甘い物に手が……なんて危険を回避するには、家事など体を動かすことが有効。「家計簿をつけるとお金のことで頭がいっぱいになり、お菓子のことを考えている場合じゃなくなります」。
やせ食材と甘い物の置き方に注目!
●野菜たっぷり作りおきおかずは同じ棚へ
●禁断のチョコレートは取りにくい一番上に
●ヨーグルトやみそは取り出しやすい場所に
参照:『サンキュ!』2022年7月号「食べてるもの大調査」より。掲載している情報は2022年5月現在のものです。撮影/林ひろし 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部