むくみ、脂肪……原因別に解説!年末年始の「食べすぎ」をリセットするための食材選び
2024/01/10
忘年会に、クリスマス、お正月…年末年始は、おいしものを飲んだり食べたりすることが多いですよね。「太らないように」と思ったのに体重計にのると太っていたというかたもいると思います。ダイエットしたいけれど、感染症の流行っている季節に「食べない」ダイエットをするのは体調管理をするうえで心配ですよね。
今回は、年末年始の食べすぎで太ってしまったときの、原因別オススメ食材を看護師・薬膳師としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。
ポチャポチャむくみ太りならコレ
正月太りで多いのが、飲みすぎや疲れ、食べすぎによる内臓の負担で水分代謝が低下したことからくる「むくみ太り」。
「むくみ太り」の特徴は
・体がむくんでいる
・特に夕方になると下半身がむくむ
・胃がもたれやすい
などです。
オススメ食材は
・小豆
・キュウリ
・こんにゃく
・海藻類
・玄米
・ハトムギ
などです。
1つ1つの食材を覚えるのがむずかしければ「瓜類」「豆類」「海藻類」はむくみに効果的と覚えておくと便利です。
脂肪がついちゃったならコレ
脂ものや甘いものをたくさん食べて、皮下脂肪がついちゃったという場合もありますよね。
脂肪太りの特徴は
・太ももの裏側に皮下脂肪がついた
・二の腕に皮下脂肪がついた
・お腹まわりに皮下脂肪がついた
皮下脂肪には「ふだん動かさない部分につきやすい」という特徴があり、女性は上記の3つの部分につきやすいです。
脂ものや甘いものを控えて、運動をすることも大切ですが、脂肪を燃焼するには体が温まっていることが大切です。
冷えで脂肪を燃焼するのがむずかしいということのないように、体を温める食材やスパイスを活用してみましょう。
オススメ食材は
・生姜
・唐辛子
・コショウ
・ターメリック
・シナモン
・ターメリック
などです。
生活習慣のオススメ対策は?
食事以外に生活習慣で正月太りの解消を助けるコツは
・食べすぎる時間帯の前に体重を測る
数値で見ることで、食べすぎを防ぎます。
・運動、入浴
むくみの解消や脂肪燃焼を助けます。
・早く寝る
物理的に、食べ物を目にする時間が減りますし、質のよい睡眠は水分代謝や基礎代謝を上げるため、両方のタイプの正月太りに効果的です。
せっかく初売りで買った洋服がきつくなったり、職場の制服が合わなかったり…など、正月太りで残念な思いをしないように、タイプに合わせた対策で早めにリセットしましょう。
■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中 Instagramは@keiko89zen
編集/サンキュ!編集部