捨てないで!去年のスケジュール帳を使った健康計画
2024/01/17
前の年の手帳、そろそろ捨てようかな…と思っていませんか?ちょっと待ってください、前の年の手帳を使って、健康づくりの計画を立てる方法があるんです。
今回は、看護師・薬膳師などの資格をもつ薬膳ナースけいこさんが、年間を振り返って対策を立てる、次の年に向けた健康計画についてお伝えします。
いつ、きつかった?
年間を通して振り返ったときに、いつがきつかったですか?
慌ただしい年末年始?
3月の年度末?
自分や家族の環境が変わった4月?
あなたの心や体がきつかったのはいつでしょうか?
スケジュール帳や予定管理のアプリをみれば、前の年のことを振り返りやすいと思います。きつい時期はありませんでしたか?振り返ってみましょう。
なぜ、きつかった?
いつ、きつかったかがわかったあとは、なぜきつかったか「原因」を分析してみましょう。対策をたてるには原因を知ることが大切です。
予定が重なってきつかったのでしょうか?
初めてのことで時間や労力がかかってきつかったのでしょうか?
精神的な辛さだったのでしょうか?
仕事の年間予定で決まっている多重業務の時期だったのでしょうか?
食事、睡眠、休息はとれていましたか?
気分転換をする心の余裕がなかったのでしょうか?
いろいろな視点で当時を振り返ってみると、そのときには気づかなかった原因がみえてくるかもしれません。
調整できることはない?計画してみましょう
先ほどの、原因を振り返って「対策」を考えてみましょう。
たとえば…
予定が重なってきつかったのでしょうか?
・前もってできたこと、後回しにできたことをリストアップしてタスクを分散させる
初めてのことで時間や労力がかかってきつかったのでしょうか?
・初めてのことに対して、情報収集や相談相手の確保をしておく
精神的な辛さだったのでしょうか?
・ストレスケアの方法をいろいろ試して自分に合うものを見つける、増やす
仕事の年間予定で決まっている多重業務の時期だったのでしょうか?
・業務の中に簡素化できることや、ほかの人に頼めることがあれば調整してみる
食事、睡眠、休息はとれていましたか?
・きつい時期の1カ月くらい前から食事、睡眠、休息を整えておく
気分転換をする心の余裕がなかったのでしょうか?
・気分転換するための時間を意識的に確保できるようにスケジュールに入れておく
など、前の年と同じ「きつさ」にならないように計画的に対策をたてて、対策をスケジュール帳に書き込んでみましょう。
計画的に元気に過ごせるスケジュールを立てて、年間を通して元気に過ごせますように。
■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中
編集/サンキュ!編集部
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