【1000万円貯めている人の家計簿】『費目は最小限』『支出が多いときは原因を』

2023/11/06

家計簿でやりくりの収支を振り返る!総貯蓄1000万円を達成したやりくりの達人も家計簿を継続しています。何を、いつ書くの?気になる中身を大公開!手帳を活用してムダな出費を抑える仕組みを教えてもらいました。

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費目は最小限でやりくり費だけ確認。ムダな出費が抑えられます

<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Kさん(岐阜県 41歳)
夫(42歳)、長女(12歳)、二女(10歳)の4人家族。住まいは、持ち家一戸建て。在宅ワーカー。インスタグラムで家計のことなどを発信。

◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 約41万円
世帯年収(手取り) 約625万円
月貯蓄額 14万円
年貯蓄額 270万円
総貯蓄額 1000万円以上

昨年春までフルタイムで働いていたこともあり、家計簿はなるべく手間をかけないのが、Kさんのルール。「毎月の固定費はだいたい決まっているから、食費や日用品費、レジャー費など、最小限の費目だけ付録の手帳に書いています。家計管理で大切なのは、食品1つずつの値段ではなく、1カ月の食費がいくらかかっているか意識すること。ざっくりでも支出内容を書き出すと、お金を使ったという実感がわき、ムダな出費に敏感になれます」。

何を書いているの?

● やりくり費の支出内容を費目ごとに記入

いつ書くの?

週1回程度。仕事がない日の午前中。

食費は店ごとに使った金額を書くと、買い物の傾向がわかる

食費は買った日、店名、金額を記入。店の利用頻度や、1回ごとの支出の目安がつかめるように。

食費以外は購入内容も記入。消費のサイクルが把握できる

日用品費、被服費、レジャー費などは、何に使ったかまで書いておくと、日用品の消費サイクルや次の予算の目安がわかって便利。

フリースペースには、年間の特別出費予定をまとめる

手帳(22年版)のフリースペースに枠を書き、月ごとにかかる特別出費の予定を記入。「先読みすることで、出費が増えても慌てずにすみます」。

支出と一緒にその日の体調も書いたら、貯蓄が殖えました!

<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー Mさん(熊本県 39歳)
夫(38歳)、長男(12歳)、長女(10歳)、二女(9歳)の5人家族。住まいは持ち家一戸建て。パート勤務の傍ら、地元新聞で4コマ漫画を連載。

◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 約40万円
世帯年収(手取り) 約580万円
月貯蓄額 9万5000円
年貯蓄額 約160万円
総貯蓄額 約1400万円

「家計の安定のためにも、体調管理が何より大事!」というMさん。本誌付録の手帳に週ごとの支出内容と一緒に体調もメモしています。「体調の変化と支出を突き合わせてみると、疲れや不調が続いたときムダ買いが増えることに気づきました。今では、調子がよくないなと感じたら無理をせず、ササッと作れる食材に頼るなどして、予定外の出費をセーブしています」。

何を書いているの?

● 週ごとに使った金額
● その日の体調など

いつ書くの?

体調はほぼ毎日。家計簿は日曜日の買い物後。

支出が多いときは原因を書く

1週間ずつ、費目ごとの支出を記入

レシートは手帳にはさんでおき、週末にまとめて記入。〇マークで費目を分け、それぞれの合計額を記入するだけなのでお手軽!

マンスリーページに、体調や体重の変化を書き込み

月予定の日付け欄に、その日の体重や生理、頭痛・肩こりなどの不調、運動内容などをメモ。イラスト入りで気分を上げています。

1000万円やりくら~が毎年愛用!

『サンキュ!』2023年11月号の付録は「1000万円貯まる手帳」です!

〈今年はここがブラッシュアップ!〉
● 贈答品や特別出費が書き込めるマンスリーメモ欄が追加
● フリースペースが大幅増量!「やりたいことリスト」などがたっぷり書き込める

参照:『サンキュ!』2023年11月号「1000万円貯めている人の家計簿覗き見!」より。掲載している情報は2023年9月現在のものです。撮影/天野良子、大森忠明、キムアルム、林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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