40代が着たらイタいワンピースVS正解ワンピース
2019/12/16
今年も年間を通して春夏を中心に、マキシ丈ワンピースがヒット!年齢を重ね、隠したい部分も増えた、アラフォー世代にもありがたいトレンドですね。
今回は、秋冬もいまだ継続中のロング&ワイド傾向を意識した、秋冬に40代が着たら「ちょっとNGワンピース」&「これが正解!ワンピース」を、エアークローゼット所属のスタイリスト、里村素子さんに教えてもらいました。
■教えてくれたのは・・・里村素子さん
エアークローゼット所属のファッションアドバイザー。最も得意なスタイルは、コンサバオフィスファッション。「トレンド先どり!」のようなアイテム、プチプラなのに高見えするアイテムの紹介、アラフォーやワーママでもおしゃれ見える着こなし術など、ファッションに関する実用的で幅広い知識を持つ。
ニットワンピースのNGとOK
寒がりアラフォーにタイトリブはNG
まずは、着ていても楽で、暖かい「ニットワンピース」!幸か不幸か、寒さをキャッチしやすいアラフォー女子にはもってこいの1枚!と思いきや、ちょっとディテールの違うワンピースを選ぶと瞬時にイタい人になってしまうので、要注意!
チェックすべきはそのシルエット!ピタピタのリブタイプは完全NG!余分なお肉を拾って見るも無残なニットの塊に。せめて曖昧に身体を包みこんでくれる、張りつき感のない、IラインやふわっとAラインを選ぶのがおすすめです。
IラインやAラインにレイヤードが正解!
ニットワンピースの丈ももちろん、ロング丈~マキシ丈!今年はそんなロング丈に、ロングボトムスやワイドボトムスをレイヤードさせるのが旬!
また抜け感をだすのに有効な「白小物」使いで、大人の余裕を出してもいいですね。
「柄ワンピース」のNGとOK
幾何学模様や大きめの花柄はオバ見えの象徴
ここで間違ってはいけないのが、その柄!幾何学模様や大きめの花柄は、要注意!少し前のバブリーなイメージに。一つひとつの柄がはっきりわかるような写実的ものは、面積の大きいワンピースでは、ゴージャスさは出ますが、その分年齢も出て、かえって老け見えに繋がります。
小さい柄は品よくムダな主張もなく、正解
小花柄やエスニック調、ドット柄など、あまり何が描かれているかはっきりわからないほうが今年らしく、柄負けせず使いやすい1枚に!
黒ベースのドット柄なら、アラフォー女子もなじみがあるはず!ざっくりニットと合わせれば、上下のメリハリもついて、でこぼこ感のある奥行きのあるスタイリングに!
比較的トレンドに左右されることがないので、毎年活躍できる、実はコスパのいい1枚。
こまかいレトロな花柄も、トレンドのハイテクスニーカー&ラウンドポシェットをプラスすれば、一気に抜け感のあるイマドキなワンピースコーデに変わりますね。
「シャツワンピース」のNGとOK
そして最後におすすめしたいのが、大人の「シャツワンピース」!この時期ならニットやベストをレイヤードすると、温かさもあり、どことなく優しいやわらかい雰囲気をつくってくれるので、少しリフレッシュしたいタイミングなどにも、ぜひ着てほしい1枚です。
チュニック丈はオバ見え率UPなので要注意!
ここでもポイントは1つ!丈はあくまで長めが鉄則!ちょっとでも短めのシャツワンピースだと、オバさんの必死な「ヒップ隠し」ととらえられがち。あくまでもコンフォートなワンピース使いのスタイリングと見せるのがカギ。
シャツワンピースはニットと重ねて
こちらのように、白シャツワンピース&ざっくりカーディガンで、ゆったりとしたシルエットながら、スッキリとしたフェイスラインが若見え効果大◎!トレンドのショートブーツやアニマル柄のバッグをプラスして季節感もUP!