悩まされる若い女性によって分割が終了。傷んだ髪に。美容と髪ケアのコンセプトです。

雨の日でもきまる!湿気に負けない“ヘアケア”の方法

2019/06/14

雨と髪の毛は相容れない関係。湿気が多いと、髪は上手くまとまってくれません。そこでここでは、雨の日でもきちんと髪が決まるためのヘアケアの方法を伝授!ヘアメイクアップアーティスト・榊美奈子さんに伺いました。

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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なぜ雨の日は髪の毛がまとまらないのか!?

健康な髪へとキューティクルのお手入れをし、キューティクルダメージヘア
yomogi1/gettyimages

なぜ雨の時は髪がまとまらないのかというと、ダメージを受けてキューティクルが剥がれた髪の毛が、湿気による余分な水分を吸い込んでしまうからです。そのため、まずは髪の毛がダメージを受けないようにすること、そして健康な髪が生えてくるように頭皮を健康な状態にしてあげることが大切!

食生活の乱れ、ストレス、睡眠不足、カラーリング、パーマ、加齢、摩擦、紫外線などによって、髪の毛や頭皮がダメージを受けることを防いであげましょう。

また、クセというのは年齢によっても出てくるんです。タンパク質の変化や毛穴のたるみ、髪が痩せてハリがなくなってくることで、元々クセ毛ではなくても、うねりが出てくる場合もありますよ。

洗髪の際に気をつけたいポイント

若いアジアの女性は、鏡の前で健康的な髪をブラッシングします。
Jay_Zynism/gettyimages

絶対に広がらないということは難しいけど、以下のポイントをおさえることで、いまより防ぐことはできるはず!

□シャンプー前、寝る前、出かける前に1日3度のブラッシングをする
□洗浄力の高いシャンプーは避ける
□よく泡立ててから指の腹でマッサージするように頭皮を洗う
□きちんとすすぐ
□表面をコーティングするトリートメントはよいけど、きちんと洗い流す
□タオルドライの際は、こすらずポンポンと叩く
□オイルや洗い流さないトリートメントは、毛先を中心につける
□自然乾燥はNG
□スタイリング剤はワックスよりスプレー

シャンプー前にブラッシングをすることで、汚れを浮き立たせること、そして頭皮の血行をよくすることができます。シャンプーはよく泡立てることで、こすって髪を傷つけてしまうことを防ぎましょう。

そして自然乾燥はNGです。髪が濡れていると、キューティクルが開いたままの状態になるので、埃や汚れが入ってきてしまいます。乾かす際には、オイルをドライヤー前に少量つけることで、ドライヤーの熱から髪を守ってくれますよ。

モロッカンオイル、椿油、ホホバオイルなどオススメです。また、スタイリング剤はワックスよりスプレーがオススメ。スプレーの方が水に強いので、雨の日には適しています。


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セット時のドライヤー、ブラシの使い方

湿気で髪が広がりやすいかた、逆にペタンコになってしまうかた、それぞれに応じたドライヤーとブラシの使い方をお教えします!

いまは熱量ではなく、風量で乾かす髪に優しいドライヤーも人気。バイオプログラミング「レプロナイザー 3D Plus」をはじめ、テスコムやコイズミなどからも出ています。ブラシは、タングルティーザー、AVEDAのパドル ブラシ、サンビー工業のロールブラシなどは使いやすくておすすめです!

【バイオプログラミング】レプロナイザー 3D Plus


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髪が広がりやすいかた

毛のドライヤー、丸いブラシでブロンドの髪を乾燥します。
Jay_Zynism/gettyimages

髪が広がりやすいかたは、根元からセットしたい方向に向かってドライヤーを当てていきましょう。その際、手櫛で引っ張りながらドライヤーを当ててあげるとツヤも出ますよ。ロールブラシで根元から下に向かって梳かしながら乾かすのもよいですね。完全に乾かしたら、最後に冷風を当ててツヤを出してあげましょう。

髪がペタンコになるかた

Stockbyte/gettyimages

髪がペタンコになるかたは、分け目に逆らうように、根元から上に向かってドライヤーを当てましょう。根元が立ち上がることでフワッとしますよ。先ほどと同じく、最後に冷風を当ててあげましょう。

髪をまとめよう!

ドライヤーやブラシを上手に使うことで、ある程度は髪が決まるはず。ただ、完全に!とはいかないので、クルリンパをしてみたり、かわいいアクセサリーをしてみたりと、まとめ髪を楽しむのもひとつの手ですよ。


洗髪時のケア、そして乾かす際にドライヤーやブラシを上手に用いることで、髪の天敵・梅雨を乗り切りましょう!

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。

取材・文/岸沙織

 
 

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