自己流は要注意!?40代メイクはほんの少しの工夫で変わります!
2022/12/22
もう何年も同じ自己流のメイクをしているというかた……要注意です!自分のスタイルを持つのはよいことではあるものの、時代や年齢に合わせメイクをアップデートしていくことの必要性を説くのは、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さん。ほんの少しの工夫でイマドキ感を出す方法とは?
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
思い込みから脱却、自分を客観視してみよう!
流行に流され続けるより、自分のスタイルを持っていることは大事なことです。ただ、もしもどこか違和感があったとしたら、そのメイクが似合っているという思い込みから脱してみて。自分も日々年を重ねているのだから、若いころと同じメイクをしていたらバランスが悪くなってしまいます。さらに時代に取り残された感も出て、老け見えの要因にもなってしまいますよ。一度思い込みから脱却し、自分を客観視してみましょう。
長年続けているメイクを変えるのはたいへんなことではあるけど、これからお教えするパーツ別のポイントをひとつでも取り入れてみてください。いまの自分の顔をきちんと見て、年齢に合った流行の取り入れ方をしてみましょう!
ベースメイク
その肌色合っていますか?くすんでいませんか?ベースメイクにも流行があります。40代はあまりマットではないほうがよいものの、だからといって若い子のあいだで流行っているようなツヤツヤなベースメイクはNG!40代がすると、具合が悪いの?となってしまいます。
ファンデーションは優しく叩き込んで密着させましょう。パウダーもたっぷりつけるのではなく、ササッとつけてあげてね。
眉毛
眉毛はいちばん流行が出る部分です。そのため、その人がいちばん輝いていた時代や性格までもがわかってしまうことも……。イマドキ感を出すなら、しっかり描きすぎるのはNG。きつく見えてしまいます。眉頭はボカしましょう。また、全部同じトーンで描くのもNGです。
眉毛を変えたい!と思うなら、一度毛を生やしてみましょう。カットしすぎず、ある程度長さがあったほうが若々しくも見えますよ。
チーク
チークは頬骨のいちばん高いところではなく、頬のいちばん高いところに入れましょう。40代になると頬肉が落ちるため、ほうれい線や頬骨も目立ってきてしまいます。
それなのに頬骨の高いところにチークを入れてしまうと、頬骨が悪目立ちしてしまうんです。チークは血色をよく見せるためのものだと覚えておいてくださいね。
アイメイク
顔立ちがしっかりしているかたのなかには、若いころアイメイクをすると厚化粧に見えていたため、いまだにアイメイクはしていないというかたがいらっしゃると思います。だけどそれはあくまで若いときの話。
どんなに顔立ちがはっきりしているかたでも、40代になると目のまわりはボンヤリしてくるものです。マスカラとアイラインは必要ですよ。
そして、長年同じアイシャドウを使っていませんか?まぶたのくすみは取っていますか?アイシャドウのカラーが似合わない原因はくすみにあるかもしれません。アイシャドウは流行色にチャレンジしやすいと思うので、長年同じ色を使っているかたは見直してみてもよいかもしれませんね。
リップ
リップもアイシャドウと同じく流行色を取り入れやすい箇所なので、メイクを変えたいならリップの色を変えるのが手っ取り早いですよ。ただし、発色がよい濃いめのリップは避けましょう。浮いてしまいます。口を小さく描くのもNGです。貧相に見えますし、顔も大きく見えてしまいますよ。
カサカサが気になるからといって、グロスをたっぷり塗るのもやめましょう。グロスは口紅なので、よけいにカサカサしてしまいますし、ギトッと感はこの歳ではそこまで要りません!アイメイクばかりに力を入れがちですが、リップも大事ですよ。
「メイクは落とせるのでまずはやってみて」と榊さん。気になるパーツからぜひチャレンジしてみてくださいね。
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