48歳は必見!老け見え&若作りにならない、リップメイクテクと選び方
2023/01/10
縦皺、くすみ、ボリュームの喪失…アラフィフになると唇にもさまざまな悩みが生じてきますよね。メイクにおいても、リップ選びを一歩間違えると、変に浮いてしまったり若作りに見えてしまう危険性が!来たる50歳に向け48歳のいまこそ覚えておきたい、リップメイクテクニックとアイテム選びについてヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんに教えていただきました。
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
マスク生活で唇は乾燥している!?
長引くマスク生活で口元は蒸れがち。蒸気で保湿した気になっている方も多いかもしれません。だけどマスクを外した瞬間蒸発してしまうため、実は唇は乾燥状態に陥りやすいんです。
唇はデリケートな箇所ですが、ほかの箇所よりターンオーバーが早い分、きちんとケアをすれば復活も早いですよ!
意外とやっているかも…気をつけたいことは?
乾燥しているからといって、リップクリームを塗り過ぎていませんか?1日5回ほどに留めましょう。また塗る際に、ぐりぐりと塗らないようにね!唇を過度に擦ることになるので、くすみの原因になりますよ。皺に沿って縦塗りしましょう。
めくれた皮を無理やり剥がすのはもちろん、ペロッと舐めるのもNG!潤った気になってもそれは気休めに過ぎず、蒸発してさらに乾燥するだけです。また歯磨き粉が残っている場合も多いので、歯磨きをしたら口まわりもよくすすぎましょう。たまに保湿力の高いバームで3~5分ラップパックしてあげるのも良いですね。
リップの塗り方
年齢とともに唇は痩せて薄くなっていきます。痩せると口元が引っ込んで見えるため、頬のほうれい線が目立ってしまいます。自分の唇より1ミリ程度はみ出す気持ちで、少し大きめにふっくらと描きましょう。リップライナーを用いたり、綿棒で最後にラインを整えたり、コンシーラーを下唇の口角部分に付けるなどして、口角をしっかり締めましょう。
口紅は混ぜて使ってもOKです。洋服に合わせてカラー調整をしてみてね。塗ってみて少し浮くなと感じたらティッシュで軽くおさえてあげると馴染みますよ。発色が足りなければ最後に指でポンポンと足してあげましょう。
リップの選び方
ヌーディ系は避け、ベージュでも血色感を感じるベージュを選んでみて。顔色を良く見せようとしてビビッド過ぎる色を選ぶと浮いてしまいます。少しくすんだ色の方が馴染みやすいですよ。トレンドカラーは、ブラウン、ベージュ、レッド、くすみピンク、プラム、オレンジ辺りなので、この年代の方はたとえばオレンジブラウンなど、少しくすんだ落ち着いた色味を選ぶと良いですね。
質感としては、マット系はパサついて見えてしまう可能性があるので、セミマットくらいの方がオススメです。また、色だけで選ぶのではなく、滑らかな塗り心地のものや保湿効果が高いものを選んでね。
持っておくと便利なアイテム
唇の荒れで悩んでいる方にオススメ!冬場の乾燥にもってこいです。
唇の皺を目立たなくして、表面を滑らかに整えてくれます。口紅を塗る前に下地として使ってみて!
ナチュラルマットの質感が人気のリップペンシルです。口紅を塗る前にこれで整えておくと、大きくふっくらと描きやすくなりますよ。
週1回程度のスペシャルケアとしてオススメなのがこちら。洗い流し&拭き取り不要のシュガースクラブです。くすんで唇の色が濃くなってきたなと感じる方は試してみて。角質ケアができ、プルッと潤いますよ。