毛穴の凹凸で5歳老け見え…こうやって隠そう！

その毛穴、上手に隠せていますか？するんとした若々しい滑らかな肌に見せるためにも、毛穴の凹凸はキレイに隠したいところですよね。上手に隠すためのコツやオススメアイテムについて、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんに伺いました！

頬の“たるみ毛穴”、鼻まわりの“黒ずみ毛穴”に注意！

加齢によってハリがなくなり頬の内側に目立つようになる、楕円形の“たるみ毛穴”。乾燥や加齢などでターンオーバーが上手くいかなくなり、角栓が詰まった結果、鼻まわりや顎に生じる“黒ずみ毛穴”。黒ずみ毛穴はくすみの原因にもなってしまいます。

そこで今回は、そんな残念ながらできてしまった毛穴について、メイクでどう対処していけばよいのかお教えしますね。

まずは丁寧なスキンケアを！

メイクで隠す前に、まずは丁寧なスキンケアをすることが大事。化粧水だけで済ませるのではなく、しっかり乳液やクリームでふたをすることを忘れずに！丁寧に保湿をすることで、毛穴が引き締まりメイク崩れも減ってきますよ。

また、毎日肌を触っていれば、自ずとコンディションもわかってくるはず。今日は調子が悪いなと思ったら、化粧水などの量を増やしてあげてね。いつもより顔色が暗ければ、それは乾燥している印です。40代で脂性肌の方はほとんどいません。乾燥によって皮脂が過剰に出てしまい、脂ぎって見えるんです。

毛穴に特化した下地を使う！

ファンデーションだけで毛穴を何とかしようと思わないでね。厚塗りになってしまい、かえって毛穴が詰まって悪循環に陥ります。毛穴に特化した下地を積極的に使いましょう。下地で毛穴の凹凸をカバーしてあげると、肌の表面が滑らかになってファンデーションの厚塗りも防げますよ。

最近の下地は優秀なものが多いので、毛穴のタイプによって適したものを使い分けてみて。たとえば黒ずみ毛穴には、トーンアップ系の下地を使ってあげると良いですよ。ただし、顔色がトーンアップする分、首との色に差が出て白浮きしないようファンデーションの色は見直してみてね。

毛穴に特化した下地を塗る際は、厚塗りしてもあまり意味がありません。毛穴の気になるところにだけ使いましょう。皮脂を抑えるためにマットなものが多いので、顔全体には塗らないようにしてね。

ファンデーションブラシを使う！

ファンデーションを塗る際は、ファンデーションブラシを使いましょう。指で塗るよりフィット感が増し、厚塗りも防げます。ムラにもなりにくいですよ。

その後、スポンジでパッティングしてあげると、さらに密着感が増します。たるみ毛穴なら、優しく下から上にパッティングしてあげてね。

コンシーラーを使う！

それでも隠れない頑固な毛穴には、コンシーラーを使いましょう。ただし、硬めのテクスチャーのコンシーラーで厚塗りすると毛穴が詰まってしまいます。適度にカバー力があって、テクスチャーの軽いコンシーラーを選びましょう。

オススメの下地

キャンメイク「ポアレスクリアプライマー」のライトブルーは、くすみを取ってくれるので部分的に使ってあげると良いですよ。エトヴォス「ミネラルポアレススティック」はスティック状なので塗りやすく、毛穴の凹凸をカバーしてくれます。

くすみ毛穴が気になる方は、同じくエトヴォスの「ミネラルUVグロウベース」がオススメです。クラランスの「スムース パーフェクティング タッチ」は、毛穴も小皺もスムーズにしてくれます。

オススメの部分ファンデーション＆お直し用

コンシーラー的に使える、部分用ファンデーションならエテュセ「ポアカバーベース」は持ち運べて便利ですよ。

お直し用のプレストパウダーなら、エレガンス「ラ プードル オートニュアンス」やキャンメイク「マシュマロフィニッシュパウダー」がオススメ。お直しだけでなく、メイクの最後に毛穴部分を押さえるようにしてつけてあげると良いですよ。

気になる毛穴は、下地やファンデーションブラシ、そしてコンシーラーなどを使いこなすことで上手に隠し、若々しい肌を手に入れてくださいね。

教えてくれたのは・・・