【食費減らして楽しみ増やす】4児ワーママの節約パン作り術

2021/04/09

節約時短料理を日々研究している、4人の子どもを子育て中のワーキングママで、サンキュ!STYLEライターのさちママです。今回は、我が家の節約に一役買ってくれている、楽しく節約できるパン作りについてご紹介します。

パン作りはコストがかかると思いがち

家庭で朝ごはんによく登場するパン。
パン屋で買えば早いし、おいしい、というメリットはもちろんありますが、毎日買うとなかなかの出費ですよね。

かと言って色々手作りするのはコストがかかるんじゃない?と思いがち。
写真の惣菜パンは、バター無し、牛乳無し、スキムミルクも無しの生地に、マヨネーズ、チーズ、ソーセージをトッピングして焼いたパンです。

コストがかかるのは、主にバターや牛乳をたっぷり使ったパン。シンプルな生地さえおさえていれば、トッピング次第で色んな味が楽しめます。

シンプルな生地レシピ

必ずしもバターや牛乳を使う必要はなく、シンプルな材料でできます。
食パン1斤分の分量です。

強力粉…270g
塩…3g
砂糖(上白糖で可)…15g
ドライイースト…3g
サラダ油…10g
ぬるま湯…180~190ml(湿度により前後)

※砂糖を入れずに作れば、ピザ生地やナン生地になります。お好みでサラダ油をオリーブ油に変えてもOK。

1、材料を全部ホームベーカリーに入れます。1次発酵まで設定しても良いし、手でこねてもOK。最初は生地がべちゃついたりまとまりにくいですが、徐々に弾力(グルテン)ができてキュッとまとまってきます。

2、まとまったら、常温でボウルなどに入れてラップをし、40分ほど1次発酵(放置)します。
春の温かくなってくるこの気候がチャンスです。

3、生地がひとまわり大きく膨らんだら、清潔な台やマットに出して、生地の空気を叩いて抜きます。作りたいもののサイズにあわせて分割し、丸めておきます。

4、水で塗らしたきれいな布巾やペーパータオルなどをかぶせて、生地を休ませます。(15分)

5、成形します。写真のような食パンにするには、食パン用の型を使いますが、100均のパウンドケーキ型でもOK。生地を楕円形に伸ばして、くるくると巻いて型に入れます。

6、ビニール袋などをかぶせて2次発酵(常温30分)させ、180度に予熱したオーブンで25~30分焼きます。

この分量の材料費は、約100円です。どうせ焼きあがったパンにマーガリンやジャムを塗って食べるなら、バターはなくても十分おいしいのです。

オーブン無しでも焼ける

食パンよりも時間をかけずに、オーブンも使わずに作りたい!というときは、フライパンで焼くのがおすすめ。フライパンだと、2次発酵がいらないからグッと時短になります。

写真のチーズナンは、生地を大きく伸ばしてチーズを入れて包み、更に平たくフライパンくらいの大きさに伸ばして、フライパンで弱火で両面こんがりするまで焼くだけ。
すぐ火が通るので、焦げないよう注意して下さいね。

フライパンのままドーン!と食卓に出せば、子どものテンションも上がります!
チーズなしで平たく伸ばして焼くだけでもおいしいですよ。

シンプルなパンに色んな具を合わせて

シンプルな丸パンを焼いておけば、残り物のからあげもチキンバーガーを変身させることも。他にも半端に残った野菜やハムなどを使用して、ピザにしてもいいですね、

お金の節約は、気分が楽しくないと意味がありません。おいしければ、バターや牛乳が入っていなくてもいいのです。そのぶん、食べる時に牛乳が飲めたらうれしいですよね。

成形や発酵も、時間がかかると思いがちですが、少し時間のある週末にたくさん作っておくと、平日に楽をしてパンを買う費用を押さえられます。
家族4~6人分のパンが100円で作れちゃうなら、少しの手間は「楽しみの時間」として考えて作ってみてはいかがでしょうか。

プニプニの生地を触ると、ストレス解消にもなりますよ。

記事を書いたのは・・・さちママ
訪問介護責任者としてフルタイムで働く4児のワーキングママ。家族の「おいしい!」を励みに、日々節約時短料理を研究しています。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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