気になる「キャラメル」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/17
この記事では「キャラメル」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
キャラメルを食べると太りやすい?
小腹が空いたときに間食としてキャラメルを食べる際、カロリーを気にしているかたはキャラメルを食べると太りやすいのか、気になるかたもいるでしょう。
甘味があるため、カロリーが高そうに感じるキャラメルですが、1粒あたりのカロリーは低い傾向にあります。しかし、糖質が多く含まれているため、食べ過ぎや食べ方に注意する必要があるでしょう。
ここからはキャラメルのカロリーや炭水化物量、食べるときのポイントなどを紹介していきますので、参考にしてみてください。
キャラメル1食分のカロリー
キャラメルには、キャラメルと生キャラメルの2種類があります。キャラメルは、砂糖や生クリーム、バター、水飴などを煮詰めて冷やし固めたもので、生キャラメルはキャラメルよりも生クリームの量を多くして口溶けを良くしたものです。
ここからは、それぞれの1食分のカロリーを具体的に説明していきます。
キャラメルのカロリー
砂糖や生クリーム、バター、水飴などを使用したキャラメルのカロリーは、1個あたり50gで217kcalとなっています。また、1粒5gあたりのカロリーは22kcalです。
1日に1粒ほどであれば気にしなくても良いですが、食べ過ぎは太る原因になる可能性があるため、注意が必要です。また、商品によって加えられている成分に違いがあり、高カロリーな場合もあるため、カロリーが気になる方は確認すると良いでしょう。
生キャラメルのカロリー
キャラメルよりも生クリームなどを多く使用した生キャラメルのカロリーは、1個あたり50gで145kcalとなっています。また、1粒3.11gあたりのカロリーは9kcalです。
このことから、生キャラメルは、前述したキャラメルよりカロリーが低い傾向にあるため、カロリーを気にしているかたにおすすめです。しかし、口溶けが良くすぐになくなってしまうため、食べ過ぎには注意しましょう。
キャラメルの炭水化物量は?
キャラメルの炭水化物量は、1個50gあたり38.95g、たんぱく質は1個50gあたり2g、脂質は1個50gあたり5.85gです。
また、生キャラメルの炭水化物量は、1個50gあたり22.35g、たんぱく質は1個50gあたり0.65g、脂質は1個50gあたり3.54gとなっています。
このことから、どちらも三大栄養素のうち、炭水化物が最も多く含まれていることが分かるでしょう。
さらに、炭水化物の一部である糖質が、キャラメルは1個50gあたり38.95g、生キャラメルは1個50gあたり22.35gであることから、どちらも炭水化物のすべてを糖質が占めていることが分かるため、糖質制限などをしているかたは注意しましょう。
キャラメルを食べるときのポイント
ここからは、キャラメルを食べるときのポイントをご紹介していきます。
少し工夫をすることで、キャラメルのカロリーを抑えられるため、ダイエット中などのカロリーを気にしているかたや食後血糖値が上昇しやすいかたは、参考にしてみてください。
ながら食いをしない
手軽に食べやすいキャラメルは、食べ過ぎてしまう可能性があるため、ながら食いをしないようにしましょう。
仕事をしながら、テレビを見ながらなどの「ながら食い」をしてしまうと、自分がどのくらいの量を食べたのかが分かりにくいため、無意識に食べ過ぎてしまいます。そのため、キャラメルをながら食いすることは避けた方が良いでしょう。
また、間食としてキャラメルを食べるときは、事前に食べる分だけ出してそれ以上食べないようにすることをおすすめします。
夜遅くに食べない
キャラメルなどを間食として食べるときは、夜遅くに食べないようにすることをおすすめします。小腹が空いてついつい食べてしまったり、食事時間が不規則なために夜遅くに食べてしまったりすることもあるでしょう。
しかし、夜遅い時間帯は外出する時間も短い傾向にあるため、1日の中でも消費エネルギーは少なく、体内で余ったエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなります。
そのため、学校や仕事などで消費エネルギーが多くなりやすい、朝や昼に食べると良いでしょう。また、間食は1日に200kcal程度と厚生労働省が推奨しているため、カロリーが気になるかたは参考にしてみてください。
お茶と一緒に食べる
キャラメルに含まれている糖質などを摂取することで、血糖値が上昇してしまうため、キャラメルを食べるときはお茶と一緒に食べることをおすすめします。
お茶に含まれるカテキンには、糖の吸収を抑える働きがあるため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
また、緑茶やウーロン茶、紅茶に含まれるカテキンの働きはほぼ同じとされているため、好きなお茶と一緒に食べると良いでしょう。
砂糖を人工甘味料に置き換える
ダイエットなどでカロリーや糖質が気になる方は、キャラメルや生キャラメルに使われている砂糖を、人工甘味料に置き換えて手作りをしてみましょぅ。
人工甘味料は、化学的に合成しつくられており、糖質を原料としないため、カロリーを抑えながらも甘味を感じられます。
さらに、キャラメルよりカロリーが低い傾向にある生キャラメルを、人工甘味料を使用して手作りすることで、よりカロリーや糖質を抑えられるでしょう。
キャラメルのおすすめアレンジレシピ
ここからは、キャラメルのおすすめアレンジレシピを紹介していきます。
カロリーが気になるかたでもキャラメルを上手に取り入れるために、アレンジレシピを参考に試してみてはいかがでしょうか。
おすすめレシピ1:ホットキャラメル
おすすめレシピの1つ目は、ホットキャラメルです。
ドリンクにすることで「ながら」でも取り過ぎる心配がなく、少ないキャラメルの量でも満足感が得られるでしょう。ホットドリンクなので、寒い冬や冷房の効いた室内で飲むと、体も温まります。
お好みでスパイスを入れることで、味の変化も楽しむことができるでしょう。
おすすめレシピ2:大豆の生キャラメル
おすすめレシピの2つ目は、大豆の生キャラメルです。
生キャラメルに大豆を加えることで、少量でも満足感を得ることができるでしょう。生キャラメルの滑らかさに大豆が加わることで、食感の変化も楽しめます。
カロリーが気になるけれど、食べ応えも欲しいかたにおすすめでしょう。
キャラメルのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
キャラメルは、食べ過ぎると血糖値が上がったり太りやすくなったりする可能性もあります。
キャラメルをアレンジすることで、少量でも満足感を得ることもできるため、ダイエット中などのカロリーを気にしているかたは、本記事で紹介したアレンジレシピを参考に試してみてください。
カロリーや炭水化物量を知ったうえで、食べ方を工夫してみてはいかがでしょうか。