【家事の裏技】昔の人は知っていた!塩をサラサラに保つ方法
2021/11/06
料理といっても、食材を切ったり炒めたりする以外にもたくさんの作業が存在します。
地味にストレスなのが、出口がつまってなかなか出てこない塩…。毎日使う調味料だからこそ、快適に使いたいですよね。
今回は身近な食材を使って調理中のお悩みを解消してくれる方法を紹介します。
野菜ソムリエで管理栄養士のhiroさんに教えてもらいました。
塩をサラサラに
調理や味付けにかかせない塩。
スパイスボトルの出口が詰まってイライラした経験があるはず。いつのまにか固まってしまうのが悩みのひとつ。
塩が固まる原因は、調理中の蒸気や空気中の湿気など。分かってはいるけど、調理中はコンロの近くに置いてしまうものです。湿気吸い取ってくれる珪藻土のスプーンなどは販売されていますが、容器のサイズに合わないことも。
炒ったお米で解消
塩などのスパイスボトルの湿気取りは”炒ったお米”で解決します。
昔ながらの知恵ですが、効果は抜群。
炒ったお米が水分を吸ってくれるので、塩をサラサラに保てます。
作り方は
弱火~中火にかけたフライパンできつね色になるまでお米を炒めるだけ。
炒ったお米は粗熱がとれるまで冷ましておきます。
冷めたら、塩のスパイスボトルへひとつまみ~小さじ1/2ほどを目安に加えます。
電子レンジで加熱する方法もありますが、見た目の変化が分かりやすいのでフライパンがおすすめですよ。
昔ながらの知恵
昔ながらの知恵には悩みを解決してくれるヒントがたくさんあります。
例えば揚げ油を再利用するときは、じゃがいもを揚げてから使うと油の酸化が中和されてサラサラに。
みかんやレモンなどかんきつ類の皮は油汚れを落とす効果もあります。
食材に含まれる効果を活用すると、家計にも環境にもやさしくなれますよ。
■執筆/hiro…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を生かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあり、子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉使った料理やスイーツの料理教室を主催。
編集/サンキュ!編集部
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。