掃除のプロが使っている「マスカー」実は家庭でも大活躍の万能アイテムだった!
2021/11/25
「マスカー」をご存知でしょうか?一般家庭ではあまりなじみがないかもしれませんが、実は万能アイテム。マスキングテープと養生シートが一体化した、便利な資材です。
この「マスカー」の活用法について、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信するハウスクリーニング士の坂田亜希さんに教えてもらいました。
マスカーとはなんぞや
マスカーとは、丈夫な業務用マスキングテープと養生シートが合体しているものです。ホームセンターやインターネットで購入することができます。テープの幅や養生シートの長さもさまざまな種類があります。普段生活しているとなかなかなじみのないマスカーですが、使い方はさまざま。とても幅広い用途で使えます。
使い方は?
使い方は簡単です。テープの部分を必要な長さに伸ばし、ハサミで切ります。テープを貼って固定したら、養生シートを伸ばします。
テープを貼る場所の素材によっては、塗装が剥げてしまう事もありますので、まずは目立たない所で試してみて下さい。
実際何に使うの?
ほとんどの掃除屋さんはマスカーを持っています。たとえばエアコンクリーニングをする時は、濡らしてはいけない箇所を守るためにマスカーを使用します。
家では、DIYをするときにも役立ちます。道具や工具を置くシートとして利用したり、塗装をしたいときは、養生シートで汚したくない箇所を守れます。
子ども机に。
子どもが家で絵の具を使ったり、習字、工作をしたりしますよね。そんな時は机が汚れがち。新聞紙を机に敷いてやることもありますが、絵の具の水や墨汁をこぼすと新聞紙も破れてしまいます。マスカーであれば、養生シートが水を弾いてくれるので便利です。
ゴミもコンパクトに
広げた養生シートもくるくるとまとめるとコンパクトになります。使い終わって捨てるときもかさばらないので、便利です。
災害グッズとして
マスカーは使い方次第でいろいろ活用できます。小さなお子さんがいらっしゃる方は、テーブルやイスの下にマスカーを使って、シートを貼り、食べこぼしで床を汚さないようにすることができます。
また、災害時に役立つアイテムのひとつでもあります。養生シートを広げて簡易的なゴミ袋を作ることができますし、雨が降ってきてもシートで簡易的なレインコートも作れます。トイレがない場合は、簡易トイレの材料にもなります。
マスカー自体大きなものではないので、防災リュックにひとつ入れておくといざという時に便利です。普段使いから災害時まで、幅広く使えるマスカーを是非チェックしてみて下さい。
■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。
編集/サンキュ!編集部
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。