【クリンネスト1級が解説】毎日の洗濯をラクにするためにやめた3つのこと

2022/03/22

毎日の家事の中で欠かすことのできない洗濯。

スイッチひとつですべてが終わるわけではなく、仕分け→洗う→干す→畳む→収納する、と多くの工程がありますよね。

むだを省いて楽しく洗濯ができるように、やめた3つのことをクリンネスト1級の資格をもつ、お掃除スペシャリストのいつきさんに教えてもらいました。

クレンリネスト1級の資格をもつお掃除スペシャリスト。掃除のしやすさとスッキリとした暮らしとを突き詰めていった...

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柔軟剤をやめた

以前まで「洗濯物が柔らかくなる」「いい香りがする」と思い使っていた柔軟剤ですが、数年前から使うことをやめました。

理由としては、柔軟剤の効果でタオルの吸水性が失われること・ヌメリが発生して排水口から水が溢れてくるおそれがあることなどです。

粘度の高い柔軟剤の成分は洗濯槽に残りやすく、それが雑菌のエサとなりカビが繁殖してしまうことも。洗濯槽の掃除がこまめにできないと、洗濯槽から不快なニオイがしたり、衣類にワカメ状の汚れが付着したりする原因となってしまうかも。

アウターやオシャレ着など、柔軟剤を使ったほうがいいと言われる衣類もありますが、そちらはクリーニングを利用してケアしています。柔軟剤をやめたことにより、コストがかからなくなりヌメリも発生しなくなりました。

「丁寧に」干すことをやめた

洗濯機から衣類を丁寧に取り出し、丁寧に干すという作業でドッと疲れてしまいます。

一晩部屋干しをして最終的にはドラム式洗濯機で乾燥させるので、「丁寧に」干すということは意識しないようにしました。

裏返したまま洗濯するのが正解・アーチ干しが正解・いろんな考えがありますが、手間をかけられないところは省いています。

服を畳むことをやめた

屋内の明るい背景のラックにファッション服。テキストの場所
White Bear Studio/gettyimages

昔ながらの押し入れや小さなクローゼット収納のついた住まいで暮らしていたことがありますが、強力な突っ張り棒で工夫しながらハンガーにかける収納をしてきました。

服を畳んで仕舞うと、取り出すときにグチャグチャになってしまったり、探している服が見つからないというデメリットがあります。

ハンガーにかけて収納することで、服が選びやすくなりグチャグチャになることがありません。畳む作業がないので時短になり、心も体もとてもラクになりました。

洗濯をしている家族
Choreograph/gettyimages

ライフスタイルはそれぞれで、家事をひとつひとつ完璧にこなす必要はありません。
ご自身の家庭にあったやり方で、毎日の洗濯をラクにしていきましょう。


■執筆/いつきさん…クリンネスト1級の資格をもつお掃除スペシャリスト。掃除のしやすさとスッキリとした暮らしを突き詰めて辿り着いた「シンプルな暮らし」を叶える情報を発信。インスタグラムはkiki.uchigestyle。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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