「ウタマロリキッド」の使い方って?部分洗いと洗濯機洗いについてそれぞれ解説
2022/10/23
ウタマロ石けんやウタマロリキッド、ウタマロクリーナーなど、ウタマロシリーズは汚れ落ちがよくて使いやすいと人気です。SNSなどでもよく見かけますね。汚れがよく落ちるならぜひ使いたいと思いますが、使い方って普通の洗剤と同じなのかな?難しかったりしない?と心配になります。そんな中でもウタマロリキッドは液体タイプですから、使いやすそうな感じがしますよね。
この記事では、ウタマロリキッドの使い方をご紹介。部分洗いと洗濯機洗いについて詳しく解説しています。他にも、ウタマロリキッドが落とせる汚れについてや、使えない衣類について、ウタマロリキッドとウタマロ石けんとの違いや、他のウタマロシリーズについての説明もありますよ。
ウタマロリキッドがよくわかり、使い方をマスターすることができるでしょう。
そもそもウタマロリキッドって?
ウタマロリキッドとは、そもそもどんな洗剤なのでしょう?なんとなく洗浄力が強そうなイメージがありますよね。
ウタマロリキッドは、洗濯の部分洗い用液体洗剤です。通常の洗濯では落ちにくいガンコな汚れを部分洗いでしっかりと落としながら、生地には優しい洗剤なんですよ。
液性は中性で、肌や環境に優しいアミノ酸系洗浄成分。デリケートな衣類や色柄ものにも使うことができます。高い洗浄力がありながら、おしゃれ着にも使えるのはうれしいですね。
また、部分洗いだけでなく、普段の洗濯と同じように洗濯機でのまとめ洗いにも使える便利な洗濯洗剤です。
ウタマロリキッドで落とせるのはどんな汚れ?
ウタマロリキッドで落とせるのは以下の汚れです。
・ファンデーションや口紅などの化粧品汚れ
・醤油やソースなどの食べこぼし汚れ
・シャツの襟や袖などの皮脂汚れ
・水性ペンや油性マーカーなどのインク汚れ
・上履きやスニーカーなどの黒ずみ汚れ
・靴下やスポーツユニフォームなどの泥汚れ
どの汚れも、普通に洗っても落ちにくかったり、いつもなら諦めてしまったりする汚れです。ひとつの洗剤で、こんなにたくさんの汚れに対応してくれるなんて頼もしいですね。
ウタマロ石けんとの違いについて
ウタマロといえば、固形の石けんが有名です。ウタマロ石けんもよく汚れが落ちるし、それでいいんじゃない?なんて気がします。
ウタマロ石けんとウタマロリキッドの大きな違いは、蛍光増白剤が入っているかどうか。蛍光増白剤は、目には見えない紫外線を吸収して目に見える青白い光に変えるため、見た目の白さを増す効果があります。
白い衣料には向いていますが、それ以外のものは色落ちや変色の可能性も。色柄物やおしゃれ着には、中性で無蛍光のウタマロリキッドがおすすめですよ。
【部分洗い・つけおき洗い編】ウタマロリキッドの使い方
部分洗い・つけおき洗いは、シミがついてしまったときなど、ガンコな汚れを落とすのに向いています。
ウタマロリキッドは、食べこぼしなど部分的についてしまったシミを落とすのが得意な洗剤。トマトソースなど、「あ!やっちゃった!もう取れないかも?」と思うような汚れも落としてくれますよ。お気に入りを諦めずにすみますね。
やっちゃった!というときに、ウタマロリキッドで部分洗いやつけおき洗いをしましょう。洗い方は難しくありません。バケツや洗面器などがあれば大丈夫。詳しい洗い方を見ていきましょう。
ぬるま湯に浸す
ぬるま湯をバケツや洗面器などに入れ、そこへ汚れた衣類を浸します。部分洗いの場合は、汚れのついている部分だけを浸しても大丈夫ですよ。
ぬるま湯は、およそ30度~40度程度の触っても熱くない、お風呂より少しぬるいかな?くらいの温度のお湯です。
ぬるま湯を使うと素材に優しく、洗剤の持つ力もよく引き出せます。
汚れた部分にウタマロリキッドをつける
汚れた部分に、ウタマロリキッドをつけます。洗剤量の目安は、水5Lに対してウタマロリキッドが5mlほど。キャップに1cmくらいの量ですよ。
部分洗いではなく全体を洗うときには、直接つけるのではなく水に溶かして使いましょう。
優しくもみ洗いする
洗剤をつけたら、次は優しくもみ洗いをしていきます。手の平全体で衣類を押しながら洗っていきましょう。数回もみ洗いをしていけば、汚れが落ちていくのがわかります。
ウタマロリキッドは手肌に優しい洗剤ですから、手袋をせずに素手で洗うこともできますよ。
つけおきする
次に、つけおきをしていきます。もみ洗いで十分汚れが落ちれば、この工程は飛ばして大丈夫です。
もみ洗いをしても落ちないほど汚れがひどい場合は、そのまま5~15分ほどつけおきをしておきましょう。
よくすすぐ
汚れが落ちたら、次は洗剤をすすぎます。2〜3回水を入れ換えて洗剤を流し、泡が出なくなるまですすぎましょう。
脱水して干す
脱水は洗濯機で行います。10秒ほど脱水にかけたら取り出し、水を切り形を整えましょう。色あせなどを防ぐために日陰に干すのがいいですよ。
【洗濯機洗い編】ウタマロリキッドの使い方
洗濯機でウタマロリキッドを使う場合は、従来の洗濯洗剤と使い方は同じです。一般洗濯機の場合は水30Lに対し30mlを、ドラム式洗濯機の場合は衣類1kgに対し15mlのウタマロリキッドを、洗剤投入口などに入れて洗濯機を回すだけなので簡単ですね。
ここでは、さらにウタマロリキッドを上手に使う使い方をご紹介します。衣類に優しい洗剤ですから、おしゃれ着など丁寧に扱いたい衣類を洗うのにおすすめですよ。
洗濯機でのウタマロリキッドの使い方をマスターしましょう。
洗濯ネットに入れる
洗濯物を軽くたたんで洗濯ネットに入れます。このとき、落としたい汚れは内側ではなく、外側になるようにたたみましょう。汚れが落ちやすくなり効果的ですよ。
ウタマロリキッドを洗濯機に入れる
一般的な洗濯機の場合は、水30Lに対し30mlのウタマロリキッドを入れます。キャップに目盛りがついていますから、それを見て計量しましょう。
ドラム式洗濯機の場合は量が変わります。水に対してではなく衣類1kgに対し、ウタマロリキッドを15ml入れてくださいね。
手洗いコースで洗う
手洗いコースで洗います。手洗いコースがない場合は、ソフトコースなど弱水流のコースを選んで洗濯機を回しましょう。衣類に優しく洗えますよ。
干す
脱水まで終わったら洗濯機から取り出して干します。色あせを防ぐために日陰で干しましょう。
ウタマロリキッドを使うときの注意点
優しいのに高洗浄なウタマロリキッドは、何にでも安心して使える万能洗剤に感じますよね。どんな汚れも落としてくれるのに素材に優しいなんて、汚れが落ちずに困ったときは、とりあえずウタマロリキッドで洗えば大丈夫かな?と思ってしまいそうになります。ですが、何にでも使えるわけではないんです。
ウタマロリキッドで洗えないものは、以下の4つですよ。
・水洗いができないもの
・ドライ表示があるもの
・色落ちしやすいもの
・型崩れしやすいもの
いったいどうして使えないのか、それぞれを詳しく見ていきましょう。
水洗いができないもの
いくら生地に優しくても、そもそも水洗いができなくてはウタマロリキッドを使うことができません。「水洗い不可」のマークのものを洗うと、素材を傷めてしまう可能性があります。
洗濯の前には必ずタグを確認して、水洗いができるかどうかを調べましょう。洗濯桶の絵の上に×がついているマークがある場合、水洗いは不可ですよ。
ウールやカシミヤ、シルクなど、デリケートな素材は水洗いできないことが多いようです。
ドライ表示があるもの
ドライ表示があるものも、ウタマロリキッドは使用できません。洗濯タグに書かれているドライマークは、「ドライ」や「P」、「F」などという表示です。油など、水以外を使って汚れを落とすドライクリーニングで洗濯をする服ということになります。
自宅で洗わず、クリーニング屋さんに出すのがいいでしょう。
色落ちしやすいもの
基本的には色柄物にも使えるウタマロリキッドですが、色の濃いものなど、特に色落ちしやすいものには向きません。
タグに、「色落ち注意」「最初は色落ちします」などと書かれている場合、避けた方がいいでしょう。これは大丈夫かな?と心配なときは、目立たないところにウタマロリキッドをつけて5分ほど置いてから拭き取り、色落ちするかどうか試してみるなど、確認してから使用するのがおすすめです。
型崩れしやすいもの
型崩れしやすいものも、ウタマロリキッドの使用は避けるのがおすすめです。たとえば、コートやスーツ。型崩れしたものは着たくないですよね。素材に優しいとはいえ、型崩れまでは防ぐことができません。
ビシッときれいな形で着用したいものは、クリーニング店などプロに任せるのが安心ですよ。型崩れさせたくないものには、ウタマロリキッドを使わないようにしましょう。
ウタマロリキッドの他にも!ウタマロシリーズを紹介
ウタマロシリーズは、ウタマロリキッドだけではありません。他のウタマロシリーズは、以下の3つですよ。
・ウタマロ石けん
・ウタマロキッチン
・ウタマロクリーナー
淡いグリーンに「ウタマロ」の文字が可愛いパッケージですぐにわかるウタマロシリーズ。どれも洗浄力が強いけれど、肌や環境に優しいのが特徴です。
それぞれを詳しくご紹介します。
ウタマロ石けん
ウタマロ石けんは、頑固な汚れに強い部分洗い用の洗濯石けんです。
野球のユニフォームなどの泥汚れや、靴下の黒ずみ汚れなど、今まで諦めていた汚れをきれいに落としてくれますよ。特に、白い衣服はより白く、その効果を発揮。
除菌・消臭効果もありますから、汚れを落とすだけでなく菌や臭いまで落としてくれてスッキリ。上履き洗いなどにもぴったりです。
また、石けんが主成分なので生分解性が高く、環境に優しいところもうれしいポイントですね。
ウタマロキッチン
ウタマロキッチンは、頑固な油汚れもスッキリ落とす食器洗い用洗剤です。
炒め物をしたフライパンや、油汚れでギトギトのお弁当箱など、落としにくい汚れがスッキリと落とせます。それでいて手肌に優しいという特徴も。
主洗浄成分がアミノ酸系洗浄成分のため、油汚れは落としても肌のうるおいは残してくれるのです。しかも、環境にも優しい成分なんですよ。
香りはさわやかなグリーンハーブの香り。スポンジ除菌もできる優れものです。
ウタマロクリーナー
ウタマロクリーナーは、スプレー式のマルチクリーナー。キッチンやお風呂掃除に使えて、油汚れや水あかも落とすことができますよ。
コンロ周りのギトギトした油汚れや、壁の手あかやヤニ汚れ、シンクの水あかなどに、シュシュっとスプレーして拭き取るだけ。2度拭きもいりません。
他のウタマロシリーズと同じように、主成分はアミノ酸系洗浄成分。 中性で肌に優しく素手でも使えます。家中のあらゆるところに使える便利な洗剤ですね。
ウタマロリキッドの使い方をマスターしよう!
ウタマロリキッドは、今まで落としにくいと諦めていた汚れもスッキリと落としてくれて、洗濯機でも気軽に使える頼もしい洗濯洗剤でしたね。毎日のお洗濯の味方になってくれること間違いなしです。
ウタマロリキッドが落とせる汚れやウタマロリキッドが使えないものを把握して、賢くお洗濯に役立てましょう。
ウタマロリキッドの使い方をマスターすれば、食べこぼしや化粧汚れ、泥汚れなど、今まで諦めていた汚れをきれいに落とせます。お気に入りの衣類が長く楽しめそうですね。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部