使う場所に「無印良品」の"長押"で収納をつくると勝手に片づく⁉片づけしなくてOKな収納テク3
2023/04/03
嫌いな家事を戦略的にサボる!あちこち放置されたものの収納には、「無印良品」の"長押"が大活躍。空中をフル活用するアイデア&ポンと置くだけのシンプルな仕組みなど、罪悪感なしにサボれる方法を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
整理収納アドバイザーsamiaさん(東北在住 42歳)
夫(41歳)、長女(13歳)の3人家族で、夫は単身赴任中。YouTube『samiaの片付け収納チャンネル』で片づけテクを公開『勝手に片付く部屋作り』(ワニブックス)。
あちこちに放置された物を片づけるのがイヤ~!使う場所に「無印良品」の"長押"で収納をつくったら勝手に片づいた
「使う場所と戻す場所が近いほど放置されなくなると気づき、無印良品の『壁に付けられる家具長押』で、使う場所のすぐそばに収納をつくりました。長押自体は薄くて場所を取らないうえ、いろんな使い方ができ、本当に優秀」。
配線がごちゃつきがちな充電ステーションもスッキリ
スマホやタブレットのコードが、からまりまくっていた充電ステーション。そんなカオスはコードを束ねて、留めて解決。長押を置き場所にしたら、ワンアクションで取れて使いやすい。
ほかのケーブルは袋にひとまとめ。
こんな感じで使います。
リモコン置き場に。
長押をテーブル横の壁につければリモコン置き場に最適。かごに入れてテーブルの上に置くより邪魔になりません。
玄関のお出かけアイテムかけに。
S字フックを引っかければ、玄関に置き場所をつくりたいお出かけセットがスッキリ。
コスメ置き場に。
長押は前面が若干立ち上がっているので、小さな瓶類を置いても倒れません。
掃除道具かけに。
掃除道具を壁かけ型にしたらサッと取れるように。
使う場所と戻す場所が近いことが一番!長押ならどこでも収納になります。
あれどこだっけ?と探す時間がイヤ~!よく使うものは"空中"をフル活用して見える場所に
「しまい込むと取り出しにくく見つけにくい。だから、よく使うものは最初から出しておくことに。使う場所の近くに隙間や空間がないかを探して、その空間に収納しています。アイテムの色はベーシックカラーを選ぶと、乱雑に見えません」。
ぎっしり詰め込みすぎないのがポイント
以前は、まな板を作業台に立てていましたが、作業台を拭くたびにどかすのが面倒。「山崎実業」の吊戸棚下ラックを設置してその上に置いたら、取るのも、しまうのも楽勝。
冷蔵庫やキッチン棚の側面を「空中収納」にフル活用。ほんの少しの隙間が収納スペースに早変わりします。かけすぎると取り出しにくくなったり、見た目がごちゃつくのでNG。
隙間を使って使う場所にかける
洗濯機まわりが狭くて洗濯かごが置けなかったので、かごではなくメッシュのランドリーバッグに。バッグなら省スペースで、S字フックさえあればどこでも引っかけられます。
家族が出したものを片づける名もなき家事がイヤ~!ポンと置くだけにしたら、各自戻してくれる
「"置くだけ"という片づけ方が、一番簡単なので、家族で使うものはなるべく置くだけ収納にして、使った本人が戻せるように。ネコのブラシや娘のコスメも、置くだけにしたら自然と片づくように」。
棚からかごや箱を引き出さないと、ものがしまえないのはNG。引き出さずにしまえるポイントは、かごと棚板の間に手が入る隙間を確保すること。棚いっぱいにものを収納しないのが戻しやすさの秘訣です。
ポンと置ける隙間が大切!
※本記事で紹介した商品はすべて私物です。商品が販売終了していたり、在庫切れになっている可能性もあります。
参照:『サンキュ!』2023年4月号「死ぬほど嫌いな家事を戦略的にサボる!」より。掲載している情報は2023年2月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部