家事をラクにするコツは、ちょっとした「発想の転換」にあります。本来の用途ではなくても、家事に便利に使えるアイテムも。
そこで今回は、元家政婦で主婦歴20年以上のマミさんに、100均ファイルケースの便利な活用法を教えてもらいました。

乾物の収納にピッタリ
乾物は軽くてかさばりやすく、袋のサイズもバラバラですよね。引き出しや棚の中でバラけてしまったり、奥に入り込んで忘れてしまったり…なんてこと、ありませんか?
そこで便利なのが、100均などで売っている、プラスティックのファイルケース。書類の持ち運びや、紙類の整理などのために、買ったことがある人も多いのではないでしょうか?
しかし、意外と使い道がなくて余っている…なんてことも。このファイルケースが高さも奥行きも乾物を入れるのにちょうどいいサイズです。とくに、大きな海苔がそのまますっぽり入るのがいい感じ。
乾物の袋はサイズがそろわなくて収納に頭を悩ませますが、ファイルケースに入れればサイズがそろい、しまいやすくなりますよ。
隙間に立てて収納できる
幅がスリムなので、キッチンの引き出しや棚にちょうどよく収まります。また、種類別にラベルを貼っておけば、家族でも一目瞭然。
乾物はジッパーつきケースが多いですが、袋の口をしっかり閉じたつもりが開いていたり、粉などがこぼれてしまうことも。ファイルケースなら、万が一袋から中身がもれてもケースの中で収まるため、引き出しや棚の掃除がラクになるメリットもあります。
わが家には、吊戸棚に「何を入れればいいのやら…」と思うくらいの幅の狭い収納があり、持て余していました。しかし、そこにファイルケースがピッタリ!ファイルケースに入れれば、ちょっとした隙間に乾物を収納できるようになります。
今回は、薄いサイズのファイルケースを使っていますが、昆布などちょっとかさばるものは厚みのあるケースに入れても。また、中に仕切りがある蛇腹ケースなどに、乾物をまとめて入れても使いやすいと思います。
新しいものを買う前に、家にあるファイルケースでちょっとためしてみるのがおすすめですよ。
キッチンでも立てる収納は便利!
ファイルケースは、本来の書類整理にとどまらず、キッチンの収納問題にも使える優秀アイテム。とくに乾物類の管理に困っているかたには、やってみてほしい収納術です。ファイルケースが余っている…なんて人は、ぜひためしてみてくださいね。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。
編集/サンキュ!編集部