シンクに置かれた換気扇

元家政婦が教える!面倒な「換気扇」の掃除はゴシゴシこすらないのが正解

2023/11/03

そろそろ大掃除も気になってくる頃ですね。大掃除をする場所の代表ともいえるのが、キッチンの換気扇ではないでしょうか?

そこで今回は、元家政婦で家事クリエイターのマミさんに面倒な換気扇の掃除方法を教えてもらいました。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生か...

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アルカリ性の洗剤でつけ置きする

換気扇を洗浄液に入れる

換気扇を取り外したら、洗剤を吹きつけ一生懸命ゴシゴシこすって汚れを落としてはいませんか?それでもいいのですが、とても手間がかかりますよね。換気扇の掃除は、アルカリ性の洗剤でつけ置きをするのが簡単でラクですよ。

換気扇につく汚れは、ほぼ油汚れか、油汚れにほこりが付着したものです。油汚れは酸性の汚れですから、アルカリ性の洗剤を使うと、中和されて汚れが落ちやすくなりますよ。

アルカリの性質を持つ、重曹や酸素系漂白剤を溶かし、つけ置きをするのがおすすめです。

つけ置き洗いのしかた

シンクに水をためて洗剤を溶かす

重曹を使ってシンクでつけ置きをする場合は、シンクにゴミ袋を2重にセットするか、100均などで売られているシンクつけ置き用の袋を使います。そこへ重曹1カップとお湯を入れ、よく溶かして換気扇を1~2時間程度つけ置きしましょう。

オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使う場合も、同じようにシンクに袋をセットして、付属のスプーン2~3杯ほどをお湯でよく溶かし、換気扇を1~2時間ほどつけ置きします。※詳しい使用量は製品の説明書をよく読んでください。

つけ置きが終わったら、全体を軽くこすり洗いしてから水で流せば終了です。細かいところについている汚れは、古ハブラシなどで落としてください。

※アルミ製の換気扇をアルカリ洗浄剤でつけ置きすると変色してしまいます。アルミの場合は重曹や酸素系漂白剤でのつけ置きができません。食器用洗剤などの中性洗剤を使ってください。

レンジフードは重曹水スプレーかアルカリ電解水スプレーで

重曹水スプレーとアルカリ電解水

換気扇をつけ置きしている間に、レンジフードの掃除をしましょう。レンジフードの汚れも油性の汚れですから、同じように重曹かアルカリ電解水が有効です。

重曹スプレーかアルカリ電解水スプレーをシュシュっと吹きつけて拭き掃除をするだけで、油汚れが取れますよ。重曹スプレーは、水100mlに対し小さじ1杯の重曹を溶かし、スプレー容器に入れればつくれます。

もしくは、スプレー入りの重曹水が100円ショップなどでも販売されていますよ。アルカリ電解水も、100円ショップやホームセンターなどで購入できます。普段の掃除にも使えますから持っておくと便利です。

「つけ置き」すれば換気扇も簡単に掃除できる

スポンジやブラシで、換気扇に溜まった油汚れをゴシゴシと落とすのは、本当に面倒ですよね。油汚れに強い洗剤でつけ置きをすれば、簡単に汚れが落とせます。また、つけ置きをしている間に、レンジフードの掃除をすれば効率的ですよ。ぜひためしてみてくださいね。

■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a

編集/サンキュ!編集部

※漂白剤をご利用の際は、ご使用に適さない素材があります。事前にご確認ください。
※ご紹介した内容は個人の感想です。使用上の注意をよく読んだうえでご利用ください。

 
 

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