白いスニーカー 汚れ

白スニーカーの汚れの落とし方・防ぎ方を素材別に解説!

2025/02/10

白スニーカーは、足元をクリーンにまとめたいときに最適な1足です。とはいえ汚れが目立ちやすく、手を出しにくいと感じている人も少なくありません。

本記事では、白スニーカーの汚れの落とし方やきれいに履くためのコツ、おすすめのクリーナーキットについてまとめました。白スニーカーを避けている人・持っているけれど汚れが気になって履けない人は、ぜひ参考にしてみてください。

学芸員資格・英検準1級を持つ主婦ライター。「自分の機嫌は自分で取る!」をモットーに、日々楽しいことを探してい...

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白スニーカーが汚れる原因

白スニーカー 汚れ
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白スニーカーが汚れる原因はさまざまありますが、主なものは以下のとおりです。

■泥や砂ぼこり:道路や公園などを歩くときに泥や砂が付着する
■光による劣化:日光に当たることにより、色あせが発生する
■黄ばみ:洗浄時にアルカリ性の洗剤を使用したときに起こりやすい

泥や砂ぼこりは水に溶けない不溶性の汚れです。白スニーカーに付着するとシミになりやすく、目に付く汚れとなってしまいます。

また紫外線や蛍光灯の光は、スニーカーの色あせの原因です。白スニーカーを長時間日光の下にさらしたり、蛍光灯の下で保管したりするときれいな白さを保ちにくくなります。

このほか白スニーカーで気を付けたい汚れは、洗浄時の黄ばみです。

アルカリ性の洗剤は、紫外線に反応して黄ばみを引き起こします。キャンバス地の白スニーカーを洗ったときにすすぎが不十分だと、黄色いシミが浮き出てくるので要注意です。

白スニーカーのつま先・ソールをきれいにする方法

白スニーカー 汚れ
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ゴム素材のつま先やソールは汚れやすい上、汚れが目に付きやすい部分です。「簡単に汚れを落としたい!」というときは、消しゴムを使いましょう。消しゴムをゴシゴシすると、摩擦によって気になる汚れがこすり落とされます。

注意したいのは、きれいな消しゴムを使うこと。消しゴムそのものが汚れていると、汚れがつま先やソールに移ってしまいます。使い古した消しゴムでゴシゴシするのは控えましょう。

ソール・つま先の汚れ落としに使う消しゴムは、文房具コーナーで購入できるもので構いません。スニーカーをたくさん履く人は、スニーカーの汚れ落としに特化したスニーカー専用消しゴムをチェックしてみてください。

布・キャンバス生地の白スニーカーの汚れを落とす方法

白スニーカー 汚れ
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ナイロン布やキャンバス生地の白スニーカーは、中性洗剤や重曹を使用して洗うのがおすすめです。準備するものや洗い方の手順について、詳しく見ていきましょう。

洗い方と手順

軽度な汚れ

白スニーカーに軽い汚れが付いている場合は、中性洗剤で落とせます。以下のものを準備しておきましょう。

■中性洗剤
■古くなった歯ブラシ
■ブラシ
■スニーカーがつかるサイズのバケツ

【洗い方】
1. ブラシで白スニーカーの表面についた汚れ・ホコリを払い落とす
2. バケツにぬるま湯を入れて中性洗剤を溶かす
3. 白スニーカーを20~30分浸けておく
4. ブラシや歯ブラシに中性洗剤を付けて、全体をこする
5. ぬるま湯で丁寧にすすぐ
6. 水分を拭き取り、陰干しする

白スニーカーを紫外線に当てると、色あせや変色の原因となります。汚れを落とした後は日影の壁面などに立て掛けて乾燥させることが大切です。

ガンコな汚れ

泥などのガンコな汚れは、中性洗剤だけで落とすのは困難です。固形石けんや重曹を用意して、染みついた汚れを落としましょう。準備するものと洗い方の手順は以下のとおりです。

■重曹
■洗濯洗剤
■古くなった歯ブラシ
■ブラシ
■スニーカーがつかるサイズのバケツ

【洗い方】
1. ブラシで白スニーカーの表面についた汚れ・ホコリを払い落とす
2. 重曹(ぬるま湯1L:重曹大さじ3)と洗濯洗剤をぬるま湯に溶かす
3. スニーカーを1時間程度浸けておく
4. ブラシや歯ブラシで全体をこする
5. 汚れが落ちていないところに重曹ペースト(水大さじ1:重曹大さじ4)を塗布する
6. ブラシや歯ブラシでこする
7. ぬるま湯で丁寧に洗剤を落とす
8. 水分を拭き取り、陰干しする

あまりにもガンコな汚れは、重曹でも落ちないかもしれません。酸素系の漂白剤に浸け置きしてから洗うと、白さを復活させやすくなります。

なお塩素系の漂白剤は生地が傷んだり変色したりする恐れがあるため、スニーカーの洗浄には不向きです。

おすすめアイテム

ナイロン布やキャンバス生地は、水に浸けてゴシゴシ洗えます。白スニーカー洗いに使えるアイテムを常備しておきましょう。ナイロン布やキャンバス生地の白スニーカーにおすすめの、汚れ落としアイテムをご紹介します。

東邦|ウタマロ石けん

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 1,000円(6個)

ウタマロ石けんは、通常の洗濯では落とせない「ガンコな汚れ」に特化した固形石けんです。白スニーカーにこびり付いた泥・砂汚れも、ウタマロ石けんでゴシゴシするときれいに落としやすくなります。

ウタマロ石けんの特徴は、蛍光増白剤が含まれていること。くすみや黄ばみが気になってきた白スニーカーも、ウタマロ石けんで洗うことで元の白さに近づけます。消臭効果・除菌効果も期待できるため、汗をかきやすい季節・ニオイが気になる季節のスニーカー洗いに最適です。

オキシクリーン|オキシクリーン

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 1,282円

オキシクリーンは、アメリカ生まれの酸素系漂白剤です。主成分として過炭酸ナトリウムが含まれており、水に浸けると酸素の泡が発生します。ブクブクとした泡がガンコな汚れも浮かせて落とすため、手軽に白さをキープすることが可能です。

手軽に白スニーカーの汚れを落としたいときは、「オキシ漬け」がおすすめ。40〜60℃のお湯にオキシクリーンを解かし、白スニーカーを漬けましょう。約2時間放置すると、普通の汚れであればこすらなくてもきれいになります。

Sanko|シューズクリーナー

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 621円

白スニーカーをゴシゴシ洗うときにおすすめの、シューズ用ブラシです。先端が緩くカーブしているため、スニーカーの奥の汚れもしっかりと落とせます。

ブラシの先端に付いているのは、モコモコとした柔らかい繊維です。繊維の断面部分には特別な形状が採用されており、生地を傷つけないのに汚れ落ちは抜群。白スニーカーに付着した泥やシミも、簡単にきれいになります。

靴裏から表面・内部までブラシ1本でカバーできるので、小まめに白スニーカーを洗いたいご家庭におすすめです。

デイリーケア

ナイロン布やキャンバス生地の白スニーカーをきれいに保つポイントは、「汚れが付着しにくい状態を保つこと」「汚れたらすぐに落とすこと」です。

白スニーカーを購入したら、すぐに防水スプレーで全体をコートしてください。水や汚れが繊維に染みこみにくくなり、汚れが付着するのを防止できます。

またナイロン布やキャンバス生地の白スニーカーは、履いた後のブラッシングも重要です。馬毛などのやわらかいブラシを常備して、スニーカー表面の汚れをササッと落としてしまいましょう。白スニーカーを小まめにケアすることで汚れの蓄積を防ぎ、きれいな白さを維持しやすくなります。

レザー・革の白スニーカーの汚れを落とす方法

白スニーカー 汚れ
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レザーはキャンバス生地のように水に浸けてゴシゴシ洗うことができません。レザーの白スニーカーに付いた汚れを落とす方法や、汚れ落としにおすすめのアイテムをご紹介します。

洗い方と手順

軽度な汚れ

レザーの白スニーカーに付いた普通の汚れは、スニーカー用のシューズクリーナーできれいに落とせます。シューズクリーナーとは、水を使わずにスニーカーの汚れを落とせるおそうじアイテムです。主な種類は「フォーム」「液体」「シート」「ミスト」などがあります。

ここからは、フォームタイプのシューズクリーナーを使った場合のお手入れ方法を見ていきましょう。準備するものは、以下のとおりです。

■シューズクリーナー(レザー用)
■馬毛などの柔らかいブラシ
■乾いたクロス(2枚)

【お手入れ方法】

1. ブラシで白スニーカーの表面についた汚れ・ホコリを払い落とす
2. 乾いたクロスにシューズクリーナーをなじませる
3. 白スニーカーの汚れを拭き取る
4. 白スニーカーを乾いたクロスで拭く

使用するクロスは、表面がなめらかでやわらかいものを選びましょう。固い繊維だと、スニーカーに傷が付く恐れがあります。

またレザーの切断面にシューズクリーナーを付けると、汚れがこびり付いてしまうかもしれません。切断面はシューズクリーナーではなく、紙やすりを使ってください。黒ずんだ切断面にやすりをかけることで、汚れをこそぎ落とすことができます。

ガンコな汚れ

シューズクリーナーで落とせないガンコな汚れは、メラミンスポンジを使うのがおすすめです。メラミンスポンジに少量の水を含ませ、優しく汚れをこすりましょう。

メラミンスポンジを使うときのポイントは、スポンジを一定方向に動かすこと。メラミンスポンジを行ったり戻したりすると、レザーが毛羽立ってしまいます。汚れが落ちても見栄えが悪くなってしまうため、丁寧にこすることが大切です。

おすすめアイテム

レザースニーカーには、スニーカー専用のシューズクリーナーを使うのがおすすめです。スニーカーファンからの信頼を集める、「JASON MARKK」「COLEDO」「エステー化学」のクリーナーセットをご紹介します。

JASON MARKK|エッセンシャルキット

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 2,420円

JASON MARKKは、アメリカ生まれのスニーカーケアブランドです。長年の研究によって開発された高品質な製品が数多くラインナップされており、世界中のスニーカーファンから厚い支持を集めています。

エッセンシャルキットは、スニーカークリーナーとブラシがセットになったスターターキット。クリーナーは約97%が天然由来の成分で構成されており、体や環境にやさしいのが魅力です。

クリーナーの洗浄力は極めて高く、白レザースニーカーの見栄えがアップすると好評。4オンスボトルで、スニーカー約100足をお手入れできます。

COLEDO|propre スニーカー クリーナー キット

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 1,980円

濃密泡で汚れを落とす、スニーカー専用のクリーナーキット。ボトルをプッシュするとモコモコの泡が出て、汚れを浮かせて落とします。洗浄成分にはヤシノミ成分が含まれており、手肌にやさしく泡の持ちがよいのが魅力です。

付属のブラシは、天然の豚毛製。やわらかすぎずほどよいコシがあり、汚れをきれいに落とします。吸水性に優れるマイクロファイバー製のクロス・メラミンスポンジも付いていて、おそうじアイテムをそろえる必要がありません。

「手軽に白スニーカーをきれいにしたい……!」というとき頼りになるキットです。

エステー化学|洗浄力 ドライ洗い スニーカークリーナー

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 1,382円

ドラッグストアやスーパーで購入できる、シンプルなスニーカークリーナー。洗浄液の濃密泡が汚れを包み込み、元の白さをよみがえらせます。付属のマイクロファイバークロスで拭き上げれば、そのまますぐにお出掛けすることが可能です。

洗浄液には紫外線吸収剤が入っており、日焼けによる色あせが発生しにくいのもうれしいポイント。除菌効果も期待できるので、水洗いできないレザースニーカーをいつでも白く清潔に保てます。

デイリーケア

白レザースニーカーも、基本的には「汚れを付着させにくくすること」「汚れをため込まないこと」が大切です。購入したらすぐに防水スプレーを吹き付けて、スニーカー全体をコートしましょう。

普段のお手入れは、やわらかいブラシをかけて汚れを落とすだけでOK。ただし同じスニーカーを毎日履くと、傷みが早くなってしまいます。複数のスニーカーをそろえ、ローテーションで回してください。

レザーのきれいなツヤを維持するなら、数回履いた時点で皮革用クリームを塗るのがおすすめ。定期的に栄養補給してあげると、購入したてのツヤ感が長続きします。

スエード素材の白スニーカーの汚れを落とす方法

白スニーカー 汚れ
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スエードは、子羊や子牛などのやわらかい革をなめし、毛羽立たせた皮革素材です。手触りがよく暖かみのある風合いが魅力ですが、耐久性が低い・水に弱い・シミができやすいなどのデメリットもあります。

スエード素材の白スニーカーについて、汚れを落とす方法やおすすめのアイテムを見ていきましょう。

洗い方と手順

軽度な汚れ

スエードの白スニーカーの汚れを落とすときは、スエード専用のクリーナーやブラシを使ってください。準備するものは、以下のとおりです。

■スエード専用クリーナー(消しゴムタイプ)
■スエード専用ブラシ

【お手入れ方法】

1. ブラシで白スニーカーの表面についた汚れ・ホコリを払い落とす
2. 表面の汚れをクリーナーでこすり落とす

スエード専用のクリーナーがない場合は、消しゴムやメラミンスポンジでもOKです。力を入れすぎると生地が傷んでしまうので、やさしくこすってください。

ガンコな汚れ

ガンコな汚れが付着している場合は、スエード用の栄養&防水スプレーを使うのがおすすめ。以下のものを準備し、丁寧にお手入れしましょう。

■スエード用の栄養&防水スプレー
■ブラシ

【お手入れ方法】
1. スエード用の栄養&防水スプレーを吹き付ける
2. 丁寧にブラッシングする
3. もう一度栄養&防水スプレーを吹き付ける

スエード用の栄養&防水スプレーには、適度な油分が含まれています。全体に吹き付けてブラッシングすると汚れが浮き上がるため、表面に付いた汚れを落としやすくなるはずです。

ブラッシング後にもう一度栄養&防水スプレーを吹き付けると、汚れが付着しにくくなります。

おすすめアイテム

スエードの白スニーカーのクリーナーを選ぶときは、スエードに使えるかを確認することがマストです。スエードの白スニーカーに使える、おすすめのお手入れアイテムをご紹介します。

コロニル|スウェードクリーナー

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 1,540円

ドイツのレザーケアブランド「コロニル」のスエード専用クリーナーです。全ての起毛皮革に対応しており、スエード、ヌバック、ベロアなどのお手入れに使用できます。消しゴムタイプなので扱いやすく、気付いたときに汚れを落とすことが可能です。

本体サイズは幅約4.1×高さ5×厚さ2cmで、携行性も◎。バッグに入れておけば、外出先でも気軽にスエードのお手入れができます。

M.MOWBRAY|スエード・ヌバック用用ホコリ落とし ブラシ

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 1,817円

イタリアのシューケアブランドM.MOWBRAYのシューズブラシ。スエード専用なので、スエード靴に付着したホコリや汚れをスムーズに落とせます。

ブラシの材質は、外側がナイロン、内側が波型のワイヤーです。スエード表面に当てたときのあたりがやわらかく、傷が付く心配はありません。先端が広がりにくい設計により、長く使用しても形状が変化しにくいのも魅力です。

サイズは全長16.5cm・毛の長さ約1.7cmで、大人の手にしっくりと収まるサイズ感となっています。

ダスコ|拭き取るだけのフォームタイプ スエード クリーナー

出典:Amazon

■Amazonでの販売価格(2025年2月10日時点): 1,320円

ダスコは、イギリスを代表するシューケアブランド。チャーチやジョン・ロブといった高級靴メーカーの純正シューケア用品を手掛けています。

こちらのクリーナーは、起毛皮革に使えるフォームタイプの洗浄液です。界面活性剤と溶剤の効果により、雨や皮脂によるシミをきれいに落とします。

使い方は一般的なクリーナーと同様で、クロスに付けて汚れを拭き取るだけ。水洗いしなくても、スエードのきれいな風合いがよみがえります。

靴ひも・靴底・ミッドソールなどの洗い方

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白スニーカーの汚れを落としたら、靴ひもや靴底・ミッドソールもきれいにしましょう。洗い方の手順は、以下を参考にしてください。

【靴ひも】

■準備するもの:中性洗剤・歯ブラシ・タオル

1. 靴ひもを靴から外す
2. ぬるま湯と中性洗剤で優しく手洗いする
3. 歯ブラシで軽くブラッシングする
4. きれいな水でよくすすぐ
5. タオルで水気を拭き取り、陰干しで乾燥させる

【靴底・ミッドソール】

■準備するもの:歯ブラシ、スニーカー専用クリーナー(または中性洗剤)、消しゴム、タオル、
つまようじ(木製)

1. 歯ブラシで全体に水をつけ、汚れを落とす
2. 洗剤やクリーナーを付けた歯ブラシで優しくこすり、溝の部分も丁寧に洗う
3. 木製つまようじで溝の石や汚れを取り除く
4. 消しゴムで表面の細かい汚れを落とす
5. タオルで水気を拭き取る
6. 陰干しで自然乾燥

白スニーカーが黄ばまない乾かし方

白スニーカー 汚れ

ナイロン布やキャンバス生地の白スニーカーは、洗った後の乾かし方が重要です。適当に乾かすと、汚れを落とした白スニーカーに黄ばみや型崩れが発生してしまうかもしれません。

白スニーカーの見栄えをアップするための、きれいな乾かし方をご紹介します。

直射日光を避けて陰干しする

きれいに洗った白スニーカーは、風通しのよい日影に干しましょう。直射日光を避けて干すことで、紫外線による色あせやダメージを抑制できます。

特に気を付けたいのが、アルカリ性の洗浄剤を使ったとき。紫外線がアルカリ性に反応して、黄ばみを起こしやすくなります。

白スニーカーが黄ばんでしまうと、清潔感の観点からは大きなマイナスです。白スニーカーの持ち味であるクリーンさをキープするためにも、「洗った後の白スニーカーをどこに干すか」を決めてから洗濯に取り組みましょう。

新聞紙などを詰めて干す

洗った白スニーカーは、新聞紙を詰めて干しましょう。新聞紙は、湿気を吸収する性質があります。スニーカー内部の水分が新聞紙に移り、通常よりも乾燥速度が速くなるはずです。

注意点は、乾燥させたらすぐに新聞紙を取り出すこと。新聞紙のインクが、白スニーカーに残ってしまうかも知れません。せっかくきれいに汚れを落としても、新聞紙の汚れが付いてしまっては台無しです。

ハンガーにかけて干す

スニーカーをハンガーにつるせば水がたまりにくく、風の通りもよくなります。乾燥時間を短縮することが、黄ばみの防止につながるはずです。

白スニーカーを干すときにおすすめなのは、スニーカー専用のハンガー。靴の形状に合わせて作られているため引っ掛けやすく、干したときに安定感があります。シューズ用ハンガーがない場合は、一般的な針金ハンガーを「W」の形に折り曲げて代用するのもおすすめです。

新しい白スニーカーを汚れにくくするためにできること

新しい白スニーカーを購入したら、足を入れる前に「汚れ防止対策」を行いましょう。一手間掛けることで汚れが付着しにくくなり、きれいな白さを長く楽しめます。新しい白スニーカーを購入したら、すぐにすべきことをご紹介します。

購入後すぐに防水スプレーを吹き付ける

防水スプレーを白スニーカーに吹き付けると、表面に薄い撥水膜が生成されます。雨や水がかかってもスニーカーに染みこみにくく、水濡れや汚れで不快感を覚えることがありません。撥水膜は汚れも弾くので、白スニーカーのきれいな白さを長くキープできます。

「泥や油ですぐに汚れてしまうかも…!」と心配な人は、フッ素を含んだ防水スプレーがおすすめ。フッ素は油性の汚れに強く、汚れを染みこませません。お気に入りの白スニーカーに吹き付けておけば、水も汚れも心配せずに歩けます。

ベビーパウダーを塗っておく

ベビーパウダーは、コーンスターチやタルクが主成分です。水分や皮脂を吸収する性質があり、汚れや湿気を寄せ付けません。白スニーカーに塗布することで、サラッと快適な状態をキープできます。

またベビーパウダーの粒子の細かさも、スニーカーにとっては大きなメリット。

泥や砂などの汚れは、繊維のすき間に入り込んできます。ベビーパウダーを塗り込んでおけば、繊維に汚れが入り込むことがありません。表面に付いたホコリや泥も、ブラシをかけたりはたいたりするだけで簡単に落とせます。

ろうを塗り込む

白スニーカーの表面にろうを塗り込むと、表面にコーティング膜が形成されます。防水スプレーなどと同じような防水・防汚効果が期待でき、汚れから白さを守ることが可能です。よりコーティング効果を高めたい場合はドライヤーで熱を当てると、ろうが確実に染み込みます。

なお、白以外のロウソクを使うと、ろうの色がスニーカーに移ってしまうかもしれません。ろうを塗るときは、必ず白いロウソクを使用しましょう。

白スニーカーの汚れについてよくある質問

白スニーカーを初めて購入する人は、いろいろなことが気になるものです。ここからは、白スニーカーの汚れについてよくある質問&解答をご紹介します。

白スニーカーを洗う頻度は?

白スニーカーを洗う頻度は「汚れが気になってから」で構いません。キャンバス生地にせよレザーにせよ、頻繁に洗ったりこすったりすると傷みやすくなってしまいます。

ただし汚れが付着してしまった場合は、なるべく早いうちに落とすのが鉄則です。汚れを放置するとシミになり、簡単なお手入れで落とすのは難しくなります。白スニーカーに汚れが付いたら、その日のうちにクリーナーや消しゴム・ブラシなどでケアしてください。

白スニーカーを洗濯機で洗ってもいい?

たとえキャンバス生地でも、白スニーカーをご家庭の洗濯機で洗うのはおすすめできません。スニーカーが傷むのはもちろん、洗濯機が故障してしまうリスクもあります。

どうしても洗濯機で丸洗いしたいときは、コインランドリーに足を運んでみましょう。「スニーカーウォッシャー」や「スニーカードライヤー」が設置されているコインランドリーであれば、気軽にスニーカーを洗えます。

ただし、スニーカー専用の洗濯機も、全てのスニーカーに対応できるわけではありません。自己判断せず、必ず注意書きを熟読してください。

白スニーカーを洗うには歯磨き粉がいいってホント?

歯磨き粉がおすすめなのは、汚れが入り込みやすいソール部分です。歯磨き粉には研磨剤が入っていて、細かい部分の汚れまできれいに落としてくれます。

ソールの黒ずみが気になるときは、ぜひ歯磨き粉で洗ってみてください。

まとめ

白スニーカーに付いた汚れの落とし方は、スニーカーの素材によって異なります。素材に合った汚れの落とし方を理解して、スニーカーを傷めないようにすることが大切です。

またスニーカーの白さを保つ上で一番よいのは、汚れを蓄積させないこと。購入したらすぐに防水スプレーでコーティングして、水や汚れへの耐性を高めましょう。汚れが付いてしまったらその日のうちにケアをして、染みこませないようにしてくださいね。

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