元プロ料理人が教える!市販のポン酢より香りが強くて酸味が新鮮な「手作りポン酢」の作り方
2020/12/20
元料理人のサンキュ!STYLEライターおおつかはじめです。
冬といえば、柚子!
この時期は毎年柚子をたくさんいただきます。
レシピといえばジャムや鍋が多くなりがちですが、今回は自宅で手作りポン酢に挑戦しました。柚子がたくさんあるという方はやってみてください!
手作りポン酢の作り方
◯用意するもの◯
柚子 1L
濃口醤油 1L
みりん 300cc
昆布 3枚(10cmカット)
かつおぶし 片手3つかみ
蓋つきの入れ物(筆者は鍋で代用しました)
1 柚子の表面をかるく水洗いします
2 柚子を絞ります
*今回は大量だったため、柚子専用の絞り機を使用しました。
柚子は絞る工程が一番時間がかかるので先にやっておくと◯
3 柚子を絞り終わったら、みりんを煮切ります
(煮切った後は粗熱をしっかりとって冷ましておきます)
*みりんをそのまま入れてもOKですが、今回は小さな子どもも食べられるようにアルコール分を飛ばす「煮切り」をやりました。
本みりんほどアルコール度数が高いので注意してください。
4 絞った柚子をザルでこして、容器にうつします(今回は鍋で代用)
5 濃口醤油を入れていきます
6 冷めたみりんをいれます
*みりんの量で甘さを調節します。
みりんを300cc入れていますが、甘めが好きな方は増やしてください。
7 だし用昆布をいれます
(10cmほどにカットして3枚入れました)
*後述しますが、昆布は途中で取り出します。
8 かつおぶしを3つかみ入れます
*これでもか!というほどたっぷりでOK。花かつおだとふんわりしっかりと浸みていきます。
9 蓋をして冷暗所に1週間保管します
*しっかり蓋のできる入れ物が◯。筆者は鍋で代用したので、ラップをして密封しました。
納戸やパントリーなどの冷暗所に保存しておきましょう。
10 5日後に昆布を取り出します
(苦味が出てしまわないよう)
11 1週間経ったらかつおぶしをざるでこして出来上がり!
*びんやボトルに詰めて使います。冷蔵で保管すれば半年くらいはもちますよ。
フレッシュな柚子のいい香りがキッチン中に漂いました。
時間はかかるけど工程はシンプルなので作りやすいと思います。
おいしいポン酢で冬を楽しみましょう!
手作りしてみると市販のポン酢より香りが強くて酸味が新鮮です。「すっぱおいしい〜」という感じ。お鍋、サラダ、湯豆腐などポン酢料理が広がりますね!
絞った柚子の残りの皮と種はジャムとして再利用することができますし、
柚子の皮を細かくみじん切りにして冷凍しておくといつでも調理に使えます。
それでもまだたくさんある〜という時は柚子のお風呂に入っちゃいましょう!
この時期だけの柚子生活を楽しみましょうね。
■この記事を書いたのは・・・おおつかはじめ
約10年ほどレストラン業務に携わり調理師免許を取得、転職後に新しい職場にてFP資格を取得。お出かけ、旅行、アウトドア大好きなアクティブママライター。
5歳長男と1歳長女の育児に奮闘中の育休ママです。
料理レシピや情報収集などが得意。片付けや裁縫、DIYは苦手。もっぱらキャンプにハマり中。
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