みかんの皮と砂糖だけ!ついつい手が伸びてしまうみかんピールでおしゃれでおいしい食品ロス削減はじめよう!

2021/02/10

野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。

「こたつでみかん」というフレーズがあるほどに、日本の冬を代表する果物「みかん」。最近では、こたつがある家庭は減ってきていますが、手で簡単にむいて食べることができるみかんは、今でも多くの日本人に愛されている果物ですよね。
価格が手頃で日持ちもするので、箱で買っている方も多いことかと思います。

おいしく食べたみかんの「皮」。捨ててしまっていませんか?
この時期たくさん出るみかんの皮を活用した、生ごみ&食品ロス削減にもなり、おしゃれでおいしい「みかんピール」のレシピをご紹介します。

【レシピ】みかんピール

材料(みかんの皮10個分)

・みかんの皮  200g
・砂糖(煮る用) 100g
・砂糖(仕上げ用) 50g

つくり方

(1) みかんの皮は、内側の白い部分をスプーンなどでこそげ取る。
(2) 5mm幅くらいの細切りにする。

(3) 水に1時間ほどさらす。

漬け終わった水は、フレーバーウォーターとして飲んだりお掃除に使ったりできます

(4) 水を切り、皮と砂糖を鍋に入れ弱火にかける。

(5) 水分が出てくるので、たまに全体を混ぜながら水分がなくなるまで煮詰める。

(6) クッキングシートの上に広げて冷ます。

(7) 冷めたら砂糖を全体にまぶす。

POINT

・甘さ控えめのレシピのため、砂糖の量は調整してください
・白い部分はざっくり取り除ければOK(少し湿らすと取りやすい)
・砂糖は、グラニュー糖・上白糖・三温糖・きび糖など何でもOK
・ダイスカットに切り方を変えてもOK
・みかん以外にも、オレンジやレモン・柚子など柑橘でもおいしいです

みかんピールのたのしみ方

出来上がったみかんピールは、冷凍保存が可能!冷凍してもカチカチに固まらないので、そのまま使うことができます。

トーストやヨーグルトにのせたり、紅茶に入れたり、クセがなく何にでも合わせやすいのがみかんピールの良いところ。パンを焼く方は生地に練りこむと、とっても爽やかなパンに焼きあがりますよ。

個人的には、バニラアイスとの組み合わせにやみつきになっています。

捨てる「当たり前」を見直してみる

古くは、みかんの皮に含まれる酸や天然油の成分を掃除に活用したり、乾燥させてお風呂に入れたりする風習がありました。詳しい効能が浸透していた訳ではないのかもしれませんが、昔の人の知恵というものなのでしょう。
また、みかんの皮を乾燥させたものは「陳皮」と言って、漢方薬にもなる優れものです。

飽食になった現代では、捨てるものという先入観がありますが、おしゃれにアレンジしてたのしむことができると、食品ロスを減らす意識づけができるようになるかもしれないですね。

◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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