コロナ太りにマスク内の口臭…「お茶」で新・生活習慣の悩みが解決できる?! 「第3回 伊藤園健康フォーラム」~茶カテキン研究最前線~レポート

2021/06/25

ステイホームが続く中、運動不足で太ってしまったり、マスクで自分の口臭が気になるようになったり、気軽に出かけたり人と会えないことで気分が沈みがちになったり……。
生活習慣が変わったことで、新しい悩みが増えましたよね?

そんな中、お茶を通じて社会課題の解決に貢献し、“豊かに生きる”社会の実現を目指している伊藤園は、「第3回 伊藤園健康フォーラム」お茶で人生100年時代を豊かに生きる知恵~茶カテキン研究最前線~をオンラインにて開催。質疑応答タイムには、一般の視聴者からも質問が寄せられるなど、期待値の高さがうかがえました。

今回のテーマは「茶カテキン研究最前線」。
お茶に含まれる茶カテキンが、コロナ禍での新しい生活習慣によって引き起こされる新たな問題や悩みを解決してくれる可能性について、最新の研究結果を発表しました。

お茶を飲むことで、気になる“あの悩み”が解決できる可能性とは?
フォーラムに参加してきたので、レポートします!

お茶の効果・効能について科学の目で研究している「伊藤園 中央研究所」

フォーラムを主催したのは、「伊藤園 中央研究所」。
ここでは、お茶を科学し、「健康と安心」をお客様に届け、「おいしさ・楽しさ」を世界に広めるべく研究をしています。

例えば、お茶を飲むことで感染症予防の効果はあるのか?体脂肪や悪玉コレステロールを低下させるなど生活習慣病を改善できるのか? などを研究しているんだそう。

今回は、「コロナ禍においてクローズアップされる新・生活習慣病※と茶カテキン」をテーマとして、専門の先生方を交えてディスカッションが行われました。

※新・生活習慣病:伊藤園の造語。ステイホームでの運動不足や、デジタル生活での脳疲労、変化する生活習慣に対する健康不安など。

各方面の専門家が集結! ステイホームや外出自粛が与える、心と体の健康課題とは?

パネルディスカッションに集まったのは、「伊藤園 中央研究所」の衣笠所長を中心に、免疫学や口腔ケア、内科・生活習慣病、認知症などの専門家5名。

まず、気軽に出かけたり人と会うといった社会交流が長期間制限されている状況は、私たちの心身の健康にどう影響を与えているか?コロナ禍の健康課題について話し合われたところ……

「外出自粛は運動不足で太るだけでなく、ストレスにより睡眠の質が落ちると体内のリズムが狂い、血圧や血糖値の上昇など生活習慣病を引き起こす要因にもなる」、「人とのコミュニケーションが減ることで認知機能が低下する」、「マスクで自分の口臭が気になる人が増えただけでなく、唾液が飛ぶからと食後の歯磨きを控える学校も増え、口腔ケアの必要性が高まっている」などが指摘されました。

「お茶の力」の活かし方! 健康課題をお茶が解決できる可能性は?

では、お茶を飲むことで、健康課題をどれくらい解決できる可能性があるのでしょうか? 各専門家の先生たちから可能性が示されました。

【お茶ができる可能性1】ストレスや認知機能対策にも効果が期待できる

お茶に含まれるテアニンにはリラックス効果があること、また茶カテキンの効果により、お茶を1日2杯以上飲むと認知機能対策につながるデータがあるということが示されました。


【お茶ができる可能性2】コロナ太り対策にはお茶を“食べる”

茶カテキンは脂肪を分解し、テアニンのリラックス効果でドカ食いを防止することができる効果が示されていて、お茶を飲むだけでなく、茶葉を砕いてふりかけにするなど、丸ごと食べることでさらなる効果が期待できるようです。


【お茶ができる可能性3】口腔内の環境を改善できる可能性がある

1日1杯以上摂取すると口腔がんの発症率が減少する可能性もあるという報告もある緑茶は、口の中をキレイにしてくれる効果が期待されています。お茶を飲んだ直後には口臭の値が下がるという実験結果もあり、茶カテキンには口臭抑制効果がありそう、ということがわかっています。

さらに、こんな最新研究結果も……!?

現在、試験管内の実験において、唾液の中の新型コロナウイルスの感染力をお茶が抑制することまでわかっているそうです。現在、ヒトでの臨床試験中とのこと。ペットボトルのお茶でも有効であることを確認。カテキン類を多く含むものがよいと考えられるそう。人と接する前にお茶を飲むことで、唾液中のウイルスが不活性化され、周囲に感染させるのを抑制する効果が期待されているようです。

お茶を飲むときは“含み飲み”がおすすめ! これからの研究にも期待

お茶を活用して口腔ケアをする場合には、“含み飲み”がおすすめとのことです。“含み飲み”とは、10秒程度かけて、口の中全体にお茶を行き渡らせてから飲むことで、マスク、手洗い、“含み飲み”といった公衆衛生的使い方による感染拡大抑制のほか、口腔環境を整え、口臭を抑制する効果がより期待できるとのこと。

これからも、お茶にどんな力や可能性があるのか、研究結果が楽しみですね♪

協力/株式会社伊藤園

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