汚部屋の住人から「ミニマリスト」へ!なにをやったのか徹底解説
2021/10/22
6歳(娘)・4歳(息子)のママで、公式39grammar&サンキュ!STYLEライターで、ミニマリストのSHIROです。今回は汚部屋出身の私がどうやってミニマリストになれたのかについてお話をさせていただきます。
自分のお片付けの力量を知る
SHIROのお部屋は何故汚部屋になってしまったのか、汚部屋の頃は片づけ・掃除をしていなかったのか?
実は汚部屋のときもちゃんと掃除も片付けもしていました。しかし、掃除も片付けも行き届かなかったんです。
物が多く、物の量に合わせて収納もたくさん買いました。けれど物が増えていくと収納が追い付かなくなります。
収納する場所が無くなるとどこに収納したらいいのか分からなくなり「とりあえずここに置いておこう」と、“ちょい置き”が増えてどんどん部屋が汚部屋化してしまったのです。
そこでは私は気付きました。この家にある物の量は私には管理しきれないのだと。
SNSでキレイに揃った収納ケースやインテリアを見ると魅力的に感じ真似をしたくなります。でも、その真似っこは自分の必要な物の量・管理できる量と、参考にしているものの量が合っていないと意味がありません。
私が憧れた写真のとおりに真似をしてしまうと収納グッズが増えて無駄な収納と出費が増えてしまうだけになりました。
まずは自分がどのくらいの量なら管理できるのか、どのくらいの量なら整頓ができるようになるのか、行き届くのか見極めることが大切なのです。
適量になるまで不要なものは処分する
最初は自分がどのくらいの量なら管理できるのか分からないと思います。
なので、まずは「明らかにゴミ!」というものから捨てていき、次に必要なもの・不要なものと分けて量を減らしていきましょう。物を減らしていくうちに普段の部屋が片づけやすくなってくるのでしょう。そして、つねに綺麗な状態が続いていると感じたタイミングで「適量になった」と判断していいと思います。
ちなみに私はどちらかというと極端なタイプなので、減らすと決めたらとことん減らしました。やる気スイッチが持続しているうちに(笑)
また、物が捨てられないときはたいてい「もったいない精神」に邪魔をされています。必要な物・不要な物の区別が難しいときや捨てることにつまずいたときは使用頻度で判断をします。
いらない物を選別するポイントは使用頻度!
必要な物なのかどうか迷ったとき、捨てても後悔しないか迷ったときは1年間でどのくらい使っているのか使用頻度を基準に考えます。
そして、1年間で全く使っていなかったら捨てる!
1年間と期間を明確にするのが重要なポイントです。期間の目安がないと判断が付きにくいので必ず期間を決めましょう。
「でも、もしかしたら捨てたとたん必要になるかもしれないし…」
「何年後かに必要になるかもしれないし…」
そんな思いに駆られる気持ちはとてもよくわかります。ですがそんなことを思っていては一向に片付きません。もし自分の家が物置だったら保管しておくことは可能です。大きな物置だったらその物置に入る分だけ物をとっておけます。
しかし、家は物置ではありません。
お家は人が住むところ、生活するところです。
物置で暮らすのはもうやめよう!
外に設置してある物置に自分が暮らしていると思ったら、あれ?おかしいな。
汚いし、虫が湧きそうだし不衛生で嫌だなって思いますよね。
自分のお家がゴミや物でいっぱいになっていたら物置で暮らしているのと同じになってしまいます。
そんなの嫌ですよね。でも、そんな「汚くて嫌だな」と思う気持ちが部屋を綺麗にするための糧になります。
ミニマリストになりたい!お家を綺麗にしたい!
そう思ったときはその気持ちを必ず持ち続けてください。
ミニマリストに「コレ」という決まりはない!
ひと口にミニマリストと言っても、ミニマリストへの考え方や物の量、部屋のつくり方など十人十色です。洋服好きな方がたくさんの服を持っていても、ちゃんとそれを綺麗に収納し不要な服もきちんと処分して、自分にとって必要な洋服だけを残し管理できていれば量が多くてもそれでいいと私は思います。
ミニマリスト=服を10着に収めなければならない!という決まりはありません。
必要最低限のもので暮らす――これをしっかり極められれば、立派なミニマリストになれると私は思っています。
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