食器スポンジのおすすめは?主婦がリピ買いする3つのスポンジを徹底レポ

2021/12/31

毎日の家事のなかで必ずしなければならないのが”洗い物”。水まわりをキレイにしておく方が料理のモチベーションも上がりますよね。そんな食器洗いに欠かせないのが”スポンジ”。たくさんの種類もあり、どのスポンジが結局使いやすいのか疑問に思うことも。

今回は無印良品のヒット商品「食器洗いスポンジ」に注目し、料理を仕事にしている管理栄養士でサンキュ!STYLEライターのhiroさんに2週間使った感想を教えていただきました。

使い心地を検証するため、定番人気のニトリさん、トップバリューさんの食器スポンジもあわせて使い比べてみます。

管理栄養士、野菜ソムリエの資格を生かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあ...

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人気の3層スポンジに注目

注目したのは、キッチンになじみやすい白色で不織布を含む3層タイプ。

上層部分…不織布が密になり、しっかりこすることができる
中層部分…高密度のウレタンフォームで泡立ちや泡持ちをよくしてくれる
下層部分…空洞が大きいウレタンフォームで水切れ効果がある
トップバリューさんの商品は、下層が空洞が大きめのスポンジになっています。

今回は、値段で差が出ないように100円ショップ以外で購入できる商品を選択しました。

値段

写真左から
・ニトリ(ソフトスポンジ水切れ)        149円
・無印良品(三層スポンジ)           150円
・トップバリュー(手になじむやわらかスポンジ) 140円

値段に大きな差はありませんが、無印良品のスポンジは3つで299円。
まとめ買いで安くなるとうれしいですよね。

※掲載の価格は店舗や地域によって異なる場合があります

持ちやすさ

・トップバリュー 
下層がふわふわなので持ちやすく感じます。手になじむサイズ感。

・無印良品
手になじみやすいサイズ感で持ちやすく感じます。男性が使うのであれば小さいかな?と思います。

・ニトリ
ニトリと無印良品の見た目は似ていますが、上層部分がニトリの方がかためです。

泡立ち&泡もち

・トップバリュー
スポンジ部分が水分をしっかり吸収してくれます。泡もちのよさはトップバリューに軍配が上がります。

・ニトリ
ウレタンフォーム部分が層になっているので問題なく泡立ちます。

・無印良品
感想はニトリさんの商品とほぼ同様。泡立ちもよく、しっかり洗えます。

洗いやすさ

1番スポンジとして重要ポイントの洗いやすさ。

・トップバリュー
全体的にやわらか素材で手になじむので、子ども用の箸や小さい食器を洗うのにぴったり。

・無印良品
適度なかたさと絶妙なサイズ感で文句なしの洗いやすさです。

・ニトリ
少し固め素材なので、小さい食器などは洗いにくく感じました。ゴシゴシこすれるので、薄い焦げつきなどは1番洗いやすかったです。

水切れ

少しでも衛生的に使用したいので、水切れのよさも気になります。

・トップバリュー
下層のスポンジ部分が水分をしっかりと吸収してくれるので、しっかりと絞る必要があります。

・無印良品&ニトリ
絞らなくても自然と水分が下に落ちます。乾くまでのスピードも速いと感じました。

耐久性

1週間後

写真左から

・ニトリ
・無印良品
・トップバリュー

どの商品もへたり感はありますが、捨てるにはもったいないなと感じるレベルです。

カレーやトマトソースなど色移りが気になる料理もありましたが、思ったよりはキレイでした。

2週間後

写真左から

・ニトリ
・無印良品
・トップバリュー

さすがに全体的に黄ばみ、汚くなってきました。ここまで汚なくなれば、スッキリ気分で捨てられます。

無印良品のスポンジの比較

無印良品の新旧を比べてみました。新品を並べると一目瞭然。めちゃくちゃ黄ばんでいることが分かります。

定期的にスポンジ交換が必要だなと改めて認識することができました。

まとめ

今回は、3社のメーカーさんのスポンジを同時に使用し検証したところ、それぞれのよさがあることがわかりました。

無印良品さんの食器スポンジが人気である理由もわかります。白色のスポンジは汚れやすいと思い、使うのを避けていたのでいい意味でびっくりです。

水にぬれたスポンジは、どうしても菌が発生しやすい環境にありますので、1~2週間程度のサイクルで交換できる程度の耐久性があれば十分かなと感じました。

どのスポンジも焦げついてしまった汚れには対応できないので、コゲ落し用のスポンジなどを併用して使うことをおすすめします。

料理=片づけ

料理をつくるのは好きだけど、洗い物が嫌だと思っているかたが多いのが現状です。食事作りと洗い物で担当を分けている家庭もありますよね。

おすすめしたい方法は、料理と洗い物を同時に行うこと。料理の完成のタイミングで洗い物も終わっている状態が理想です。

食後の負担も減り、キッチンもすっきりとした状態でご飯をいただけます。使いながら洗うので、使用する調理器具の数も減らせます。使いやすいお気に入りの食器スポンジがあれば、洗い物のモチベーションも上がりますよ。



■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあり、子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉を使った料理やスイーツのレシピを発信中。Instagramは@gk_kitchen6

編集/サンキュ!編集部


※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。

 
 

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