スズキ「ワゴンRスマイル」が大ヒット!ヒミツは「快適性の深掘り」にあり!?

2021/12/13

スズキの軽自動車「ワゴンRスマイル」が、異例の大ヒットとなっています。一般社団法人全国軽自動車協会連合会が発表した自動車販売台数ランキングによると、2021年10月度に最も売れた軽自動車は「スズキ ワゴンR」。約7年ぶりの首位獲得で、この要因となったのが「ワゴンRスマイル」の大人気なのだそうです。
特に女性を中心としたファミリー層から熱い支持を集めているのだとか。その理由は何か、どういう点が他の車と違うのか、チェックしました。

最初にデザインが話題に。その後、使い勝手の良さでファンが急増

2021年9月に新発売されたスズキの軽自動車「ワゴンRスマイル」。登場した当初にまず目を引いたのは、豊富なボディカラーでした。コーラルオレンジメタリックやインディゴブルーメタリックといった、ありそうでない新鮮なカラーが加わったうえに、インパネカラーパネルなどのカラーを自由に組み合わせることでカスタムが可能に。自分好みのカラーにできれば、乗っていても楽しいですよね。

内装もキルティングをモチーフにした天井や、細かいステッチが施されたシートなど、カジュアルさがありつつもラグジュアリーな雰囲気。四角いボディーに丸目ヘッドランプを組み合わせた外見もかわいく、SNSに写真をアップしたくなるデザイン性が大きな話題になりました。

とはいえ、見た目だけではそうそう飛びつかないのがファミリー層です。「スズキ ワゴンRスマイル」が大ヒットした原因も、デザインだけではありません。「使い勝手が抜群に良い」という点が、大きなポイントとなっているようです。

軽とは思えないたっぷりの収納力。もう車内で荷物が散乱しない

使い勝手で最初に気になるのは、なんといっても乗り降りのしやすさです。「ワゴンRスマイル」は、ワゴンRシリーズで初めて両側に電動タイプのスライドドアを採用。狭い駐車場や壁際でも気にせずに開けることができ、開口部分も広く大きいので、子どもや荷物を抱えていてもラクに乗り降りできます。

収納スペースが多いのも「ワゴンRスマイル」の特徴で、前席のインパネセンターポケットはスマートフォンがすっぽり入る大きさ。充電用のUSB電源ソケット(HYBRID X、 HYBRID S)まであるのはうれしいポイントです!

また、ほとんどの車が運転席と助手席の背面にシートバックポケットやテーブルを装備していますが、「ワゴンRスマイル」にはそれらの上部にシートバックアッパーポケットも新設。スマホやポケットティッシュなどの小物を収納するのに便利ですし、助手席の座面下のシートアンダーボックスは、隠しておきたいものや濡れているものを収納するのにぴったりです。

後席のシート背面にもドリンクホルダーやポケットがあり、グレードによってはショッピングフック3個を備えた折りたたみ格納式のパーソナルテーブルも取り付け可能です。
子どもと一緒のドライブは車内に荷物が散乱しがち。それをスッキリ片づけて快適に過ごせるのは、うれしいポイントですよね。

全席が独立しスライド&リクライニング。長時間でも車内は快適

帰省などに車を使う場合は、ロングドライブでの乗り心地も大切なポイントです。「ワゴンRスマイル」は運転席や助手席、さらに後席のひとつひとつのシートが独立していて、前後にスライド&リクライニングするので、長時間でも快適。後席はリクライニングしない車種もあるので、これは大きいポイントですね。

また、女性が気になる車内での日焼けも、「360°プレミアムUV&IRカットガラス」でしっかり対策。UVカットのみならず、ジリジリとした暑さのもとである赤外線カットもしてくれるので、夏でも車内は快適です。

その他、ボディには不快な音や振動を低減する技術が盛り込まれているので、おしゃべりや音楽を楽しむ時に邪魔にならず、寝る時も快適。子どもたちも落ち着いて乗ることができそうです。

ぶつからない、飛び出さない……車が事故を未然に防いでくれる!

そしてもう1つ、ファミリー層に熱く支持されているのが全方位の安全対策です。
例えば運転中、ナビ画面や速度計などを確認してヒヤッとすること、ありますよね。「ワゴンRスマイル」ではそれを防ぐため、運転に必要な情報をフロントガラス下部に表示!視線の移動を減らして安全運転をサポートしてくれます。

さらに、衝突被害を軽減する「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載した「スズキ セーフティ サポート」を全車に標準装備。誤発進抑制機能や車線逸脱警報機能、後退時ブレーキサポート、リヤパーキングセンサーなど、「こういう機能があれば!」と思うサポートが盛り込まれていて心強い限りです。

他にも、見えない場所の視界をサポートして狭い道路での接触などを防ぐ「全方位モニター用カメラ」や、適切な車間距離を保ちながら先行車を追従する「アダプティブクルーズコントロール」、走行中に標識を検知してフロントガラスに表示する「標識認識機能」などもオプションで装備することができます。

これだけの機能が備わっていて、価格は129万6,900円~199万1000円※。軽自動車の車両価格が高くなっている中で、この価格は「お手頃」と言えます。
ファミリー層は「お得感」にもとても敏感。この点も大ヒットの要因になっていると言えそうです。

※ 価格は2021年11月現在の情報です。リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、届出等に伴う費用は含まれません。

協力/スズキ株式会社

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND