ボトルを箱に入れる人

【12月のアクション】ちょっとした工夫でゴミを減らすSDGs

2021/12/17

プラスチックや食べ残し、ゴミがいつの間にか増えている……ゴミの削減はSDGsにとっても大事な目標!繰り返し使えるみつろうラップやコンポストの設置など、身近にできるちょっとした工夫を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
コラムニスト 金子由紀子さん
シンプルライフをテーマに幅広い分野で活躍。心地よい生活と継続性を重視したリアルな暮らしの知恵が共感を呼ぶ。『暮らしも人生も整う!クローゼットの引き算』(河出書房新社)。

What's SDGs?

【持続可能な社会のための世界の目標】
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、15年に国連サミットで193の国と地域が採択した17の目標のこと。環境や貧困についてや、働きがいやジェンダー平等など幅広い目標があります。

SDGsの17の目標

【1】貧困をなくそう

【2】飢餓をゼロに

【3】すべての人に健康と福祉を

【4】質の高い教育をみんなに

【5】ジェンダー平等を実現しよう

【6】安全な水とトイレを世界中に

【7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに

【8】働きがいも経済成長も

【9】産業と技術革新の基盤をつくろう

【10】人や国の不平等をなくそう

【11】住み続けられるまちづくりを

【12】つくる責任つかう責任

【13】気候変動に具体的な対策を

【14】海の豊かさを守ろう

【15】陸の豊かさも守ろう

【16】平和と公正をすべての人に

【17】パートナーシップで目標を達成しよう

ちょっとした工夫でゴミを減らすSDGs

今日からSDGsを実践しよう!

【まだまだあります!ゴミを減らすためのいろんな工夫】

金子さんが伝授してくれた、すぐできるゴミを減らす工夫はまだまだあります!取り入れやすそうなものから、どんどんチャレンジしてみましょう。

工夫1 買い物に行く前は冷蔵庫の中を写メして買いすぎ防止

白い背景に隔離されたスマートフォンを使用して女性の手
Ridofranz/gettyimages

ゴミとして出やすいのが食べ残しや、使わずにいたんでしまった食材。家にある食材を写メしたり、前回の買い物のレシートをお財布に入れておくことで、買いすぎを防げます。

工夫2 買い物で迷ったときはプラスチックの使用量が少ない物を

プラスチックはびん、缶、紙類と比べ、製品へのリサイクルはまだ少ないのが現状。なので、プラスチック容器より紙やびんの容器を。プラスチックならラベルレスや詰め替えパックなど使用量が少ないほうを選んで。

工夫3 古布をウエスにして、衣類を最後まで使い切ろう!

キッチンに、着なくなった衣類などの古布とはさみを一緒に入れたかごを常備。掃除や油を捨てるときにカットして活用して。シンクの中で布を切れば、くずも散らかりません。

工夫4 生ゴミはコンポストを使えば大幅に減量できる!

生ゴミから堆肥を作るコンポスト。ゴミ処理場に出す家庭ゴミを減らせるのが魅力です。最近ではマンションでも置けるコンパクトな物が増えています。購入補助金が出る自治体も多いのでぜひチェックを!

初心者でも簡単!ベランダでできるコンポストを試してみよう!

面倒な家庭の生ゴミを減らしてくれるコンポストが、かわいいファスナーつきのバッグで登場。においや虫の侵入を防ぐので、初心者でも安心して使えそう。ベランダはもちろん、室内に置いておけるデザインも◎。できた堆肥はぜひ家庭菜園に活用してみて!

LFCコンポストセット(単品)¥4,268(税込み)、(定期便)初回¥3,278(税込み)、2回目以降¥1,848(いずれも送料別)/ローカルフードサイクリング

今月のテーマはコレ!

【11】住み続けられるまちづくりを

【12】つくる責任つかう責任

【13】気候変動に具体的な対策を

【14】海の豊かさを守ろう

※商品の問い合わせ先/ローカルフードサイクリング https://lfc-compost.jp/

参照:『サンキュ!』2022年1月号「今日から親子でちょっぴり"SDGs生活"始めます!」より。掲載している情報は2021年11月現在のものです。イラスト/まいこ 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/工藤千秋 編集/サンキュ!編集部

 
 

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