災害によって避難先は変わる!?「行くべき避難場所」とは

2017/09/25

災害時に避難する場所は、地震や津波、火災などの災害ごとに違う場合があります。行き先やルートを間違えると二次災害に巻き込まれる危険も。避難場所を確認するとき押さえておきたいポイントをご紹介します。

災害時は自宅待機が基本。でも、家の中にいるのが危険な場合は、火の始末をしてブレーカーを落とし、避難所に向かいます。落ち着いて、安全に避難するためには事前の情報収集が大事です。

避難するルートを確認しておく

災害発生時はネット回線が規制され、地図アプリが見られなくなることも。自力でたどり着けるよう、避難所まで実際に歩いてみましょう。土砂などで道が通れなくなることもあるので、複数のルートを知っていると安心。

自宅付近の二次災害リスクをチェックする

津波や地盤沈下、土砂崩れ、火災など、住んでいる地域のリスクは自治体のハザードマップなどで確認して。地図検索や高台サーチなどで現在地の標高を知っておくことも津波や洪水の備えに。

園や学校、職場からの避難ルールを確認しておく

園や学校には、子どもの引き取り方法に加えてすぐに家族が迎えに行けない場合の対応も聞いておくと安心。職場では勝手な帰宅を禁止していることもあるので確認を。

避難ルールを家族で共有しておく

もしものときに集まる場所、連絡をとり合う方法は家族で共有しておきましょう。集まる場所や連絡先を記載したカードを持っておくと、万が一自分が被災して動けなくなったときもだれかに連絡をとってもらえます。

被災して自宅を離れなければいけないときや、家族と離れてしまったとき、少しでも不安を軽くして迷わず動けるように、できることから始めてみませんか?

参照:『サンキュ!』10月号綴じ込み冊子「【完全保存版】自分と家族を守る“防災力”アップGuide」より一部抜粋 監修/あんどうりす、取材・文/小谷野少名

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