年賀状とボールペンを机の上に置く

2022年の年賀状を出す人はどれくらい? 多くの人はLINEも併用

2021/12/23

SNSの普及やペーパーレス化の流れから、年始の挨拶として定番だった年賀状も、さまざまな形に変化しているようです。そこで、20代~50代の女性381人に調査したサンキュ!モニターアンケートで、2022年の年賀状事情を調べてみました。

61%の人が2022年も年賀状を出す予定

年々出す人が減っているというニュースを目にする年賀状ですが、サンキュ!モニターアンケートでは「2022年の年賀状を出しますか」という質問に61%の人が出す予定だと回答しました。喪中のお知らせを送った方も含めると、69%の人が出すと回答しています。

一方、年賀状を出さないと回答した人はわずか20%でした。その理由を聞くと、お金もかかり面倒、という意見があるなかで、年賀状をやめる人が増えたため、という意見が大多数。
届く枚数の減少とともに、出さないと決めた人が多いようです。

年賀状を出している人は、主に家族と友達へ

年賀状を出している人は誰に出しているのでしょうか? アンケートで一番多かったのは友達に出すと回答した人で86%となりました。次いで多かったのが両親(72%)、親戚(67%)、兄弟(58%)と、身近なお付き合いの相手に年賀状を出す人が多いようです。

年賀状のデザインは自作派が6割

それでは、みんなどんな年賀状を出すのでしょうか? アンケートでは、自分でアプリやPCのソフトで年賀状をデザインすると回答した人が61%になりました。簡単に作成可能なデザインアプリも増えたうえ、枚数が減ったということから、自分らしいオリジナルの年賀状を作っている人が多いようです。

年賀状でつながっている相手もいるからという理由で出し続ける人はまだまだ多いよう

やめている人も増えている中、年賀状を続けたいと考える理由についてもきいてみました。

<アンケートの声>
やめるタイミングがなく、出しています。ただ、高齢で遠方に住む祖父母にはなかなか会えないので、年賀状を送るととても喜び飾っているそうなので、送り続けたいなと思っています。(30代 子ども2人)

今年はフォトウェディングをして写真を撮ったので送ることにしました。結婚式は延期になりできていませんが、1つの結婚報告として年賀状で二人の写真入り年賀状を送る予定です。なにか報告したいことがあれば出しつづけたいと思うのではないかと思います。(20代)

基本やめたいと思っており、出す人は絞っているが遠方の祖父母などには孫の成長を感じてほしくて送ることにしている。(40代 子ども3人)

地元に住んでいないので、親戚や友達ともなかなか会えません。家族の写真入りの年賀状を出して、近況報告をしている感じです。(40代 子ども2人)

やめようかと迷いながらも、祖父母や親戚には年賀状で連絡をとりあいたいと考えている人が多いようです。

年賀状を出している人も、LINEで新年の挨拶を送っている

年賀状以外ではどんな新年の挨拶をしているのでしょうか? 年賀状以外でどんな新年の挨拶をしているかという質問では、LINEと回答した人が72%。年賀状を出す人よりも多い結果となりました。年賀状を出して、LINEでも新年の挨拶をしている人が多くいるため、送る相手によって使い分けている様子がうかがえました。

<アンケートの声>
友達関係は年賀状をやめて、LINEなどで挨拶をするようにしたが、親戚や仕事関係ではまだ送り合う風習が残っていて、目上の人にはこちらからやめるとは言いづらいので出している。(30代 子ども2人)

数年前に親族だけに送るに変更しました。それまでは150枚程送っていたけど、今は10枚で済むようになりました。親族だけは、挨拶しておきたいと思っています。あとはLINEで済むので。(30代 子ども3人)


もらうとやはり嬉しく感じるのが年賀状。数は減っても、年賀状を出す習慣はまだまだ残っていくようです。新年の挨拶がオンラインやSNSへと形を変えても、人とのつながりを大事にする習慣自体はなくなることはないようです。

※『<サンキュ!>子どもとゲーム・読者、年末年始の暮らしに関するアンケート』(2021年11~12月実施、回答数381人)。
※掲載された情報は2021年12月5日までに収集した情報です。 (編集済み)

 
 

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