マックのポテトに近いのはどれ?業務スーパーの「冷凍ポテト」3種を料理のプロが食べ比べ!
2022/03/31
業務スーパーのおすすめ商品を、アスリートフードマイスター2級の資格を持ち、家庭料理のお店で料理長として勤務する調理師のタナカ*タカコさんに教えてもらいました。
今回ご紹介するのは、業務スーパーの定番商品のひとつ、冷凍ポテト。店頭で販売されていた形状が異なる3つの冷凍ポテトを食べ比べてもらいました。
- いずれも1kg入りで328円!
- 「ナチュラルカット」はサクッとした歯応え&中身はトロッで止まらないおいしさ
- 「クリンクルカット」は少し冷めてもおいしい歯応えが続くのがうれしい!
- 「シューストリングカット」はハンバーガーチェーンのあの味に近い!
いずれも1kg入りで328円!
今回は業務スーパーで販売されている「アメリカ産 フレンチフライドポテト」3種の食べ比べをお届けします。商品名はいずれも「アメリカ産 フレンチフライドポテト」ですが、パッケージ左下に形状が書かれており、そちらは以下のとおりとなっています。
・ナチュラルカット
・クリンクルカット
・シューストリングカット
価格は3種ともに、1kg入りで328円!業務スーパーらしいお手ごろな商品となっております。
それでは、各種食べ比べをしてみます。
「ナチュラルカット」はサクッとした歯応え&中身はトロッで止まらないおいしさ
ナチュラルカットは、じゃがいもを皮ごとくし切りにした、フライドポテトです。
調理方法は3つ(ナチュラルカット以外の2種も共通)
・油で揚げる→たっぷりの油175℃で、3~4分
・炒める→油をひいて、きつね色になるまで
・オーブン→重ならないように並べて、200℃で13~18分
揚げずに炒めるだけでも調理できるので、油の利用を控えたい人や1人前などの少量を調理する調理する場合には手軽でいいですね。
今回は、家族でたっぷり食べたかったので、油で揚げてみました。
皮つきのままのナチュラルカットは、じゃがいもそのもの香りや甘味といったおいしさが味わえます。
サイズにばらつきがあるので、大きいものは表示時間よりも長く揚げるなどの工夫をする
とさらにおいしく仕上がります。
揚げたては、表面はサクッとした歯応えなのに、中身はトロッととろける食感で、止まらないおいしさです。チリソースやオーロラソースとの相性◎。ディップ食べがオススメです。
「クリンクルカット」は少し冷めてもおいしい歯応えが続くのがうれしい!
続いては「クリンクルカット」を実食。4辺をギザギザの形状にカットしてあるポテトフライです。
調理方法は前述のとおり油で揚げる、炒める、オーブンの3つ。こちらも油で揚げて調理しました。
3種類のなかで、一番サクサク感が強いのが特徴です。ギザギザにカットされていて表面積が広いからなのかな。などとサクサク感の理由を考えながら食べていたら、あっという間に完食してしまいました。
少し冷めてもべっとりせず、おいしい歯応えが続くのがうれしいです。歯応えを楽しむなら、シンプルに塩味でいただくのがおすすめ。
「シューストリングカット」はハンバーガーチェーンのあの味に近い!
「シューストリングカット」は、マクドナルドのポテトに似た形状のポテトフライです。太さが2種類販売されていたので、今回は細い方のシューストリングカットを購入しました。
こちらも調理方法は3つで、油で揚げました。1本1本が細いので3種類のなかで、一番揚げ時間が短くてすみました。この細さなら、炒め調理にも向いていそうです。
カリッとした軽い歯応えは、ハンバーガーショップのポテトで食べるあの味に近いです。細いのでソース系の調味料をディップするのはむずかしいのですが、パウダー系の調味料で濃いめに味つけをすると子ども受け抜群です。紙袋などで、シャカシャカして楽しむのもよさそうですね。
◆執筆/調理士 タナカ*タカコさん
サンキュ!公式インスタグラマー、アスリートフードマイスター2級。家庭料理のお店で料理長として勤務の傍ら、SSS-Style+フード部門担当としてお料理講座や調理代行サービスを行う。
※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。
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