【業務スーパー】料理のプロが認める「冷凍野菜」おすすめ12選!アレンジレシピも合わせて紹介

2022/05/08

おトクで大容量な食品・食材が並ぶ業務スーパー。数ある商品のなかでも、とくに人気なのが「冷凍野菜」です。

時期によって価格が変動しがちな野菜も、冷凍野菜なら大容量かつ、いつでもお手頃価格で購入可能。また、アレンジ豊富で時短にもなるのもとっては助かりますよね。

そんな、食費と時間をやりくりする主婦にとって、強い味方となる冷凍野菜ですが、種類が多くてどれを選ばいいかわからない……という人もいるのでは?

そこでこの記事では、アスリートフードマイスター2級の資格を持ち、家庭料理のお店で料理長として勤務する調理師のタナカ*タカコさんのおすすめをご紹介します。

サンキュ!公式インスタグラマー、アスリートフードマイスター2級。家庭料理のお店で料理長として勤務の傍ら、SS...

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おすすめ1:時短を叶える定番冷凍野菜「揚げなす」

味噌汁などを作るときに、とっても便利な冷凍野菜。油をまとったなすと味噌汁の相性はとてもよいですが、一度油で揚げるという手間がありますよね。でも、「冷凍 揚げなす」を使えばそんな悩みも解消!

この揚げなすを使って作る食事でおすすめなのが、カレーです。とくに、カレーうどんとの相性は抜群。業務スーパーの冷凍うどんと、カレーうどんの素を使えば、かんたんに作ることができますよ。

そのほかにもいろいろな料理に使えますが、茹でると油が出るため、一度下茹でをする必要があります。その点だけ注意してくださいね。

■商品情報
商品名:揚げなす
内容量:500g
価格:192円(税込)

おすすめ2:下処理いらずでおいしくいただける「オクラ」

業務スーパーの冷凍「オクラ」は、ガクや茎の部分を切り落として、下茹でしてから冷凍してあるので、下処理いらずで便利に使えます。

1袋あたりの容量は500gで、筆者が購入したものには50本以上入っていました。

アレンジも豊富で、豚肉を巻いて焼くだけの「オクラの肉巻き」、包丁もまな板も使わず数分で完成する「豚肉とオクラの炒め物」、定番の「煮びたし」などをつくりましたが、どれもおいしかったです。

ただし、刻んで利用するのには向いていません。。業務スーパーにはカット済みの冷凍カットオクラも販売されているので、用途に合わせて使用するのがよさそうです。

■商品情報

商品名:オクラ
内容量:500g
価格:214円(税込)

おすすめ3:生を買うよりグンと安い&おいしい!「カリフラワー」

500g入りで170円と、生のカリフラワーを買うよりもグンと安い冷凍野菜の「カリフラワー」。カットしてあり、加熱済というのもうれしいポイント。カットサイズは少し小さめで、子どもでも1口で食べられそうなサイズになっています。

カリフラワーには、ポソポソとかポロポロするイメージがありました。しかも、冷凍だから、べっちゃっとしてしまうようなイメージもありました。

でも、いくつかメニューをつくってみた結果、その両方のイメージを完璧に覆されることに。シャキッとしていて、ボソボソしない美味しい冷凍カリフラワーに、驚きと感動を覚えました。1袋で2~3品は作れます。

 

パッケージ裏にレシピが書いてあった「カリフラワーのマヨチーズ焼き」はグラタンのような仕上がりに!また「カリフラワーのペペロン炒め」などもおすすめです。

■商品情報

商品名:カリフラワー
内容量:500g
価格:170円(税込)

おすすめ4:コスパ&時短効果バツグン!定番「ブロッコリー」

業務スーパーの冷凍野菜「ブロッコリー」は500g入りで価格は筆者購入時点で192円となっていました。

大き目の房にカットされたブロッコリーが1房分以上入って、192円。生のブロッコリーを買うよりも安く、洗ったり、切ったりする手間が省ける商品です。

冷凍ブロッコリーは、水っぽい食感が気になる人もいるかもしれません。そのような場合は焼き色を付けるくらいじっくりと加熱しましょう。さっと炒めるのではなく、しっかり水分をとばした方が、水っぽい食感がなくなります。

どうしてもブロッコリーの水っぽさと味の薄さが気になってしまう場合は、単体で味わうのではなく、味が濃い煮込み料理に使うのがおすすめ。トマトだけでなく、カレーやシチューなど、味が濃いめのものに入れて一緒に煮込むのもオススメです。

■商品情報

商品名:ブロッコリー
内容量:500g
価格:192円(税込)

おすすめ5:カットせずに使える、食べやすいサイズが特徴「ベルギーミニポテト」

「ベルギーミニポテト」は皮剥き済みのコロコロとしたじゃがいもが冷凍してある商品。

カレーやシチューなどの煮込み料理を作るときに時間と手間がかかるのがじゃがいもの皮剥き。洗って、皮をむいて、食べやすいサイズにカットして……といった、手間を省略できる時短食材です。

ベルギー産のミニポテトは、カットせずに使える、食べやすいサイズが特徴。ポトフな丸い形を活かした料理に使うのもおすすめです。また、新じゃがの季節に小粒のじゃがいもを皮ごと使ってつくっているメニューにもピッタリ。

洋風も和風もどちらの料理にも活用できるベルギーミニポテト。煮崩れしにくいのにくちどけ滑らかですよ。

■商品情報

商品名:ベルギーミニポテト
内容量:1kg
価格:322円(税込)

おすすめ6:夏以外の季節でもカラフルな夏野菜を手ごろな価格で「6種類の野菜ミックス」

「6種の野菜ミックス」は原産国ベルギーで、トマト、ナス、ズッキーニ、玉ねぎ、パプリカ(赤・緑)の6種が入っています。6種のうちトマトはゴロっと大きく、それ以外は1cm角程度に小さめにカットされた状態。夏以外の季節でもカラフルな夏野菜を手ごろな価格で購入できるのは魅力ですね。

ちなみに、6種類の割合のバランスを知りたくて、食材ごとに分けてみたところ、トマトが一番多く、ズッキーニとナスがほぼ同量で2番目に多く、赤パプリカと玉ねぎは少な目、緑パプリカはわずかでした。季節や収穫量によっても割合が変わってくるかもしれませんね。

 

これを使った料理としては、ラタトゥイユがおすすめ。丼なら2~3人前ほど、パスタなら3~4人前ほどが1袋でつくれるので、コスパも抜群ですよ。

■商品情報

商品名: 6種の野菜ミックス
内容量:500g
価格:171円(税込)

おすすめ7:じつは餃子に具にピッタリ!?「ミックスベジタブル」

冷凍野菜の定番「ミックスベジタブル」。業務スーパーではベルギー産の冷凍野菜も充実しています。

にんじん、グリーンピース、とうもろこしの3種が入っていて、スープやオムライス、ハンバーグの添え物など、彩りがほしいな~と思う時に気軽に使えて便利です。

袋からパラパラと出せて、冷凍のまま使えるので、時短料理にも活躍してくれること間違いなし。おすすめのアレンジ方法としては、餃子の具材に使うというものがあります。

意外に感じるかもしれませんが、ミックスベジタブルの歯ごたえと甘味が、餃子なのに、餃子じゃないような感覚で新鮮ですよ。

■商品情報

商品名:ミックスベジタブル
内容量:1kg
価格:279円(税込)

おすすめ8:ミニサイズの野菜で時短にもなる「ヨーロピアン野菜ミックス」

「ヨーロピアン野菜ミックス」はじゃがいも、芽キャベツ、ミニ玉ねぎ、にんじんが入っている冷凍野菜。

じゃがいもは、日本のスーパーで販売されているものよりも小さく、皮がむいてあります。また、にんじんは大きいものを切ってあるのではなく、ミニサイズの人参をそのまま使用。玉ねぎは特にミニサイズで、ラッキョウのようなサイズの玉ねぎ……といった特徴があります。

おすすめの使い方はカレーなどの具材をたくさん使った料理。玉ねぎの皮をむいて、切って、いためて、じゃがいもの皮をむいて、切って、人参とじゃがいもがやわらかくなるまで煮込んで……といった工程が省略できて、時短にもなりますよ。

豚肉を炒めて、ヨーロピアン野菜ミックスと水を入れて煮込んで、野菜がやわらかくなったら、カレールウを溶かすのみ。30分ほどででき上がります。

しかも、包丁もまな板も使っていないので、洗いものも出ないし、生ごみも出ないので、さらに家事の時短になります。

■商品情報

商品名:ヨーロピアン野菜ミックス
内容量:500g
価格:171円(税込)

おすすめ9:大容量がうれしい冷凍「えだまめ」

おつまみとして食べる際は、房の上から塩を少々振っておくと、さらにおいしくいただけます。

一般的な冷凍枝豆は250~300g入りのものが多いですが、業務スーパーの「えだまめ」は約2倍の500g入り!

さらに業務スーパーの枝豆はやや塩分が控えめ。おつまみとして食べる際は、房の上から塩を少々振っておくと、さらにおいしくいただけます。

お弁当にいれるときは、冷凍したままインでOK

お弁当をつくるときに気になる彩り。赤を入れて、黄色を入れて、緑色は何にしようと悩みますよね。そんな悩める彩りも、緑色は枝豆と決めてしまえばお弁当づくりがグンと楽に。冷凍のまま入れても、お昼に食べるころにはしっかり解凍されています。

冷凍「えだまめ」のアレンジレシピ:チャーハン

枝豆は、じつはチャーハンにもよく合うんです。

アレンジレシピとしておすすめしたいのは、チャーハンです。枝豆を入れることで彩りがよくなり、歯ごたえのアクセントにもなります。

つくり方は、ごま油をたらしたフライパンに、解凍して房から出した枝豆と、塩こんぶ、かつお節、白ゴマをご飯といっしょに炒めながらまぜるだけ。塩分は塩こんぶを入れる量で調整しましょう。包丁を使わずにつくれる簡単メニューです。

■商品情報

商品名:えだまめ
内容量:500g
価格:148円(税別)

おすすめ10:旬の時期以外もこれがあればOK!「カットいんげん」

ベルギー産「カットいんげん」は、いんげんの上下を取り除き、食べやすいサイズにカットされています。内容量は500gで、価格は192円。

いんげんの旬の時期は短いので、生のいんげんが手に入らない時は冷凍野菜を活用するのも便利ですね。

商品袋の裏面に記載してある「いんげんのペペロンチーノ」はたった数分で完成する優秀おかず。そのほかスープの彩りにも使えたりと、使いみちはいろいろあります。

■商品情報

商品名:カットいんげん
内容量:500g
価格:192円(税込)

おすすめ11:生のアボカドおよそ5個分入り「冷凍アボカド・ダイスカット」

アボカド1個の可食部は約100gなので、およそ5個分入っています。生のアボカドを買うのと比べて、ものすごく安いわけではありませんが、手間を考えるとお得。

「冷凍アボカド・ダイスカット」はアボカドの皮をむき、種を取り、サイコロ状にカットして冷凍した商品です。500g入りで、価格は598円。

アボカド1個の可食部は約100gなので、およそ5個分入っています。生のアボカドを買うのと比べて、ものすごく安いわけではありませんが、皮をむき、種を取り、カットする手間が省けることと、硬すぎた、柔らかすぎた、黒い筋が多かったなどのアボカドによくあるハズレのリスクがないという点で、お得感がある商品です。

ひと手間かけるだけで、とってもおいしいおつまみに。

冷凍のまま使用する場合は、鍋に入れてアボカド鍋にしてたべてもいいし、グラタンのようにチーズをのせて加熱するのもおいしいです。

解凍する場合は、常温か冷蔵庫での自然解凍がオススメです。トマトときゅうりなどといっしょにサラダにしたり、つぶしてディップにするのもいいですね。封を切って残りを冷凍のままで保存する場合は、入っていた袋の素材が硬くて封を閉じにくいので、ふたつきの容器や冷凍保存用の袋に移し替えてから保存するのがいいですよ。

■商品情報

商品名:冷凍アボカド・ダイスカット
内容量:500g
価格:598円(税別)

おすすめ12:そのまま食べても、付け合せにしてもOK!万能「スーパースイートコーン」

バターで炒めてそのまま食べても、肉料理の付け合わせに、スープやカレーにと大容量でも使い方に困らない、使いやすい商品です。

冷凍食材の「アメリカ産スーパースイートコーン」は容量1キロgで、価格は298円。缶詰のコーンは塩ゆでされているものが多いのですが、こちらの冷凍は塩分不使用です。

バターで炒めてそのまま食べても、肉料理の付け合わせに、スープやカレーにと大容量でも使い方に困らない、使いやすい商品です。

おすすめレシピは、炊飯器で炊くだけの、コーンご飯。

おすすめレシピは、炊飯器で炊くだけの、コーンご飯。米2合の場合、水を1.8合程度まで入れて、冷凍コーンを1カップ(約200cc)入れて、炊飯します。

炊き上がったらよく混ぜて、バターと醤油を混ぜてピラフのように食べるのも美味しいです。おにぎりにするときは、バターと醤油は入れずに塩を混ぜると握りやすいです。

また、コーンは洋食のイメージが強いですが、味噌汁の具に使うのもおすすめ!いそがしい朝に、コーンと乾燥わかめを入れてつくる味噌汁は包丁いらずで、とっても簡単。しかもコーンと味噌の相性は抜群です。

■商品情報

商品名:アメリカ産スーパースイートコーン
内容量:1kg
価格:298円(税別)

【まとめ】業務スーパーの冷凍野菜で、日々の食事を充実&節約!

業務スーパーの冷凍野菜は、どれも大容量かつおトクな値段が魅力。なかには冷凍野菜特有の汁っぽさ出てしまうものもありますが、そういった場合はスープの具材にすればOK。アレンジ次第で、おいしく食べられちゃいます。

業務スーパーの冷凍野菜を活用して、日々の食事を充実&節約してみませんか。

◆執筆/調理士 タナカ*タカコさん
サンキュ!公式インスタグラマー、アスリートフードマイスター2級。家庭料理のお店で料理長として勤務の傍ら、SSS-Style+フード部門担当としてお料理講座や調理代行サービスを行う。

※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。

 
 

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