物価高に加え、天候の影響もあって、野菜の価格はどんどん上がっています。そんなときに役立つのが、業務スーパーの冷凍野菜。ほかのスーパーではなかなか手に入らない珍しい種類もあり、安定した価格で節約になるだけでなく、下処理不要ですぐに使えるので時短にもなります。
月に2度は業務スーパーに買い出しに行くという整理収納アドバイザーで、100均をはじめとしたプチプラアイテムにも詳しいライターの山岡さくらさんに、おすすめの冷凍野菜と、その活用法を教えてもらいました。

オクラスライス
湯通ししたあと、使いやすい大きさにスライスされ、冷凍されています。なので解凍するだけ!加熱しなくても食べられます。500g入り203円です。
水につけるだけで解凍できますし、おくらは水に浸すとネバネバが増すので一石二鳥!納豆と混ぜてごはんに乗せるのは定番の食べ方ですね。
カットニラ
生のニラがあまりに高かったので、冷凍カットニラを購入。あらかじめ使いやすいサイズにカットされているので、そのまま炒め物や餃子の具にも使えます。
餃子の具として使いました。すぐにとけるのでそのままほかの具材と混ぜて使えますが、みじん切りにする場合は、凍っているうちに手早くカットするとやりやすいです。500g入り203円。
むき枝豆
さやがないのですぐに欲しい分だけ使えるむき枝豆。炒めて塩こしょうで味付けすればおつまみにもなりますし、スープやチャーハン、炒め物の具材にも便利です。500g入り246円。
冷凍むき枝豆と冷凍むきあさり、卵とめんつゆを加え、レンジで加熱。ごはんに乗せて簡単どんぶりに。手軽にたんぱく質もとれるメニューになります。
きのこミックス
シイタケ、ヒラタケ、サケツバタケがミックスされています。冷凍のままスープや鍋料理に使えますし、しっかり炒めて水分を飛ばせばバター炒めなどでもおいしく食べられます。500g入り246円。
大根、油揚げ、塩昆布といっしょに煮物に使ってみました。数種類のきのこを用意するのは大変ですが、きのこミックスなら3種類を一度に使えて便利です。
サラダ豆
一晩かけて水で戻した大豆、ひよこ豆、青エンドウ豆、レッドキドニービーンズをふっくらとゆで上げて急速冷凍していて、豆の風味を味わえるサラダ豆。解凍すればそのまま食べられる手軽さが魅力です。
サラダにはもちろん、トマト缶と煮たり、豆カレーにしたりと、アレンジしやすいので常備している冷凍野菜。500g入り214円。
焼いた鶏肉にトマトソースとしてかけても。このときはいっしょに少し煮込みました。調味料はコンソメ(大さじ2)、鶏だし(大さじ1)、味をまろやかにするためにケチャップ(お好みで)を加えています。手間のかかりそうなメニューも簡単に完成。
冷凍野菜を活用して節約&時短しよう
業務スーパーの冷凍野菜は、値上がりが続く生鮮野菜の代わりに、安定した価格で手に入る便利な食材です。下処理不要でそのまま使えるので、調理の手間も省けて時短にもなりますし、使いたい分だけ解凍できるのでムダもありません。
野菜不足を補いながら、かしこく節約したいかたは、ぜひ業務スーパーの冷凍野菜を活用してみてください!
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。
編集/サンキュ!編集部