業務スーパーの冷凍「ブロッコリー」をおいしく食べるためのレシピを料理のプロが解説!
2022/03/11
業務スーパーのおすすめ商品を、アスリートフードマイスター2級の資格を持ち、家庭料理のお店で料理長として勤務する調理師のタナカ*タカコさんに教えてもらいました。
生のブロッコリーを買うよりも安い&時短に!
今回ご紹介するのは、業務スーパーの冷凍野菜「ブロッコリー」。500g入りで価格は筆者購入時点で192円となっています。
大きめにカットされたブロッコリーが1房分以上入って、192円。生のブロッコリーを買うよりも安く、洗ったり、切ったりする手間が省ける商品です。
水っぽい食感が気になる場合は焼き色をつけるくらいじっくりと加熱!
まずは、袋裏面に記載されてある「ブロッコリーとにんにくのソテー」をつくってみました。
ブロッコリーをレンジで解凍してから、にんにくとオリーブオイルで炒めます。味つけは塩こしょうのみのシンプルな料理。
ブロッコリーは、さっと炒めるというよりは、焼き色をつけるくらいじっくりと加熱したほうがよいようです。しっかり水分をとばしたほうが、水っぽい食感がなくなりました。
水っぽさが気になってしまったレシピは……?
カリフラワーのときにおいしかったレシピをブロッコリーで試してみました。
200gのブロッコリーを500Wで3分。ラップをかけずに加熱し、解凍します。そこにマヨネーズとチーズをのせて、トースターで焦げ目をつけるだけの簡単調理です。
カリフラワーの時は、ホクホクとした食感と野菜の甘さがおいしかったのですが、ブロッコリーでは水っぽさが強く、マヨネーズとチーズを多めにすればなんとか食べられるかなという感じになりました。
煮込みに彩りとして使えば相性バツグン!
どうしてもブロッコリーの水っぽさと味の薄さが気になってしまったので、単体で味わうのではなく、トマト煮込みに彩りとして使うことにしました。
玉ねぎ、にんじん、じゃがいもがやわらかくなったところに、トマト缶と肉だんご、冷凍ブロッコリーを入れて煮込みました。
彩りもよく、かさましにもなり、しかも手軽。汁物なので、ブロッコリー自体の水っぽさも気になりません。
トマトだけでなく、カレーやシチューなど、味が濃いめのものに入れていっしょに煮込むのもオススメです。
◆執筆/調理士 タナカ*タカコさん
サンキュ!公式インスタグラマー、アスリートフードマイスター2級。家庭料理のお店で料理長として勤務の傍ら、SSS-Style+フード部門担当としてお料理講座や調理代行サービスを行う。
※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。