築39年の分譲マンションをフルリノベ。かかった費用を公開~

2022/04/12

築39年の分譲マンションを間取りも変えてフルリノベーション。最大のテーマは収納ストレスの解消! リノベのポイント別に、かかったお金を全公開ー!

<教えてくれた人>
Risaさん(千葉県 35歳)
夫(36歳)、長男(7歳)、長女(2歳)の4人家族。内装を解体し、間取りも変えるフルリノベーションで、賃貸住まいのときの収納ストレスをすべて解消!

◎HOUSE DATA◎
分譲マンション/築39年/3LDK(84平米)
リノベーション費用…約1000万円
施工会社 SHUKEN Re
https://shuken-renovation.jp

予算は1000万円。家具を増やしたくないから、収納にこだわってリノベ

「以前の狭い賃貸住宅では、収納が少なく、家事動線も不便なのが不満でした」。それをリノベーションで解消すべく、特にこだわったのは収納面。「元々グリルや食洗機は使っていなかったので、システムキッチンから省くことに。コストが抑えられた分、収納棚を増やしました」。さらに、ベビーカーが収まる玄関収納や、風呂上がりの着替えがしまえる棚など、家事や身支度がスムーズになる工夫を随所に設けました。「置き家具が少なくてすみ、室内がゆったり。子どもものびのび遊べて、家族みんなが快適に過ごせます」。

廊下をなくし、各所へ行き来しやすく!

部屋を仕切っていた壁を取っ払って廊下をなくしたら、ゆとりの空間に。「個室や水まわりにもリビングから直接行き来できるので、子どもにも目が届きやすくなりました」。仕切りがないから、壁や扉の材料費の節約にもなりました。

玄関は窓つきドアにして、開放感がUP

リビングへの出入り口に窓つきの大きめのドアを設置。明るい光が入り、玄関に開放感が。室内の冷暖房効果も高まりました。

■費用 約16万円…仕切りドア

たたきを広くし、ベビーカーをすっぽり収納

元は寝室の押し入れだった所を玄関クローゼットに改造。たたきをクローゼットの中まで延長することで、ベビーカーも扉の中に収まり、玄関がスッキリ!

収納量たっぷりのカウンターキッチンだから、食器棚、食品庫が不要!

システムキッチンは、食洗機を省いて約16万円の節約に。その分収納量も増え、背の高い棚を置かずにすみました。食器も食品もすべて手が届きやすい所に収まっているので、調理がスムーズ!

■費用 約140万円…システムキッチン

魚はフライパンで焼くのでグリルはなくてもOKと、8万円以上のコストカット。「グリルの掃除もしなくていいし、大きな鍋もサッと出し入れできて、ノンストレスです」。

グリルレスで鍋も取り出しやすい!

【BEFORE】

カウンターの天板は、リビングの棚と一体化!

キッチンカウンターからリビングの壁面につながっている木目の天板は、造作してもらった物。統一感が出て、北欧風の壁紙にもなじんでいます。

■費用 約7万円…天板

持ち物に合わせて棚を作ったから、ムダなくスッキリ

洗面室は、扉なしで費用も抑えられる可動棚を設置。「賃貸住まいのときは、洗面室が狭くて収納できなかったパジャマなどの着替えも全部入ってうれしい!」。

すき間もしっかり活用。

洗面台の扉に木目シートを貼っただけで見違えた!

洗面台は、元からあった物がハイグレードできれいだったので流用。リビングと雰囲気を合わせるため、扉に木目柄の粘着シートを貼ってもらいました。これだけでイメージアップ!

■費用 約1万円…木目シート

【BEFORE】

トイレの壁、床を変えただけで北欧風に

トイレ本体も元の物を流用。その分、壁紙をぜいたくな2色使いに。床は、板目のフロアタイルをヘリンボーン調に組んで貼ってもらいました。「安価なのにおしゃれ感がアップし、大満足です」。

■費用 約3万円…壁紙、床材

扉なし収納にしたら、リモートワークにも対応できた!

「将来は子ども部屋にする予定なのでクローゼットは必要だけど、今は寝室だから狭くなるのは嫌」。そこで、扉なしのオープンクローゼットに。机も置けるので、夫のリモートワークにも活用できます。

ふとんの出し入れもラク!

※掲載している金額には作業費などは含まれていません。

参照:『サンキュ!』2022年4月号「リノベーション」より。掲載している情報は2022年2月現在のものです。撮影/上原朋也 取材・文/平井裕子 構成/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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