毎日育児や家事に追われて、部屋を整える時間がない…。そんな忙しいママにこそ知ってほしいのが、“出しっぱなし”でもスッキリ見える収納テクニック。
カゴやトレーで「置くだけ収納」、布で隠す「目隠し収納」など、片付けに手間をかけずに整った空間をキープできる方法を5つ紹介します。

1. カゴやボックスで「置くだけ収納」
棚の上や床に散らかりがちなモノも、カゴやフタなしボックスに入れるだけで見た目が整います。よく使うおもちゃやリモコン類、読みかけの雑誌など、用途別に分けるとさらに使いやすくなります。
ラタンや布製のナチュラル素材のカゴを選ぶと、生活感をやわらげてインテリアにもなじみ、プラスチックやメタル素材などのカゴにするとスッキリした印象になりますよ。
このようにインテリアの雰囲気などに合わせ、棚の一角やソファ横に置くだけで、手軽に“見せる収納”が完成します!
2. トレーで散らかり防止「定位置収納」
散らかりがちな鍵やスマホ、文具類は、トレーの上にまとめて「ここに置く」と決めておくのが正解!
置く場所を決めるだけで、家族も自然とそこに戻すようになります。
木製やアクリル素材のトレーは、出しっぱなしでもおしゃれな印象に。
リビングボードの上や玄関の棚など、使う場所の近くに設置するのがおすすめです。
3. ごちゃつきを一瞬で隠す「布で目隠し収納」
オープン棚やラックの雑多な印象は、布を1枚かけるだけで一気にスッキリ!
また、突っ張り棒とお気に入りの布を使えば、簡単に“目隠しカーテン”が完成します。
柄物よりも無地やナチュラルカラーを選ぶと、空間になじみやすく落ち着いた印象になります。急な来客時でも、サッと整ったように見せられる便利技です!
4. 見せる収納には「中身をそろえる」がカギ
収納用品の素材や色、形をそろえると、出しっぱなしでもスッキリ見えるように!たとえば、透明ボトルでそろえた調味料ラックや、同じ色の収納ボックスを並べるだけで統一感が生まれます。
中身がバラバラでも、容器をそろえることで見た目が整い、生活感が軽減されます。100円ショップでも手軽にそろえられるアイテムを上手に活用してみましょう。
5. 「飾る感覚」で見せる収納に変換
お気に入りのアイテムはあえて出して飾る感覚で収納するのも◎。お気に入りの帽子やかごバッグ、よく読む本などは、フックや壁面ラックを使ってディスプレイ風に収納してみましょう!
モノを隠すのではなく、見せる・まとめる・整えるという工夫で、“出しっぱなしでもOK”な暮らしは叶います。
完璧に片付けなくても大丈夫!自分にも家族にもやさしい収納方法を、ぜひ取り入れてみてくださいね。
■執筆/持田友里恵
片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部