ものが多くてもスッキリした印象の部屋にしたい!それを叶えるためにやるべき3つのテクニックをご紹介します。
教えてくれたのは二級建築士、インテリアコーディネーターで整理収納コンサルタントの小堀愛生さんです。

インテリアカラーは2+1色に抑える
生活用品には様々なものがあり、それぞれのパッケージ色も様々です。空間をすっきり見せるには2+1色に色を統一するのがおすすめ。
床や壁など広い面積のベースカラー2色に差し色1色。収納グッズを選ぶ際はそのどれかの色に合わせて統一するのがポイントです。
使用する収納グッズも色を揃える!
深めの収納ボックスを使用し、中身の色が見えにくくする、棚板間隔を狭くする…などをすると生活用品の色が見えにくくなり、統一感・スッキリ感が得られます。
ただし、ポイントとなる部分をひと工夫しないと出し入れしにくい収納になってしまうので要注意。
たとえば、深いボックスと浅いボックスをミックス。使用頻度や使用する人に合わせて見せると隠すを上手にミックスすることで、見た目をスッキリさせながら使いやすさも維持しやすくなります。
また、単色で統一する場合、ワイヤー×綿×樹脂など異素材ミックスにすることで単調になりすぎず見た目もスッキリ整います。
ミニマムではなくミニマルを目指そう!
収納ボックスを使うと持つものの量の基準ができるところがいいところ。
もし、生活する中で持ちものが増えたら不要なものを取り除き、使う目的や場所、使用頻度などで分類し、そこで、今、よく使うものだけを厳選し、基準の中に収めましょう。整理とはものを最小限に持つということでなく
ミニマムは「最小」「最低限」を意味する言葉。「ミニマムライフ」のようにある単語に対して「最低限」という意味合いを付与する形でも使われます。
一方でミニマルは「可能な限り少ない」というニュアンスで使われる言葉。
「ミニマム」が法律や規則などの基準に沿った最低限を表す場合に使われることが多いのに対し、「ミニマル」はより主観的な判断によって定義した最小限を表すニュアンスで使われることが多いです。
つまり、住む人にとっての必要最小限のものを持つことがミニマルライフです。持つものを決めたら、定位置管理をしましょう。決まった位置に決まったものを決まった分量持ち、必要に応じて必要な分だけを補充します。
使う人みんなにとってわかりやすいラベリングも重要です。
好きなものを持ち、すっきり生活を叶える3つのテクニック、実践してスッキリライフ、始めてみませんか?
◆執筆/小堀愛生さん
整理収納コンサルタント、二級建築士、キッチンスペシャリスト、インテリアコーディネーターなどの資格を所有。「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーにサービス提供を行う株式会社SSS-Style+代表。