トイレットペーパーや掃除道具など、狭い空間にさまざまなものを置く必要があるトイレ。上手に収納をしたいところですが、よかれと思ってやった収納が逆効果になってしまうこともあるんだとか。
そこで今回は、トイレでやりがちなNG収納をご紹介。教えてくれたのは、二級建築士&インテリアコーディネーターで整理収納コンサルタントの小堀愛生さんです。

1.ムダに収納を多くつくってしまう
収納スペースが足りない場合に、突っ張り棒などを用いて収納スペースをつくり出すというテクニックですが、たくさんつくりすぎると逆にお掃除しにくくなる場合も。
収納スペースが足りない場合、先に考えるべきはものの整理です。必要以上にたくさんの種類の洗剤やサニタリー用品などを置いていませんか?
使わないものは手放し、使うものだけを置くように心がけましょう。
2.オシャレに見せるためにいろいろと飾りを置く
トイレを素敵な空間にする目的で、小物や写真立て、造花などを置いていませんか?しかし、ものが増えれば増えるほど、当然お掃除はしにくくなりますし、せっかくの飾り物が埃をかぶっていたら台なしです。
飾りは1個まで、などとルールを決めて、すっきり空間を保つのがおすすめです。
3.持つ分量が決まっていない
トイレットペーパーなどの消耗品を大量にストックしている人は多いのではないでしょうか。しかし、いくら使うものとは言え、必要以上に置いておくのは整理収納はもちろん、衛生面から考えてもよくありません。ストックするのであれば、専用のボックスを用意して、そこに収まる分だけをストックするようにしましょう。
◆執筆/小堀愛生さん
整理収納コンサルタント、二級建築士、キッチンスペシャリスト、インテリアコーディネーターなどの資格を所有。「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーにサービス提供を行う株式会社SSS-Style+代表。