定期的にものの見直しをしている整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのきいろです。
「手放す」ということは無理にすることではありませんが、捨てるべきものが残っているとものの管理が難しく、管理するご自身が大変になってしまいます。
これまでにいろいろなものを手放してきて、これは手放すハードルが低めだなというものがありましたのでご紹介します。
手放すのが苦手な方も手放しやすいと思います。
1.スクショした写真
ものを手放すことに罪悪感があるという方はものよりもデータを手放すことをおすすめします。
何かのメモ代わりやいいなと思った情報を残すことにスマホでスクリーンショットを撮ることはありませんか?
でも気がつくとそのスクショの写真だけで結構いっぱいになってしまっていることがあります。
時々見返して、古い情報で必要のないものを削除するのがおすすめです。
メモ代わりの写真ならそこまで思い出や執着もなく削除できます。消すことでスマホのメモリも増えるかもしれません。
2.おまけでもらったもの
お弁当についてきた箸やスプーン、購入したらついてきたノベルティのエコバッグ、お子様ランチのおまけについてきたおもちゃ、化粧品の試供品、何かの景品でもらったものはありませんか?
何かのおまけでついてきたものやお店のご好意でついでにもらったものは自分で選んだものではないので、執着が少なく手放しやすいです。
無理に手放さなくても使ったら手放せるものもあると思うので、そういうものから手放すのがおすすめです。
3.期限があるもの
期限があると手放すのにも諦めがつきやすいです。
冷蔵庫の中とパントリーの中の食品や調味料の賞味期限をチェックして、大幅に過ぎてしまっているものは特に諦めがつきますよね。
期限が近いものを見つけたらすぐに使える場所に移動して早めに使い切りましょう。
市販薬にも期限が記載されているものがありますので、期限が大幅に過ぎているものは手放せますね。
病院処方の薬は期限の記載がないことがありますがだいたいの目安を知っておくと手放しやすいです。
先日子どもが発熱した時に小児科に通院したのですが、家にある以前処方された薬を使用してもいいか聞きました。
2年以内のものであれば大丈夫そうですが、それより前のものは新しいものを使用した方がいいと言われました。(これはお医者さんによっていろんな意見があるかもしれません。)
コスメも衛生的に使いたい場合は開封済のものの交換の目安があるそう。
マスカラやアイライナーは開封から3カ月以内、チークやアイブロウは開封から1〜2年以内、スキンケア・UVケア・下地・リップアイテムなどは開封から6カ月以内に使用するのが衛生的に使えるそう。
なかなかその期間内にコスメを使い切るの難しいですよね。
理想の期間の目安にして、あまり使ってなくて悩んでいたという方は手放す基準にしてもいいかもしれません。
4.傷んだもの・古いもの
衣類で生地の傷みや変色があるものはありませんか?
バッグや靴なども保管状況が良くないとベタベタになってしまうことがあります。製品の不良ではなく、加水分解という化学反応をしてしまうことがあるのです。
悲しいですが、メンテナンスをしても修復ができないものは手放してもいいかもしれません。
諦めがつきやすいものから手放すことに慣れる
ものを手放すというのは少なからずとも決断の積み重ねなので疲れることが多いです。
でも諦めがつきやすいものから手放すことに慣れていくとスッキリが体感しやすいと思います。
■執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるをテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部