歯ブラシ、洗剤、タオル、化粧品…と、何かとものが多い洗面所は、家の中でもっとも生活感が出やすい場所のひとつ。
でも、ちょっとした工夫で“隠す収納”を取り入れれば、グッとスッキリ見せることができます!
今回は整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵が、洗面所の「見せない収納」テクニックを5つご紹介します。
1:ラベルにこだわる場合は英語表記 or 白黒で統一感を
まずはラベルをそろえるだけでもスッキリ感がアップ!
色やフォントがバラバラだと、視覚的にごちゃついて見えてしまいます。
ラベルの見た目にこだわる場合のおすすめは、英語表記+白黒モノトーン。
「SHAMPOO」「CLEANER」など簡単な単語でOK。なるべくむずかしくなく、誰もがわかりやすくすることが大事です!
アイテムごとにラベルを貼るだけで、生活感を抑えた“魅せる収納”に早変わりします。
2:パッケージは詰め替えて「見せない化」
市販の洗剤や洗顔料など、カラフルなパッケージが並ぶと一気に生活感が…。
そのまま見えるところに収納したい場合、中身だけ詰め替えてシンプルなボトルにチェンジしてみましょう。
詰め替え容器は100円ショップや無印などで手軽に手に入ります。
そろえることで一体感のある美しい洗面空間になりますよ。
3:洗剤類は「吊るす収納」で浮かせてスッキリ
ボトル類が床に直置きされていると、水アカがたまったり掃除の手間が増えたりしますよね。
そんなときは、洗剤類を「吊るす収納」で浮かせるのが効果的。
マグネットフックやワイヤーラックを活用して、壁面や洗濯機側面に設置するのも◎。
床面がスッキリすると清潔感と広さを感じられます。
4:収納棚の中は「ボックスごと管理」でごちゃつき防止
オープン棚や扉つきの棚にものをそのまま置くと、どうしても散らかって見えがち。
そこで活躍するのが「仕切りボックス」や「かご」などの収納グッズです。
用途ごとにアイテムをまとめて、ボックスごと出し入れできる状態にすると、見た目が整うだけでなく、管理もしやすくなります。
中身が見えないようフタつきにすれば、さらにスッキリ見せられますよ。
5:使用頻度が低いものは「別収納」にまとめる
予備の歯ブラシ、ストックの洗剤、季節限定のケア用品など、毎日使わないアイテムは別収納に移すのがベスト。
頻繁に使わないものまで手の届く場所にあると、スペースが圧迫されてしまいます。
洗面所以外のストック棚やクローゼットに移動させれば、日常使いのアイテムだけが手元に残り、見た目も使い勝手もアップします。
「見せない工夫」で清潔感のある洗面所に
洗面所は、1日に何度も使う場所だからこそ、使いやすさと美しさのバランスが大事。
「隠す」「統一する」「浮かせる」などのちょっとした工夫で、生活感を抑えながらも実用的な収納が叶います。
毎日のケアや家事が心地よくなるように、ぜひ「見せない収納」で、洗面所を整えてみてくださいね!
■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部