「お得だから」「値上がりする前に」と思って食品のストックを買いすぎたり、人からいただいたけれど普段あまり食べないものだからと余らせてしまい、つい賞味期限が過ぎてしまって無駄にしてしまった経験はありませんか?
賞味期限が過ぎて無駄にしてしまう前に試してほしいフードドライブについて、サンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーのきいろがお伝えします。
フードドライブって?
フードドライブは家庭で余った食品を寄付することで、支援を必要とする団体や施設の役に立つことができる取り組みです。これを使用することで食品を食べきれずに無駄にしてしまうことを減らすことができて、手放す罪悪感を減らすこともできます。
フードドライブに出すことのできる食品は団体によって異なりますが条件があります。例えば未開封であること、賞味期限が一定の期間以上あること、アレルギー表示や成分表示があること、常温保存が可能なもの、アルコール類や生鮮食品は対象外であることなどです。
団体によって異なるため、詳しくはフードドライブを行っている団体のフードドライブ可能な条件を確認してください。
ファミリーマートの限られた店舗でファミマフードドライブを実施
ファミリーマートの全店舗ではありませんが、一部の店舗で「ファミマフードドライブ」という活動がされています。店舗に寄付受付ボックスが置かれていて、ボックスの中に条件に合った食品を入れることで、必要な方に届けられる仕組みです。
2025年9月30日現在は4,782店舗でファミマフードドライブを行っているそうで、2021年4月〜2025年8月の間に519.1tの食品が集まったそうです。
フードロスが減り、必要な方の元に届けられる温かい取り組みですよね。ファミマフードドライブのサイトに実施店舗一覧が掲載されているので、お近くの店舗で実施されているか是非確認してみてくださいね。
地域の自治体やスーパーで開催されている場合も
地域の広報誌や子ども食堂のチラシなどでもフードドライブで食品を集めている情報の掲載を見たことがあります。イオンなどのスーパーでも地域によっては期間が決められてフードドライブを行なっている店舗があるそう。
イオンの全店舗で実施しているわけではないため、お近くの自治体やスーパーなどの情報をチェックすることをおすすめします。お近くの場所でフードドライブを行っていると気軽に寄付できますよね。
フードドライブを利用してパントリーを整理
余分に食材を買わずにちょうどいい量を持つことがフードロスを減らすためには大切ですが、人にいただいて食べきれない場合もありますよね。
まずはお家のパントリーを整理して、条件に合いそうな食品があったらフードドライブに持ち込んではいかがでしょうか?
◼️執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるとテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部