師走突入とともに冬将軍がやってくる!最低限やっておきたい衣食住の確認とは

2022/12/05

今日は朝から北日本で雪が降っていますが、思い起こすと11月は比較的暖かい日が多く、暖房も冬タイヤもあまり出番がなかった……というかたも、多いのではないでしょうか。

しかしシベリアの大地には、すでに真冬並みの寒気が蓄積されていて、師走の到来とともにどっと日本へ流れ込んできそうです。

今回は気象予報士と料理人の2足のわらじを履くライターで、サンキュ!STYLEライターの植松愛実が、冬将軍の急な来訪を前に慌ててしまいそうなこのタイミングで、「これだけはやっておきたい」冬支度を解説します!

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今年もついに、遠くの山が雪化粧する様子が見られる季節に。

【衣】ダウンを出す時間がなければ重ね着でしのぐ!

ダウンがなぜ暖かいかご存知でしょうか。
ダウン衣類に入っている水鳥の羽は、無数の隙間に空気をたっぷり含んでいるという特徴があります。
この空気がまるで断熱材のような保温効果を果たすため、ダウンのコートやジャケットは暖かいのです。
(そもそもダウン=downは英語で水鳥の胸に生える綿毛のような羽のことです。)

今回急に寒くなるために、押し入れの奥からダウンや分厚いコートを出す時間がない!というかたは、ひとまず重ね着でしのぎましょう。
重ね着をするということは、衣服と衣服の間に空気の層を1つ挟むということになるため、空気が断熱材の役割を果たすダウンと同じ効果が得られるのです。

また、防寒の基本は「3つの首を守る」と聞いたことのあるかたも多いと思います。
「3つの首」というのは首・手首・足首のことで、この3カ所を重点的に暖かくしておくと、やみくもに着込むよりも効率よく防寒できるのです。
急に真冬用の衣服を用意できない!というかたは、ぜひ「3つの首」を優先して防寒対策しましょう。

【食】体を温める食事を中心にしていこう

この先もまだまだ気温のアップダウンがあるため、12月は入れば必ず毎日寒いというわけではありません。
とはいえ、「アップダウン」の「アップ」の日でも、もうこれまでほどの気温上昇は期待できない見通し。
つまり、鍋物やシチュー類の登場回数は、この先飛躍的に増えていきそうです。

また、寒い季節が旬の食材(白菜やネギなど)や、寒い地域特産の食材(ごぼうやりんごなど)には、体を温めてくれる効果が高いものが多いです。
買出しの時そういった食材を優先的に手に入れていくことで、冷蔵庫の中身も少しずつ冬仕様にしていきましょう。

【住】エアコンの暖房始動前に最低限の確認を

地域によってはすでに暖房を使っているところもあると思いますが、東海や西日本など、11月のうちは全然暖房を使わなかった…というかたも多いのでは。

本来ならフィルターの掃除をしてから使いたいところですが…、急に寒くなるタイミングで掃除を優先して風邪をひいてしまっては元も子もないので、そんなときは最低限「プラグの周りがきれいか」だけは確認を。
プラグの周りにほこりが溜まっていると火災の原因になるおそれがあるため、空拭きできれいにしてから使いましょう。

そして、できれば最初は試運転として最高温度で動かしてみて、運転開始から10分くらい経ったタイミングで、ちゃんと温風が出ているか、そしてリモコンや本体に異常ランプが点灯していないか、確認しましょう。

◆この記事を書いたのは・・・植松愛実
本業の気象予報士と副業の料理人、2足のわらじを履く主婦。サンキュ!STYLEでは、身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を中心に発信。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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