ジュノ

【韓ドラ】ジュノ(2PM) ×ユナ(少女時代)主演『キングザランド』笑顔が嫌いな財閥御曹司と常に笑顔なホテリエのラブコメディを韓ドラマニアが徹底解説!

2024/10/03

2023年6月にNetflixで配信され、暑い夏をもっとホットにしてくれたドラマ『キングザランド』。
2PMジュノと少女時代ユナのドラマ初共演ということでも話題をさらい、この年の第9回アジア太平洋スターアワードで2人はベストカップル賞を受賞しました!

最高級ホテルのVIPラウンジ「キング・ザ・ランド」を舞台に繰り広げられる歴代最上級ラブコメディ!韓ドラマニアで韓ドラライターのJUMIJUMIさんに徹底解説してもらいましょう!

韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極...

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あらすじ:いつも笑顔を絶やさない優秀なホテリエと、その笑顔が大嫌いな財閥3世が出会い…。

溢れる気品と聡明な頭脳を持つク・ウォン(ジュノ)は、韓国屈指の財閥キンググループの御曹司。幼い頃に突然失踪した母を探すためイギリスから帰国し、キングホテルで本部長として働くことになりました。
そこでウォンが出会ったのは、1ヶ月限定のインターンから最優秀社員にまで上り詰めたホテリエのチョン・サラン(ユナ)です。

どんな時も満点の笑顔で顧客に尽くさなければならないホテリエのサランと、偽りの笑顔に囲まれ孤独に育ったせいで作り笑いを軽蔑するウォンは、事あるごとにぶつかってばかり…。

ウォンの父でキンググループ会長の目に留まったサランは、VVIPだけが利用できるホテルのスペシャルラウンジ「キング・ザ・ランド」で働くことになり…。

『キングザランド』見どころは?

見どころ1:噛み合わなすぎる!ウォンとサランの可愛い恋にニヤニヤが止まらない!

ぶつかり合いながらも少しずつ互いのことを知っていき、ウォンはサランに惹かれていきます。しかし鈍感すぎるサランはウォンの好意にまったく気付きません!それどころか、直属の上司であり、トップオブ御曹司で一般人の感覚とはズレているウォンの気配りは、サランにとっては「負担」です…。

全く噛み合わないウォンとサランのやり取りが最高!テンポの良い掛け合いに、クスッと笑いがこぼれてしまいます。

恋愛経験のないウォンは、サランとメッセージをやり取りするだけでもソワソワドキドキ!サランの写真を眺めては仕事も手に付かずに上の空。恋に落ち、小さなことにも嫉妬して、サランの反応に一喜一憂してしまうウォンに、見ているこちらがニヤニヤしてしまいます。

英国式スーツでビシッとキメたカリスマ溢れる本部長の姿とのギャップが激しい!歴史に名を刻むツンデレ王子がここに誕生!2人の恋愛はどのような展開を見せるのでしょうか⁉︎

見どころ2:サランの親友3人組!こんな熱い友情、羨ましい!

サランの親友オ・ピョンファ(コ・ウォニ)はキンググループ系列のキングエアで客室乗務員をしています。同期はみんな昇進しているのに、真面目で要領が悪いピョンファだけは平社員のままです。
もう一人の親友カン・ダウル(キム・ガウン)はキンググループの免税店アルランガでチーム長として勤務。唯一の既婚者で、家事育児と仕事の両立に奮闘しています。

それぞれ仕事や恋など様々な悩みを抱えていますが、なんでも助け合い理解し合える熱い友情で結ばれている3人。「気が置けない仲」とはまさにこのことでしょう。
筆者は彼女たちのシーンが待ち遠しくなるほどお気に入りでした。コンビネーションが最高すぎる3人のシーンは爆笑必至!特に踊り狂いながら憂さ晴らしをするシーンは爽快ですのでお見逃しなく!

そしてこちらは「熱い友情」と言うべきかは分かりませんが、ウォンと秘書ノ・サンシク(アン・セハ)のじゃれあいも絶妙!
ウォンはサンシクに怒ってばかりですが、孤独なウォンが社内で唯一信頼している人物がサンシクなのは間違いありません。2人の関係性に胸が熱くなることも…⁉︎

見どころ3:目の肥えた韓ドラファンも驚き!歴史に残るロマンティックな名シーンの宝庫!

完璧なビジュアルを持つ主演のジュノとユナ。並んでいるだけでも充分な絵力の2人ですが、そこに素晴らしい演出力が加わり、極上にスイートでロマンティックな名シーンが生み出されています。
「美しい情景」は韓ドラの得意分野ですが、多くの作品を見てきた目の肥えた韓ドラファンも驚くような演出が楽しめるのではないでしょうか。

配信されるなり一気に話題になったのは「スプリンクラーキス」「夜のプールキス」「お姫様抱っこキス」などの幻想的なキスシーン!
中でもスプリンクラーキスは刺激的でしたね。濡れたシャツから透けて見えるジュノの肉体に、筆者は密かに生唾を飲み込みました…。

筆者のお気に入りはサランの祖母の食堂が停電したシーン。シルエットだけで表現されたウォンとサランの慌てた様子が斬新でしたし、真っ暗なのに表情が見えてきそうな2人の演技力も素晴らしかったです。
その他にも、海岸沿いを自転車で二人乗りするシーンや、タイ旅行でのデートシーン、遊園地でのデートシーンなど、見惚れてしまうような美しい名シーンの宝庫です!

筆者の感想:ずーっと笑顔で見ていられるとっても幸せな作品です!

キングザランド dvd DVD-BOX 全16話収録 日本語字幕 正規品 韓国韓流ドラマ

ユナは2007年に少女時代のメンバーとして、ジュノは2008年に2PMのメンバーとしてデビューしました。どちらも国民的アイドルグループとして成長し、2010年頃の「第2次韓流ブーム」でK-POPを日本に広めた代表的なグループでもあります。

ともに1990年生まれ。同じ時代にアイドル活動を始め、俳優としても活躍を遂げてきた2人は、K-POPや韓国ドラマの世界的な普及に貢献してきた’同僚’のような存在と言えるでしょう。
韓国で年末に開催されるMBC歌謡大祭典でも、2021年と2022年に一緒にMCを務め、息ぴったりなスペシャルパフォーマンスも披露しています。

そんな2人の「ラブコメ初共演」を知った時は、筆者は万歳をしながら喜びました!「ようやく共演してくれた!やっとこの日が来た!」と。

本作の内容は財閥御曹司と出会った一般女性のシンデレラストーリー。身分差による困難があったり、後継者争いに巻き込まれたり、世間に騒がれてしまったり。「韓ドラによくある要素」がいっぱいな超王道なラブストーリーと言えます。

しかしただ美しいだけのラブストーリーではなく、ヒロインであるサランが周りを納得させるだけの実力を兼ね備え、努力することや謙虚さを忘れない人格者であること。そして自分の人生を自分の足で歩いているところに、非常に好感が持てました。
誰からも愛されるチョン・サランというキャラクターを、美しくも逞しく演じたユナ。「どうか幸せになってほしい!」と、最後まで純粋に応援しながら見守ることができました。

そして筆者が「魅せる演技力を持つ俳優」と称するジュノ。本作でもやってくれましたね…。
表情演技の素晴らしさで知られていますが、前作『赤い袖先』からまた一段と磨きがかかり、ひとつの瞬き、ひとつの目配せからも気持ちが伝わってくるような演技に魂を抜かれそうでした。


悪役的登場人物もいますが、ネガティブな方向に大きく気持ちを引っ張られるようなことはありません。良い意味で何も考えずに明るく楽しく見ていられて、幸せな気持ちで満たしてくれるラブコメディでした!

■執筆/JUMIJUMIさん…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明をするだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。インスタグラムはjumistyle99。

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