緑の背景に上半身のミニチュアシュナウザー。髪を切った後。ペット、犬。

「まるで犬の精霊がいるみたい」穴から覗く愛犬と見つめ返す娘の姿が、仲よくて癒される

2024/02/01

Xユーザーこんぶさん(@conbudashi0720)は0歳のつーちゃんの母親であり、ミニチュア・シュナウザーのこんぶくんの飼い主さん。ある日、つーちゃんとこんぶくんが見つめ合う姿を投稿すると「めちゃめちゃかわいい光景」と話題になりました。

「本日も見つめ合っています」

見出しのコメントが添えられた今回の投稿。そこには、ベビーサークルの星形の穴から顔を出してつーちゃんを見つめるこんぶくんと、こんぶくんを見つめ返すつーちゃんの姿が写っていました。

とっても仲のいい様子が窺えるこの写真。つーちゃんとこんぶくんが見つめ合う仲になるまでには、飼い主さんによる長い努力がありました。

つーちゃんとこんぶくんは最初から仲いいわけじゃない

相思相愛で仲睦まじい様子を見せてくれたつーちゃんとこんぶくんですが、最初から仲がよかったわけではないようです。

「つーが産まれたときは、いまとは違う住居に住んでいました。先住者のこんぶがとにかく吠えまくるので、こんぶがいるリビングに行くことすらできず、つーはずっと寝室にいたのです。『つーとこんぶがが仲よくなる日は来ないかも……』と思うくらいでした」

そんな矢先に引越しが!関係に転機が訪れる

先のことを考えると不安が多い飼い主さんに転機が訪れたのは、引越しでした。

「今年の夏に家を建てたので、引っ越しました。そのときにリビング横にサークルを設け、『つーランド』を作ったのです。もちろん、引っ越すのもつーが先。こんぶは1日母に託して、新居へ来たときには既につーがいる状態を作りました。
つーとこんぶが同じ空間にいることで、少しずつ状況も変わりました。つーはこんぶが大好きです。顔を覗くとニコニコでした。
それからはあっという間で、つーとこんぶの距離が縮まって、サークルにこんぶが入り込んで遊ぶようになったのです」

こんぶくんはつーちゃんの声が聞こえると覗き込んでいた

つーちゃんとこんぶくんの仲が深まって撮影されたのが、冒頭の写真です。

「お互いに、とくに何かをしていたわけではないです。ただ、つーが声をあげればこんぶが穴から様子を覗き、奥の窓辺へ行くついでにも覗いていたのです」

そんなこんぶくんの見守りには、感謝することも多いといいます。

「私がうたた寝をしてしまったときは、こんぶがつーの相手をしてくれています。朝方のつーが寝室で寝ている時間に私がキッチンで作業をしているときも、つーの泣き声に気づいたこんぶが部屋の前で待っていてくれるのです。
つーの手荒いスキンシップにも耐えてくれるので、とても助かっています」

日々、関係が深まるつーちゃんとこんぶくん

そんなつーちゃんとこんぶくんの関係は、日々深まっているようです。

「最近はおやつを一緒に食べています。最初はこんぶがおりこうに待っているのですが、つーが2口くらい食べるとこんぶに『どーぞ』とあげてしまうので、『誰のオヤツ?』という状態になっています。
先日は10日間ほどつーと実家へ帰っていたので、また元の関係に戻らないか心配したのですが、大丈夫でした。つーは、こんぶがいるとご機嫌です。つーの横にはいつもこんぶがいる生活。私はそんな様子を見ているだけで幸せです」

時間をかけて仲を深めていったつーちゃんとこんぶくん。これからもお互いの成長を見守り続けることでしょう。

取材協力:こんぶさん(@conbudashi0720)

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