目から鱗です!と会社後輩に言われた家事・育児と仕事を両立するコツ

2023/10/25

時短家事コーディネーターで整理収納アドバイザー1級の資格を持つkaehalonさん。
上の双子を産んで育休明けに会社に復帰した際にはほとんどいなかったワーママが、この10年で一気に増えたそう。それだけ世の中も会社も子育てしやすい環境に変わってきたというのは素直に嬉しいところ。それでもやっぱり家事・育児と仕事を両立するというのはとっても大変なことですよね。

今回は、そんなkaehalonさんが会社の後輩ママから「仕事と家事・育児を両立させていくコツを教えてください。」と相談され答えた「仕事は人の1.5倍やる」というコツ。どうして仕事を人の1.5倍やるのが両立のコツになるのか教えてもらいましょう。

子どもが3人いる多忙なワーママ目線で、暮らしをラクにする情報を発信する時短家事コーディネーター。整理収納アド...

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仕事の先取りをする

いつ子どもの発熱や用事で休むかわからないから仕事量はセーブするという考えもあると思います。実際いつ子どもが事由でお休みが発生するかは予測できません。だからこそ、自分の持つ仕事量をセーブするのではなく人の1.5倍の仕事をして常に仕事を先取りするようにします。

仕事の先取りは場合によっては修正が多くなり人によっては無駄と感じることもあり得ますが、先取りした分二度目は確実に業務のスピードが上がります。そして先に進めておいた分急なお休みでも仕事を遅れさせずにすむのです。

効率改善を習慣にする

人の1.5倍の仕事を普通に持っていたら仕事は当然回らなくなってきます。だからこそ1.5倍の仕事を持てば、要らない工程や仕事は省略する習慣がつきます。人と同じ方法で仕事をするのではなく、いかに短時間で同じ仕事ができるかを考える効率改善の習慣が身に付きます。

また大きな改善には必ず人との折衝が必要になるので、人・他部署と調整することも、人を巻き込み、頼ることも少しずつできるようになってきます。効率改善ができ、人と調整ができるようになれば1.5倍だった仕事はいつの間にか1.0倍以下に調整できるようになっていくのです。

自分で自分の仕事を認める

いつ休むかわからないからこそ、迷惑をかけることのないように人と仕事を共有しておくことは大切です。ですが誰とでも代わりがきく人材になるというのはまた違うと思うのです。自分の仕事が誰にでもできることだと思うと、自分に自信を持つことができません。そうなると心が下を向いた時人に迷惑をかけるから辞めた方が良いのでは?と自分で自分を追い込んでしまう結果に。

だからこそ人の1.5倍の仕事をして知識量を増やし、代えのきかない人材になることを目指します。それは自分が会社にとって有益な人材であると自分で自分を認めるために必要なことなのです。

仕事を人の1.5倍すると身につくこと

どうして仕事を人の1.5倍やるのが家事・育児と仕事の両立のコツになるのかをご紹介しました。仕事を多めに持って決まった時間に仕事を終わらせて帰ろうと思えば、自然と仕事の先取りをする習慣、効率改善をする習慣、人と調整する習慣が身につきます。また自分で自分が必要な人間だと認めてあげることができるようになります。

だからこそ会社でも意見が言えるようになりますし、耳を傾けても貰えるようになります。そこで得た能力は間違いなく家事効率、家族を巻き込んでの家事シェア、ママ友たちとの育児シェアにも生きてくることを実感できると思います。

■執筆/kaehalon…子どもが3人いる多忙なワーママ目線で、暮らしをラクにする情報を発信する時短家事コーディネーター。整理収納アドバイザー1級の資格も持ち、忙しいながらもスッキリと過ごす暮らしぶりが人気。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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