40代半ばは無理はしない!家事効率が1/2以下でも家が回っていくコツ
2024/09/30
30代は体力はあるけれど時間がなくて余裕はなし。子ども達が成長するにつれ少し余裕が出てきましたが、40代半ばとなると体調も気力もイマイチ。1時間も家事をしたらぐったりしてしまいます。
時短家事コーディネーターで整理収納アドバイザー1級の資格を持つkaehalonさんは、それでも家事貯金のおかげで毎日問題なく過ごせているのだそう。
そこで今回は、kaehalonさんが40代前半までにぜひ貯めておきたい家事貯金を3つご紹介します。
家事貯金1.掃除
便利家電の導入
購入をする際に調べたりする手間や金銭的負担はあるものの、掃除にかける時間を減らすという意味で本当に導入しておいて良かったと思うのがロボット掃除機とハンディ掃除機。
ロボット掃除機は朝セットしておけば、起きた時点で床が綺麗になっているので掃除の手間を最小にしてくれます。床に物を置かないようになるので散らかり防止にも一役かっています。ハンディ掃除機は、手軽に掃除ができるので気になった箇所だけサッと掃除を手早く行うのに便利。どちらも掃除の手間と時間を大きく削減するのに役立っています。
ついで掃除
掃除時間が長いと辛くなってしまうので習慣化していて良かったのがついで掃除。歯を磨くついでに洗面シンクを洗う、家から出るついでに玄関を掃く、お皿を洗うついでにシンクを洗うなど毎日の行動の延長線上に掃除を行う習慣をつけたので無理なく掃除を行えています。
予防掃除
汚れをためてしまうと後からの掃除は本当に時間がかかります。そこで玄関や洗面所の壁には保護シートを貼ったり、冷蔵庫やキッチンフードの上にはラップを敷いたり、冷蔵庫のポケットにはキッチンペーパーを敷いたり、カビが発生しそうな場所にはカビ汚れ防止マステを貼ったりして汚れが溜まるのを防止。予防掃除をしておくと、掃除のやる気が起きずしばらくほったらかしにしても大丈夫なので助かっています。
家事貯金2.洗濯
ハンガー収納
洗濯物畳みを最小限にしたいと思って導入したのがハンガー収納。ハンガーで干して、乾いたらそのままクローゼットにしまうので非常に楽ちん。どんどんズボラになっていって今ではパジャマもハンガー収納しているくらいです。
家事シェア
洗濯は、洗濯機に入れてスイッチを押すまでは主人の仕事、洗濯機から出して干すのは私の仕事、そして洗濯物を片付けるのは中学生の双子の仕事と平日は完全に分担しています。そのおかげで、1人にかかる時間は10分未満。家事シェアをしておくと、全体量と時間を減らすことができ、無理な日は変わって貰えるので助かっています。
家事貯金3.片付け
定位置
片付けを一番楽にしてくれる方法は家族が物の定位置を把握していることです。どこに物を置くかをわかっていれば戻すのも簡単。30代に家の収納のほとんどを見直したので、今は新しい物が家にやってきた時や子ども達の成長に合わせて微調整をしていくだけ。家が大きく乱れていかないのは物の定位置が決まっていて片付けに手間がかからないおかげです。
家事効率が1/2以下でもおうちを回していくには?!
40代も半ばとなると、気力と体力のどちらかが陰ると連動してもう片方も落ちてしまいます。そうなると何にもできない!なんて日も発生します。それでも仕事も家事もやらないと回っていきません。毎日を快適に過ごすためにやらなくてはいけないことを、どのように短時間で終わらせることができるのかがポイントに!
便利なものは積極的に取り入れる、頼れるもの(人・物)には頼る、苦にならないように日々の生活習慣に取り入れる、ルール・仕組み作りをしておくと何もできていなくてもなんとかおうちは回っていきます。いつまでも全力疾走は無理。動けるうちにぜひ自分に合った家事貯金を進めてみてください。
■執筆/kaehalon…子どもが3人いる多忙なワーママ目線で、暮らしをラクにする情報を発信する時短家事コーディネーター。整理収納アドバイザー1級の資格も持ち、忙しいながらもスッキリと過ごす暮らしぶりが人気。
編集/サンキュ!編集部