アイリッシュウイスキーおすすめ人気30選《2024》魅力や選び方、飲み方まで解説！

アイリッシュウイスキーは、アイルランドで蒸留されるウイスキー。ピート（泥炭）を使用しないためクセがなく、飲みやすいものが多いのが魅力です。

この記事では、アイリッシュウイスキーの魅力や特徴・選び方を詳しくまとめました。おすすめのアイリッシュウイスキーもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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アイリッシュウイスキーとは？どんな魅力・特徴がある？

アイリッシュウイスキーは、文字どおりアイルランドで作られるウイスキー。材料や製法については厳密に決まっていて、「蒸留したスピリッツ（原酒）をアイルランドで3年以上熟成したもの」のみが「アイリッシュウイスキー」と名乗ることができます。

アイリッシュウイスキーの特徴は、雑味がなく軽快でスッキリした味わいであること。アイルランドの蒸留所では、ウイスキーの原材料である大麦麦芽を乾燥させる際、ピート（泥炭）を使用しません。そのためアイリッシュウイスキーにはピート由来のスモーキーさがなく、初心者でも口にしやすいといわれています。

またアイリッシュウイスキーには、スコッチのように樽の材質や穀物の種類について特別な指定がありません。ウイスキーの風味は非常に多彩で、好みの味を見つけやすいのが魅力です。

参考：ジェムソン公式HP

アイリッシュウイスキーの選び方・ポイント

アイリッシュウイスキーはさまざまあって、選び方に迷う人も少なくありません。好みの味を見つけるには、どのようなポイントをチェックすればよいのでしょうか？アイリッシュウイスキーの選び方をご紹介します。

種類で選ぶ

アイリッシュウイスキーを大別すると、以下の4種類があります。それぞれの特徴を踏まえ、好みに合う種類を選びましょう。

■ポットスチルウイスキー：大麦やライ麦、小麦などを使ったウイスキー。単式蒸留機（ポットスチル）で3回蒸留する
■モルトウイスキー：大麦麦芽のみを使用するウイスキー。単式蒸留機（ポットスチル）で3回以上蒸留する
■グレーンウイスキー：ライ麦、小麦などの穀類を主原料とするウイスキー
■ブレンディッド：複数の原酒をブレンドしたウイスキー

ポットスチルウイスキーはアイリッシュウイスキーにのみ存在するウイスキー。複雑で繊細な味わい＆クリーミーな風味を楽しめます。一方モルトウイスキーは、華やかな風味と優しい口当たりが特徴。どちらも蒸留所の個性が出やすいので、ウイスキー通の方やプレゼント用に最適です。

グレーンウイスキーは、大麦以外の原料をメインとするウイスキー。味わいは使用する穀物に由来しますが、あっさりした飲み口のものが多く見られます。またブレンディッドウイスキーは、複数の原酒が配合されたウイスキー。ポットスチルやモルトウイスキーほどの強い個性がなく、バランスの取れた味わいです。

グレーンウイスキーやブレンディッドウイスキーは、味わいや風味が多種多様。安価なものも多いので、気軽にウイスキーを楽しみたい人はぜひチェックしてみてください！

飲み方に合うものを選ぶ

ウイスキーの飲み方は、以下のいずれかが一般的。

■ストレート：常温のウイスキーをそのまま飲む
■ロック：氷の上にウイスキーを注いで飲む
■水割り・ハイボール：ウイスキーを水やソーダ水で割って飲む

ストレートやロックで飲むのが好きな人は、風味や香りの個性が豊かなアイリッシュウイスキーがおすすめです。一方水割り・ハイボールでウイスキーを楽しみたい人は、軽快でキレのあるアイリッシュウイスキーが冷水やソーダ水と好相性。爽快感が増し、スッキリといただけます。

飲み方にマッチした味わい・口当たりのアイリッシュウイスキーをチェックしてみてください。

熟成期間で選ぶ

アイリッシュウイスキーの熟成期間は、最低3年です。フレッシュでフルーティな味わいを好む人は、熟成期間3年のものを選択しましょう。

一般に、熟成期間が長くなるほどウイスキーの風味や味わいが濃厚になります。アイリッシュウイスキーの個性を楽しみたいなら、熟成期間10年以上のものから好みの味を探してみてはいかがでしょうか。

ただしアイリッシュウイスキーの中には、異なる熟成期間の原酒を混ぜたものも多数あります。熟成期間は、一つの目安としてくださいね。

蒸留所で選ぶ

アイリッシュウイスキーでは以下の蒸留所が人気。「どのアイリッシュウイスキーを飲むべき？」と迷ったら、これらの蒸留所のウイスキーをチェックしてみてはいかがでしょうか。

■新ミドルトン蒸留所：世界最大の単式蒸留器を保有していた、歴史ある蒸留所。近年はブレンディッドウイスキーが主流。おすすめは「イエロースポット」
■ブッシュミルズ蒸留所：アイルランド最古の蒸留所。伝統的な製法で作られるウイスキーは香りが豊か。おすすめは「ブッシュミルズシングルモルト 10年」
■クーリー蒸留所：アイリッシュウイスキーに新風を吹き込む蒸留所。失われてしまったブランドの復興にも注力している。おすすめは「カネマラオリジナル」

人気の高い蒸留所・有名な蒸留所は、味わい・品質ともに一定レベルが担保されています。定番の1本からスタートして、徐々にリサーチ範囲を広げていくのがおすすめです。

熟成樽の種類で選ぶ

ウイスキーの風味は、熟成に使われる樽の影響を大きく受けます。アイリッシュウイスキーを選ぶときは、「どの樽で熟成されたのか」をチェックしてみましょう。

例えば熟成にバーボン樽が使われたウイスキーは、濃厚な甘さとまろやかな口当たりが特徴。バニラやキャラメル、スパイスの風味を強く感じます。

またシェリー樽で熟成されたウイスキーは、華やかでフルーティな味わい。ドライフルーツの濃厚さがあり、やわらかな風味です。