気づけばどんどん増えていく、ガチャガチャなどの小さなおもちゃ。管理にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そのまま並べるだけでは置き場が際限なく広がっていってしまうし、ケースにまとめると探しにくかったり、パーツが迷子になってしまったり...。
そこでおすすめなのが、無印良品の「壁に付けられるアクリルディスプレイ コの字型」を使った"見せる収納"です。今回は、10年以上の完全ワンオペ育児で培ったラク家事アイデアを発信しているKota(コタ)が、このアイテムをくわしくご紹介します。

「壁に付けられるアクリルディスプレイ コの字型」とは?
「壁に付けられるアクリルディスプレイ」は、無印良品から昨年夏に発売された、ディスプレイ用のアクリル収納シリーズ。着脱工具と専用のピンがセットになっており、石こうボードの壁に簡単に取り付けられます。
ボックス型と棚があり、今回ご紹介するコの字型の棚は全4種類(価格はサイズによって異なり、税込み590円~990円)。幅は約22cmと44cm、奥行きは約6cmと12cmから選べます。高さはいずれも5cm、耐荷重は約500gと小物を飾るのにぴったり。
取り付けに使う専用ピンは細く、外した後の穴は目立ちにくいとされていますが、賃貸の場合はトラブルを避けるためにも、事前に管理会社や大家さんに確認しておくと安心です。
推しポイント3つ
1. 買いやすい価格+手に入れやすい
魅力のひとつは、価格も手に入れやすさもちょうどいいところ。
たとえば、同じ無印良品の木製「壁に付けられる家具棚」は、2,000円台からの価格設定。ディスプレイ用にいくつもそろえるとなるとハードルが高めです。
一方で「壁に付けられるアクリルディスプレイ コの字型」は、一番大きいサイズでも1,000円以下。飾り棚は複数組み合わせて使うことが多いので、手に取りやすいお値段はうれしいポイント。
より手軽にそろえるなら100円ショップという手もありますが、商品の入れ替えが早いため、売り切れたり廃番になる心配が。その点、無印良品のアイテムは継続的に買える安心感があります。店舗数が多く、ネットで購入できるのも便利ですよね。
2. 省スペースで圧迫感がない
商品名の通り「壁に付けられる」から、床面積を削らずに収納を増やせます。また、奥行きが深いタイプでも12cmとコンパクトなので、空間への張り出しが少なく省スペース。収納を増やしても部屋が狭くなった印象がありません。
さらに、本体が透明で壁の色が透けるため、視覚的な重さを感じにくいのも特徴です。棚が主張せず、飾りが際立つのもうれしい効果。
3. 自由度が高い+出し戻しが簡単
ガチャガチャなどのおもちゃは高さや形がまちまちですが、奥行きさえ収まれば受け止めてくれる懐の深さも◎。手前に高さ2.5cmのストッパーがついていて、飾ったものが落ちにくいところも秀逸です。同じサイズを買い足したり、別のサイズと組み合わせたりすれば、レイアウトの幅がさらに広がりますよ。
また、出し戻しがしやすいのも魅力。子どもが使う場合は特に、並べて愛でるだけではなく、持ち出して遊んだり、新しいおもちゃを迎えてレイアウトを変えたりと、飾ったものを頻繁に動かしますよね。オープンタイプなら子どもでも出し戻しが簡単で、片付けもスムーズにできる...はず。
お気に入りは"見せる収納"で決まり!
迷子になりがちな小さなおもちゃたち。お気に入りはケースにしまうだけでなく、並べて飾れば愛着のわくコーナーが完成します。
無印良品の「壁に付けられるアクリルディスプレイ コの字型」は、そんな"見せる収納"にぴったり。しまう収納に限界を感じている方は、発想を変えて試してみては。棚の数をあらかじめ決めて、「細々したおもちゃはここに入るぶんだけ」とルールをつくってみるのも良いかもしれません。
アイデア次第で使い方が広がるアイテム。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
■執筆/Kota
元クルーズ船乗組員。狭い船室で、4ヶ月の乗船勤務をスーツケースひとつでこなした経験から、厳選したモノで心地よく暮らすヒントを発信。10年以上の完全ワンオペ育児で身につけた、ムリなく続けられる家事アイデアの紹介も得意としている。
編集/サンキュ!編集部