冬になると、入浴前後のお風呂が寒い問題が毎年ストレス…という声をよく聞きます。
我が家も同じで家族の入浴が続かないと室温も湯温も下がり、浴室と脱衣所の温度差が本当につらい。
身体を温めてリラックスするはずのお風呂なのに寒さゆえ億劫になるなんてもったいない!
そこで今回は整理収納アドバイザーNaomiが実践して効果を感じた少しの工夫でできる冬のお風呂あったか対策をご紹介します。
- 小窓の冷気は100均グッズでシャットアウト!簡単二重窓!
- 浴室のフタをしっかり活用して湯冷め防止&追い炊き回数を減らす
- 脱衣所の寒さは「持ち込み型」で回避。マグネット棚活用!
- 大がかりなリフォームなしでもちょっとした工夫で冬のお風呂の寒さを軽減!
小窓の冷気は100均グッズでシャットアウト!簡単二重窓!
浴室に小窓がある家、多いですよね。
通気性はいいけれど、冬はここから冷気が入り込んでとにかく寒い!
そこで試したのが100円均一のプラスチック板+筒で作る簡易窓。
材料はすべて100均でOK!
プラ板を窓サイズに合わせてカットし、筒型のクッション材を枠にして押し込むだけの即席「二重窓」です。
「工具いらず」
「取り外しが一瞬」
「お風呂の使用後は簡単に外して換気できる」
「コストは最小限」
見た目も意外とスッキリで、これだけで冷気の入り方が本当に変わります!
浴室のフタをしっかり活用して湯冷め防止&追い炊き回数を減らす
夏の間は使用頻度が低いので、別の場所に置いていた浴室のフタ。
冬は節約&保温アイテムとして本領発揮。
「次の人まで時間があく時は必ずフタをする」
「こまめに閉めるだけで湯面から熱が逃げにくい」
「追い炊きの回数が減って節約にもつながる」
ちょっとしたことですが、体感温度もランニングコストもだいぶ違ってきます。
そして意外と知られていないのが、入浴中に換気扇を回してしまうと暖かい空気がどんどん外へ逃げてしまうこと。
冬はお風呂から出て身体を拭いた後に、換気扇をオンにする方が効率的です。
脱衣所の寒さは「持ち込み型」で回避。マグネット棚活用!
意外な盲点が脱衣所の冷え。
身体が濡れた状態で冷たい空気にあたるのが寒さの正体。
そこで浴室内にマグネット式の棚を設置してみました。
「バスタオル」、「下着」、「子どもの着替え」
これらを浴室内に持ち込めるようにすると、脱衣所で震えながら身体を拭いて着替える時間が激減。
身体の水滴を浴室内でさっと拭き取るだけでも、出た瞬間の寒さがぜんぜん違う。
マグネット棚は取り外しも簡単なので家族で高さを変えて使うのも便利です。
注意すべきは“シャワーがかからないところに設置すること!”です。
大がかりなリフォームなしでもちょっとした工夫で冬のお風呂の寒さを軽減!
●100均グッズで冷気をストップ
●フタで湯音キープ&換気扇オフで暖かい空気を逃がさない
●浴室内で身体の水分を拭き取る
冬のお風呂時間が少しでも快適になりますように…!
■執筆/Naomi
お金をかけずにちょうどよく暮らしを整えるのが得意な整理収納アドバイザー&ルームスタイリストプロ。趣味はリユースショップで掘り出し物を探すこと。
編集/サンキュ!編集部