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ワインのプロ「ソムリエ」になるには?資格の種類と取り方についてご紹介

2018/10/30【 ライフスタイル 】

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ホテルやレストランで、お客さまの好みや料理に合うワインを提案するソムリエ。最近では女性のソムリエ(ソムリエール)も増えているようですが、実際仕事をするためにはどんな資格が必要なのでしょう。今回はソムリエ資格の種類や取得のメリットについて調べてみました。

ソムリエの資格は種類が豊富

フランスやイタリアでは、ソムリエの国家資格がありますが、今のところ日本に国家資格はありません。その代わり、いくつかの民間資格があり、多くのワイン好きの人や食通の人たちがソムリエの資格を取得しています。

日本でソムリエ資格を発行している団体で、有名なのは次の2つ。

● 日本ソムリエ協会(J.S.A)
● 全日本ソムリエ連盟(ANSA)

どちらの団体の資格も、ワインの知識やソムリエのスキルを身につけるためのものですが、受験資格や取得後にどういった活躍をめざすかで選ぶ資格は変わってきます。早速1つずつ特徴をみていきましょう!

JSAソムリエ

最も知名度が高いといわれるのが、日本ソムリエ協会によるソムリエ資格です。受験資格は20歳以上で、アルコール飲料に関連した仕事を3年以上経験している人。ちなみに仕事とは、主にアルコール飲料を提供するレストランや、ワイン・酒類飲料の仕入れ、管理、流通、販売、製造などを指します。

1次試験では筆記試験、2次試験ではテイスティング、3次試験ではサービス実技が試されます。合格率は30%前後といわれているので、だれもが簡単に取得できる資格というわけではありません。独学でも受験はできますが、ワインスクールに通って知識・スキルを身につけてから試験に挑戦する人が多いようです。

・日本ソムリエ協会

JSAシニアソムリエ

シニアソムリエは、ソムリエの上位資格です。ワインや食に関してより専門的で幅広い知識が問われ、難易度はかなり高いと言えるでしょう。ただ単にワインの知識を覚えるだけでなく、積極的にレストランやワイン工場などに足を運んで情報収集をしたり、テイスティングスキルを磨くなど、受験する人はかなり高い意識を持って試験に臨むことが必要です。

・日本ソムリエ協会

JSAワインエキスパート

ワインエキスパートは、ソムリエやシニアソムリエと同じく日本ソムリエ協会が主催する資格です。ソムリエ、シニアソムリエの資格はアルコール飲料に関する仕事をしていないと受験資格ができませんが、ワインエキスパートは20歳以上ならだれでも受験することができます。

ここ最近、趣味レベルでワインをたしなむ人が増えてきたため、1996年にこの資格が登場しました。試験の内容はソムリエの資格試験と共通する部分が多いため、合格するとワインに関してはソムリエと同等の知識・スキルがあることの証明になります。

・日本ソムリエ協会

JSAシニアワインエキスパート

こちらはワインエキスパートの上位資格です。JSAワインエキスパートの認定資格を取得後5年目を迎えていることと、30歳以上であることが受験の条件。プロとしてではなく、あくまでも一般のワイン愛好家として、ワインの奥深い知識とスキルを身につけたい人が挑戦する資格です。

・日本ソムリエ協会

ANSAソムリエ/ワインコーディネーター

全日本ソムリエ連盟が発行するワインの資格。受験の申し込み時に「ソムリエ」、「ワインコーディネーター」、どちらの呼称名をもらうかを選ぶことができます。一般的に、レストランなどでお客さまにワインを提案する機会が多い人はソムリエ、アルコール飲料の販売や仕入れに携わる人はワインコーディネーターを選ぶ傾向にあるようです。この資格の魅力は、職歴や経験を問われずにチャレンジできるところ。

取得する方法は、【通信コース(試験なし)】、【在宅受講・受験コース】、【2日間集中受講・受験コース】がありますが、受講にかかる費用や期間も異なるので、自分に合った勉強スタイルで取得をめざしましょう。

・全日本ソムリエ連盟

取得方法の一例:「J.S.Aソムリエ資格」の場合

日本ソムリエ協会、全日本ソムリエ連盟それぞれの資格をご紹介しました。飲食業界で最も名が通るのは、日本ソムリエ協会が発行するソムリエ資格といわれています。今後ソムリエとして活躍したいと考えているなら、J.S.Aソムリエの資格を取るのがおすすめ。

ただし、受験には職歴や経験が必要になるので、まずはアルコール飲料を提供するレストランなどで働いて、ある程度の経験を積みましょう。

【J.S.Aソムリエ資格試験】
・ 受験資格
<一般>20歳以上で、下記の職務経験が通算3年以上あり、1次試験日にも従事していること。
<会員>20歳以上で、日本ソムリエ協会の会員として2年以上経過している人の場合は、下記の職務経験が通算2年以上あり、1次試験日にも従事していること。
◎アルコール飲料を提供する飲食サービス
◎アルコール飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造
◎アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務

・受験料
<一般>2万5440円
<会員>1万7210円
※ 1次試験から受験する場合の受験料です。

・試験日程・・・・・・年1回開催(1次試験:8月中〜下旬、2次試験:10月中〜下旬、3次試験:11月上旬)
※ 試験日はその年によって異なります。

・試験内容
1次試験:筆記試験
2次試験:テイスティング、論述試験
3次試験:サービス実技

・主催している団体・・・・・・一般社団法人 日本ソムリエ協会

ソムリエの資格はどういかす?

多くのソムリエは、ワインを豊富に取りそろえているレストランやホテルのバーなどで働いています。主な仕事は、お客さまの好みや料理内容を踏まえて、そのときに最適なワインを提案すること。

ワイン・料理の専門的な知識はもちろん、お客さまをもてなす心がけとスマートな立ち居振る舞いも、ソムリエには大切です。華やかな職業と思われがちですが、ワインの仕入れや品質管理、ワインの情報収集など、お店の裏側での業務も多いと考えておきましょう。

ソムリエ資格を取得すると、お店側からワイン全般の業務を任されたり、お客さまからもワインや食のプロとして信頼されるなど、仕事の幅も楽しみもぐんと広がりそうです。

まとめ

ソムリエ資格はだれもが簡単に取れるものではありませんが、持っていると飲食店ではとても重宝される資格です。今後ソムリエとして仕事をしていきたいと考えている人は、現場で経験を積みながら、ぜひ資格取得にチャレンジしてみてください!

文/有馬未央(KIRA KIRA)
構成:サンキュ!編集部

※記事の内容は2018年9月時点のものです
※記事内でご紹介しているリンク先は、削除される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

参考文献・参考サイト

『資格取り方選び方全ガイド2019』高橋書店

■日本ソムリエ協会

■全日本ソムリエ連盟

■一般社団法人 日本ソムリエ協会

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