【オラクルカード占い】どうしても許せない人やできごと、どうしたらいい？

日々、生活していると、人間関係や家族のこと、お金、健康、自分自身のこと……さまざまなことに悩まされるものです。そんなとき、オラクルカードに解決のヒントをもらってみてはいかがでしょう？

ライフスタイル誌や生活情報誌の記事を数多く手がけ、ヒーラーとしてカードリーディングも行っている田谷峰子さんに教えてもらいました。

今回のテーマは「どうしても許せない人やできごとがある」です。

オラクルカードとは？

オラクルカードの「オラクル」とは、「神託」や「お告げ」を意味します。

今回使用するのはエンジェルカード。天使からのメッセージが詰まったオラクルカードで、絵柄が美しく、怖がらせたり否定したりするカードがないのが特徴です。

天使と繋がり、知りたいことや聞きたいことを心に思いながらカードを選び、そのカードからメッセージを受け取ります。

今日、カードを通して天使が送ってくれるメッセージは何でしょう？

では、カードを選びます

今回は、「今日この記事を読んでくださっている方たちに、今必要なメッセージを教えてください」と天使に訪ねながらカードを選びました。

Forgiveness～許し～

出てきたカードは「Forgiveness～許し～」です。

今現在だけでなく、過去を振り返ってみても、「どうしても許せない」と感じる人やできごとは、多かれ少なかれあるものです。思い出すだけでイライラしたり、悔しい気持ちでいっぱいになったり……。

そんなときどうしているでしょうか？気を晴らすために甘いものを食べたり運動したり、だれかに愚痴ったり、思い出さないように気持ちにふたをしますか？それとも脳内で相手をボコボコにしたり、写真や人形にクギを刺したりするでしょうか？それで気持ちはスッキリするでしょうか……？

このカードを通して天使は、「怒りの代償はとても高い」ことを伝えています。

では、どうしたらいいのでしょう？

「許す」ということは、“あなたのとったひどい行動を許す”のではなく、“あなたのとった行動で傷ついた心を引きずることを私はやめる”ということだと、いっています。

「許せない」という思い、怒りを感じているということは、その前に深く傷つき悲しんでいるということです。

傷ついた心を抱え続けるということは、心は傷ついたままであり、心に傷をつけるのは、自分自身に罰を与えていることと同じです。

許せない人やできごとを許す必要はない

きっとここまで「許せない」と感じているからには、あなたが怒るのはもっともなことである、というのは、このカードを差し出してくれた天使もわかってくれています。

自分を傷つけた許せない人やできごとを許すのではなく、“自分自身を許す”なら……？
きっと進んで「許したい」と思うでしょう。

そして、“傷ついた気持ちを引きずるのをやめること”を、自分自身に許可する＝許していくと、いずれ自分を傷つけた許せない人やできごとのことなど、すっかり忘れたり、どうでもよくなってくる瞬間が訪れます。

それでもどうしても、自分自身を許すこともむずかしいと感じる場合は、「傷ついた気持ちを捨て去れるように」と天使にお願いしてみましょう。

もしもなにか「許せないな」と思うことがあったら、このカードのメッセージを思い出してみてください。

自分自身を許すことで、限りある人生のより多くの時間を安らかにすごすことができますように♪

■監修・執筆／田谷峰子さん（minex）
ライフスタイル誌や生活情報誌のライター業に携わるなかで、毎日をもっとハッピーな気持ちで生きるにはどうしたらいいか？を探求。スピリチュアルな世界を学び、ヒーラーとしても活動開始。見える世界と見えない世界の両方から、自分らしく楽しくハッピーに生きるためのヒントやアイデアを発信します。